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更新日:2021年6月2日

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災害の経験に学ぶ「仙台市職員間伝承ガイドブック」を作成しました(質疑応答)

令和3年6月1日

質疑応答の内容

Q1

この伝承ガイドブックなのですけれども、これまでも職員の方々、伝承には取り組まれてきているのかなと思うのですけれども、このガイドブックを作ったことがどういうところで画期的なのか、これまでの伝承とは何が変わってくるのか、どう効果的なのかというところを改めて教えてください。

A1

まず、あの震災の経験と教訓を伝えるということで取り組んできています。もうあの状況を経験した職員で退職された方も随分おりますし、また経験していない人たち、職員も随分増えてきていますから、その間でどういうふうに伝えていくのかということは重要だと思っております。加えて起こり得る災害というのはいろんなケースがあるのだと思いますし、法令も逐次変わっているものもございます。それらも含めて適切にそしてまた迅速な対応ができるようにということが重要だと思っておりまして、それをもとにガイドブックを作成いたしたところでございます。

 

Q2

つまりこれができることによって、なぜそういったところ、迅速にそういう効果がより望めるのかというところを教えてください。

A2

具体的にということですか。

 

Q3

これまでの伝承とはどう伝承の仕方が変わるのかというか、これを作ったことによってなぜ望ましい効果が得られるのかというところ(です)。

A3

これまでも職員の間でいろいろと取り組んできましたけれども、それをさらに広げる必要があると思っています。先ほど申し上げましたように災害の種類もさまざまですし、法令も逐次変わっているところもあります。それらを捉えた上で対応できるように全庁で対応できるようにという気持ちでeラーニングも庁内LANに載せていつでも確認できるようにさせていただきましたほか、研修会なども開催させていただいて、とにかく全庁挙げて災害対応に迅速に対応できる組織風土、これを醸成していきたいということがまず1つです。

 

Q4

他の自治体への提供というふうに書いてあるのですけれども、それはどういった形で提供するのでしょうか。ホームページへの掲載ということなのでしょうか。

A4

(震災メモリアル事業担当課長)

これまでもこの部署では災害が起こった都市について記録誌の提供という形での情報提供を行ってきたところでございます。今後もそういった災害が起こった自治体に対して情報提供ということでこのガイドブックを提供するというのが1つ。あとはこれまでも他都市と連携して研修会などを開催してきた実績もございますので、そういう際にこのガイドブックを活用することで考えてございます。

 

Q5

具体的にどこの市からとか提供の依頼があったとか、それから予定があるとかというのはありますか。

A5

(震災メモリアル事業担当課長)

現時点ではまだ特に具体的な提供というのは決まってございません。

 

Q6

そうするとその記録誌を提供してきた自治体とこれから一緒に活用していくことを予定しているみたいな感じですか。

A6

(震災メモリアル事業担当課長)

これまで提供してきた自治体には今回も情報提供はしたいと考えてございます。