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更新日:2022年9月1日

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青葉通仙台駅前エリアでの社会実験を行います(質疑応答)

令和4年8月31日

 

質疑応答の内容

Q1

社会実験ですけれども、当初、広場化とかそういう話もあったと思うのですけれども、そことの関連性についてまず認識をお伺いしたいのと、あとやはり(仙台)駅前、先ほども仙台の顔、東北の玄関口というお話もありましたけれども、旧さくら野百貨店(の建物)もまだそのままになっているということで、仙台の顔の重要性、あと今後やはりどういうまちづくりをしていかなければいけないのかというお考えをお聞きできればなと思います。

A1

まず、今ご指摘をいただきました全面広場化というふうなことも目指しているということを申し上げたというふうに思います。今回は青葉通まちづくり協議会からの広場化のご提案があって検討をスタートさせたものですけれども、その後市民の方々をはじめさまざまなご意見を頂戴してまいりました。今回、実験を実施することになったわけなのですけれども、実験の結果、検証をしたり分析をしたりして関係者の方々と意見も伺って闘わせながら、広場化ということの可能性も含めて課題ですとか将来のこのエリアの在り方について検討を進めていくべきなのだろうというふうに思います。今回の実証実験というのはそのための第一歩であるというふうに認識をしているところです。それから旧さくら野エリア地区についてのお尋ねがございました。再開発に向けての検討が進められていて、本市としてもその検討の場に参加をして事業化に向けた関係機関との協議調整などさまざま支援を行っているところです。いずれにいたしましても、それらがしっかりと形になってみないと何とも言えないところですけれども、しかし、皆さま方が期待をされているようにあのエリアというのは東北の玄関口でもあるわけです。仙台の顔でもあるわけです。そこをどのようにつくっていくのかということ、とても重要だというふうに思っておりますし、また道路空間をどのように生かしていけるのか、そして、仙台市民の皆さま方もあるいは仙台市外からおいでになられる方々も、ああ仙台ってこういうところかということを感じていただけるような、そういうエリアにしていかねばならないと思っておりますし、また市内全域に対して回遊性をどのようにつくっていけるのかも含めて検討していかなければならない核となるところだというふうに思っております。将来に向けては、この都心、各エリアの魅力を競い合うようにして、とりわけ仙台の駅前のエリアというのは、この実証実験を第一歩として皆さま方に誇りに思ってもらえるにぎわいの中心になるようなところにしていきたいというふうに思います。

 

Q2

かなり、内容が多岐にわたっているかと思うのですけれども、実施主体の市として一番力を入れているというか、注目しているのはどの辺なのかということを教えてください。

A2

今回、まず第一歩だというふうに先ほど申し上げました。この間、先ほども申し上げましたけれども、協議会の皆さま方とさまざまな議論を進めた上で取り組みを進めてきたものです。本市としてどこに力を入れるのかということですけれども、まずは道路規制をさせていただくという市民の皆さま方にもある意味でご不便をおかけするような実験になるところですけれども、実験を通して、どのようなメリットがありあるいはデメリットが生じるのかを見ていくという、そこを第一のことですから、そこをやっていくということであります。どこか中心にというと、全体的に協力し合っていくということになろうかと思います。とりわけここにというふうなことではないというふうに理解しています。

(都心まちづくり課長)

今回の実験の目的でございます。このエリアが将来、仙台の顔として多くの人を引きつけて他のエリアへと導く回遊の起点としていきたいということでございまして、それには将来ビジョンの検討が必要になってまいります。この将来ビジョンの検討を進めるために、今回、道路空間の利活用の効果ですとか交通への影響、そして都心の回遊の創出について検証を行うということを目的として、今回実験を実施するものでございます。

 

Q3

他のエリアへ導く回遊性の起点となる将来ビジョンの検討とありますが、これは懇話会のようなものを設置するお考えなのでしょうか。

A3

(都心まちづくり課長)

現時点では、仙台駅前のこの青葉通のエリアのあり方検討協議会というものを昨年度設置をいたしまして、さまざま将来に向けての協議を行っております。まずはこの協議会の中で在り方を検討いたしまして将来ビジョンについて検討していきたいと。その後必要に応じて、他のエリアの方々とどのような連携ができるか、そういった協議もしていきたいと考えてはございます。

 

Q4

先ほど市長の方で、市内全域に関して回遊性をどのようにつくっていくかというような表現がありましたけれども、その回遊性というのが具体的に何を目指しているのかというところが、回遊性という言葉だけではちょっと分からなかったのでお伺いさせてください。

A4

歩いて楽しめるまちづくりというのも本市では進めているところです。そして本市の魅力ある地域というのはさまざまございますし、歩いて回るのみならず、公共交通も使いながらということもあるかもしれませんけれども、それぞれの魅力を磨き上げていく必要があるのだと思っていて、それぞれ取り組みがもう進んでいるところもございます。この(仙台)駅前のエリアについてはこのたびようやく(あり方検討)協議会での皆さま方のご意見が整って、このたびの社会実験に取り組むことになったわけです。これを踏まえて、魅力的なところをどんどんつくっていくということで、いろんな方々がそれこそ歩いても乗り物に乗ってもあるいはキックボードでもいいかもしれませんけれども、さまざまな形で魅力ある地域を巡っていただけるにぎわいのあるまちづくりに努めたいという思いでお話をさせていただきました。

 

Q5

この(仙台)駅前を中心に歩いて回れるような、他のエリアにも行けるような場所をきっかけとしてつくるということ(でしょうか)。

A5

歩いてというふうに初めに申し上げましたけれども、今回DATE BIKE(ダテバイク)のポートもつくらせていただくことになっています。DATE BIKE(ダテバイク)での回遊、周遊というのも可能なような、つまりは徒歩だったり乗り物だったり、いろんな意味で魅力的なところを巡り歩いてもらえるようなまちづくりを進めたいということをお話ししたわけでございます。