令和4年8月31日

このたび、青葉通仙台駅前エリアにおいて、大規模な社会実験を実施することとなりましたのでお知らせをいたします。

青葉通仙台駅前エリアでは、東北の玄関口として、このエリアならではのにぎわいや魅力を生み出していくことを目指し、現在、市民や事業者の皆さま方と連携をしてさまざまな取り組み、検討を進めているところでございます。今回の社会実験はこのエリアの将来像を描くための1つの試みとして、青葉通りまちづくり協議会の皆さまと協力をして行うものでございます。実験の結果につきましては、このエリアが仙台の顔として多くの人をひきつけ、他のエリアへと導く回遊の起点となるための、将来ビジョンの検討につなげてまいる考えでございます。

社会実験の期間は9月23日（金曜日）から10月10日（月曜日）までの18日間です。仙台駅前青葉通りの一部を交通規制をし、芝生やテーブル、ストリートピアノなどを設置するほか、ボッチャ体験や子どもの遊び場など、さまざまなイベントを開催する予定でございます。さらにDATE BIKE（ダテバイク）のポートを設置いたしまして都心部の回遊性を高めるほか、沿道の関係者と連携をした取り組みも行ってまいります。

ぜひこの期間中、青葉通りに足をお運びいただきまして、新しいまちなかでの過ごし方を体験していただきたいと思います。実験の期間中は交通規制などによって市民の皆さま方にご不便をおかけする面もございますけれども、ぜひご理解とご協力を賜りますようにお願いを申し上げます。

今回の社会実験を契機にいたしまして、公共空間と沿道との一体的な活用に向けたハード面の整備と、まちづくり活動などソフト面の取り組みとの相乗効果を生み出して、このエリアならではの魅力、また都市ブランド力の向上を図っていきたいと考えております。

 

仙台市長　郡　和子