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更新日:2023年5月24日

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「グリーンビルディングの整備を促進するための方針」に基づく第1号案件を認定します(質疑応答)

令和5年5月23日

 

質疑応答の内容

Q1

認定に至る経緯のところで市長の裁量がどこまで入ったのか、正直分かりかねる部分はあるのですが、「グリーンビルディングを整備する促進のための方針」の中では、地球温暖化対策や緑化の推進など7項目を挙げております。先ほどの市長の説明で、環境配慮の概要のところでは並列で何点かありますけれども、7つのうちどこを特に評価した、ここの取り組みがよろしいので認定に至ったというふうに市長は考えていらっしゃるのでしょうか。

A1

この方針に基づいてグリーンビルディングについて認定をし、大変素晴らしい計画を出していただいているものと思います。先ほども申し上げましたけれども、自然環境を重要視していただく、あるいは省エネにずいぶんとご貢献をいただける、そしてまた日影(ひかげ)などにも配慮いただける等々、いろいろな取り組みについて実施していただける計画だというふうに認識をしております。そういう意味では、都心部の大型の再開発事業の中で、こういうふうに2つのビルが認定をされ環境アセスメントを省略しながら事業に取りかかれるということは、早期の仙台の新しいまちづくりにつながるわけでして、これも大変うれしく思ったところです。

 

Q2

そうすると評価の中ではどこが大きい・小さいとか、そういったところはないという受け止めでよろしいですか。

A2

そうですね。なべていい取り組みをしていただけるというふうに認識をいたします。

 

Q3

(せんだい)都心再構築プロジェクトに関連して、建て替え促進の助成金でありますとか高機能オフィスを整備したときの容積率の緩和などの各種支援策は本年度までの期限となっております。ただプロジェクトの計画はまだまだ長く、延長というのか更新というのか、必要だと思うのですけれども、市長はどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。

A3

第1弾、第2弾とプロジェクトを推進させてきたところですけれども、まだまだ実現に向けた取り組みというのが多くないのも事実でございます。そういう意味では、さらに建て替えですとか高機能オフィスの整備が民間の方々でやりやすくなるように取り組みを進めていく必要があるのだろうなというふうに思っています。事業者の方々からの相談も多く寄せていただいているというふうに聞いておりますので、その内容を精査しながら、新たなニーズの把握、分析をした上で、今後どのような施策展開ができるのかについても考えていく必要があろうなと思います。

 

Q4

民間の誘導を促すためには早めの情報発信が必要だと思いますが、いつ頃までに方針を改めて示すお考えでしょうか。

A4

どうでしょうか。どのような施策展開が有効になるのか鋭意検討を進めてまいりたい。

 

Q5

環境アセス免除ということで、具体的にどういった作業が免除されて1年(から1年半程度)短縮になるのかということを教えていただきたいのですが。

A5

環境アセスを評価するのにいろいろな作業も必要になってくるので、それがなくなるということです。

(環境企画課長)

こちら(環境)アセスの手続きが全般免除されるということになりますので、アセスの手続きが全てこちらは適用にならないということとなります。アセスの方は、方法書の手続き、準備書の手続き、評価書の手続きという段階を踏んで、その都度、アセスの審査会という専門家の先生方で構成されるそちらの方で審議をいただきながら助言などをいただいた上で、環境影響に与える、そういったところの項目などを選定して予測評価するというような手続きでございますが、そちらの手続きが免除されるということとなりまして、こちらのグリーンビルディングの方針の中で求めているCASBEE(キャスビー)と言われる、そちらの方で最高ランクの評価を取得してもらうという、そこのところをもってアセスの手続きの代替の手法というような形で環境配慮を確保するというような手続きとなってございます。

 

Q6

CASBEE(キャスビー)というのはどこで評価するものでしょうか。

A6

(環境企画課長)

国土交通省が支援しながら作っているこちらの方針となりまして、こちら財団法人建築環境・省エネルギー機構というところ、第三者機関、こちらの機構の方で評価の手続きを行っているというような内容でございます。

 

Q7

まずそこでCASBEE(キャスビー)が通れば、今回の市の制度というのは必ず通るということでいいのでしょうか。

A7

(環境企画課長)

こちらの手続きでございますが、まずこちらの評価の項目というものが公表されていますので、まず事業者の方で自主評価の手続きで、まず自らこちらの評価に基づいて最高ランクが取得できるかどうかを評価していただくという内容となっておりまして、その後、実施設計の段階でこの財団法人の機構の方で評価をしてもらい、そこで第三者の立場から見たときの評価としてもSランクという最高ランクが取得できているかどうかを確認するという内容でございます。

 

Q8

その段階を経て市で認定ということになるのですね。

A8

(環境企画課長)

協定の手続きということで、先にこちらの評価で最高ランクを取得をしますというところの約束の部分で協定を締結いたしまして、そこで認定を事前に行います。その上でこちらの実施設計段階で、先ほど申しました機関の方に申請をしていただいてSランクを取得していただくというところで確保するという内容でございます。