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更新日:2023年5月24日

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「グリーンビルディングの整備を促進するための方針」に基づく第1号案件を認定します(発表内容)

令和5年5月23日

 

本市では、都心部において環境性能の高い建築物の整備促進を図るため、「グリーンビルディングの整備を促進するための方針」を定めています。このたび、この方針に基づく第1号案件を認定いたしますのでお知らせいたします。

グリーンビルディング制度は、「せんだい都心再構築プロジェクト」の施策の一つとして令和3年度に開始をいたしました本市独自の制度でございます。この制度のもとで認定を受けた大規模建築物については、環境アセスメントの手続きが免除され、工事着手までの期間をおおむね1年から1年半程度短縮することができます。環境アセスメントと同等の環境配慮と、新築や建て替えの迅速化の両立を図り、環境配慮型の建築物の整備を促進する仕組みとなっております。

第1号認定案件ですが、電力ビル街区の市街地再開発事業でございまして、2棟の高層ビルには高機能オフィスや商業施設、それからホテルなどが整備される予定です。エネルギー効率の高い機器の導入による省エネ化のほか、緑化を施した広場の設置、また景観や日影(ひかげ)の影響に配慮した建物配置など、さまざまな環境配慮を行う計画となっております。都心再構築プロジェクト初となります市街地再開発事業の案件でございまして、都心の新たなランドマークとなる大型事業が第1号のグリーンビルディング認定となることは、都心の機能向上とそれから脱炭素都市推進の両面から期待を寄せるところでございます。

今回の認定をきっかけといたしまして、他の大規模開発事業でもグリーンビルディング制度を活用いただけるよう取り組みを進め、環境にやさしい、杜の都にふさわしい魅力的な都市空間の創出に努めてまいりたいと思います。

 

仙台市長 郡 和子