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更新日:2023年5月16日

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G7仙台科学技術大臣会合を終えて(発表内容)

令和5年5月15日

 

5月12日(金曜日)から昨日14日(日曜日)まで3日間、G7仙台科学技術大臣会合が秋保地区で開催されまして、無事、成功裏に終了いたしました。「杜の都・仙台」を象徴する緑がとても美しいこの時期に、仙台・秋保へ皆さまをお迎えすることができたこと、大変嬉しく思います。

エクスカーションでは、震災遺構荒浜小学校など現地を視察し、最終日には次世代放射光施設「ナノテラス」をご覧いただきました。本市の復興の状況や、また科学技術を生かしたまちづくりについてアピールするとともに、参加された閣僚からは防災の分野における本市の先進的な取り組みについて高い関心が寄せられました。印象に残る経験をご提供できたのではないかと、そのように思います。

また、地元歓迎行事「アキウナイト」では、仙台・宮城・東北の食材やお酒のほか、すずめ踊りや地元秋保の田植踊(たうえおどり)などもご披露いたしました。大臣や各国代表団の皆さまにはすずめ踊りを一緒に踊っていただくなど、たいへん和やかな雰囲気に包まれました。2日間でおよそ140名の方々にご出席を賜りまして、仙台・東北ならではの心をこめたおもてなしをご堪能いただけたのではないかと思います。

開催に当たりましては、東北大学や経済界をはじめとする推進協力委員会の皆さま方、多くの方々にお力添えいただきました。市民の皆さま、特に秋保地区の皆さま、そして関連イベントを含めて語学ボランティアの方々など、本当にご尽力いただきました。皆さまのご協力があってこその成功であったと思っておりまして、改めまして心から深く感謝を申し上げます。

各国の方々からは、科学技術で地球規模の課題解決を目指す本市のまちづくりについて評価をいただくなど、国際社会に向けて仙台・東北のプレゼンス向上に大きく寄与する機会となりました。今回の会合を契機に、国内外からの投資や科学技術をテーマとした学会の誘致などにつなげてまいりたいと存じます。今後も、世界から選ばれる都市を目指して、グローバルな視野で、スタートアップ支援や、また環境、防災分野など各般の事業を展開し、その成果を仙台・東北の地域に波及させていく取り組みを推進してまいります。

 

仙台市長 郡 和子