令和5年5月9日

 

仙台・東北の若い方々からグローバルに活躍できるスタートアップ人材を輩出をするために、このたび人材育成プログラム「仙台グローバルスタートアップ・キャンパス」を立ち上げることにいたしました。今日から参加者の募集を開始いたします。

本市ではイノベーションや新たな雇用を生み出すスタートアップを今後の経済成長のエンジンと位置付けておりまして、世界に先駆けて社会課題を解決し、世界への飛躍を目指すスタートアップが連続的に生まれるエコシステムの実現を目指しています。その鍵となるのは次世代のイノベーションを担うグローバル人材の育成です。

「仙台グローバルスタートアップ・キャンパス」では、行政としては国内で初めてコーセラと連携をいたしまして、およそ100名の東北の若者の皆さん達に世界最先端のアントレプレナーシップ教育の受講の機会を提供いたします。さらにそこから選抜されました20名の方には、ハーバード・ビジネススクールのプログラム受講や、またアメリカのシリコンバレー、ボストンでの実地研修を通して、自らの事業アイデアの構築、磨き上げを行っていただきます。

またこのプログラムの実施に当たりまして、7名のアドバイザーをお迎えすることといたしました。東日本大震災以降東北に足を運んでくださっているハーバード・ビジネススクールの竹内教授、それからシリコンバレーでご活躍中で仙台出身の河合さんなど、そうそうたる顔ぶれです。こうした方々から助言を受ける機会など、世界を目指す参加者にとっては非常に得がたい経験になるものと思います。

「チャレンジするなら若いうちに、チャレンジするならグローバルな視野で」を合い言葉に、仙台市は東北の若者の皆さんのチャレンジを応援いたします。またとない機会ですので積極的なご参加を心からお待ちいたします。

 

仙台市長　郡　和子