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更新日:2023年7月12日

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「(仮称)国際センター駅北地区複合施設基本構想」を策定しました(発表資料)

令和5年7月11日

(担当)文化観光局青葉山エリア複合施設整備室
(直通)022-214-8540

(担当)まちづくり政策局防災環境都市推進室
(直通)022-214-1103

 

このたび、本市の文化芸術の総合拠点となる音楽ホールと、防災環境都市・仙台ならではの災害文化創造拠点となる中心部震災メモリアル拠点の複合整備にかかる基本構想を策定しました。

文化芸術と災害文化の両拠点が相互に連携する取り組みを進めることで、新たな価値を生み出し、人や文化やまちを豊かに育てる施設となること、また、本市のはじまりの地・青葉山エリアにおける杜の都の新たなシンボルとなることを目指し、着実に整備を進めてまいります。

 

1 基本構想の概要について

(1)整備予定地

せんだい青葉山交流広場(青葉区青葉山2番1、2番4、2番5)

(2)基本理念・目指す施設像

【基本理念】

人・文化・まちを育む創造の広場

ー文化芸術と災害文化がつなぐ 人と人、過去と未来、仙台と世界

【目指す施設像】

  1. 人と人との交流を通し、新しい文化的価値が生まれる場
  2. 過去に学び未来を創る、新たな都市文化の創造・発信の場
  3. 文化のネットワークを形成し、多くの人が訪れたくなる場

(3)基本方針

【音楽ホール】仙台の文化芸術の総合拠点

  1. 「楽都仙台」を象徴する実演芸術の拠点
  2. 文化観光交流の新たな核となる拠点
  3. 復興の過程で明らかとなった文化芸術力を社会に生かす拠点

【中心部震災メモリアル拠点】災害文化の創造拠点

  1. 防災環境都市・仙台ならではの災害文化創造拠点
  2. 災害文化を市民のものとし、社会に定着させる拠点

(4)施設概要(主な施設)

 ホールエリア

  • 大ホール(クラシックのコンサートやオペラ・バレエの上演などをはじめとする生の音源に対する音響を重視した2,000席規模のホール)
  • 小ホール(多様な実演芸術活動の場となる300~500席のホール)

 文化芸術創造支援・活用エリア

  • リハーサル室(音楽リハーサル室、舞台芸術リハーサル室)
  • 練習室群(複数の中・小練習室等)
  • 製作工房等(小道具・美術等製作場、収録室)
  • ワークショップゾーン(ワークショップスタジオ、子どものための空間、創作アトリエ)

 災害文化創造支援・発信エリア

  • 展示スペース(常設展示・企画展示・展示開発室)
  • 交流連携スペース(アーカイブ活用スペース、相談カウンター、ラボ、ワークショップスペース)
  • インフォメーションスペース

広場エリア

  • 交流ロビーゾーン(交流イベントロビー、情報コーナー、カフェ・レストラン等)
  • クワイエットスペース・屋外広場

運営エリア

  • 施設を管理運営・維持管理していくために必要となる諸室等

(5)整備事業費

建築費単価の見込みや想定延床面積に基づく簡易的な試算では、建設工事費(施設内駐車場除く)と設計費・施工監理費の現時点での見込み額の合計は約340~350億円となります。この他に、施設内駐車場整備に係る費用、音響設計費、備品購入費、外構工事費、調査費、その他の関連費用についても今後検討が必要であり、基本計画策定および設計段階でさらなる精査を進めていきます。併せて、財源確保の方策についても検討します。

(6)整備スケジュール

仮に分離発注方式で整備を行う場合、令和13年度中の竣工、開館が見込まれます。

分離発注方式での整備の場合に想定されるスケジュール(令和4年から令和13年)

 

2 基本計画の検討について

建築や劇場等に関する高い知見を有する方をアドバイザーとして委嘱し、令和6年度前半の策定を目途に、基本計画の検討に着手します。

 

別添資料

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