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更新日:2023年8月23日

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ジャッキーが仙台の子育て応援団長に就任!仙台市×「くまのがっこう」プロジェクトが始まります(質疑応答)

令和5年8月22日

 

質疑応答の内容

Q1

(ジャッキーが)仙台の子育て応援団長に今回就任ということですが、この子育て応援団長というのはジャッキーが初めての就任になるのか、あるいは過去にも就任された例があるのかお伺いできますでしょうか。

A1

初めての就任です。

 

Q2

記者発表資料に、今後SDGsのイベントですとか記載ございますけれども、今後の子育て応援団長としてどういった活動を想定されていらっしゃるかお伺いしてもよろしいでしょうか。

A2

今回、「(SENDAI)SDGsWeek(2023)」でジャッキーと一緒に学ぶイベントを開催するということをお知らせいたしましたけれども、そのほかにもさまざまなところでジャッキーちゃんに活躍をしてもらいたいというふうに思っています。まだ具体的にどのような場所で何をということについてはこれからということで検討を進めているところでございます。

 

Q3

今後いろんなイベント等に出られるということで、ジャッキーの着ぐるみとかも今後出てくるのでしょうか。

A3

(政策調整課長)

今後予定ではございますけれども、このジャッキーのキャラクターというのが幅広く子育て応援団長としてご活躍いただくに当たりまして、その着ぐるみというのも現在検討中でございます。

 

Q4

今回のジャッキーが応援団長に就任する契機というかきっかけがあったら教えてください。

A4

「くまのがっこう」は皆さんもご存じだろうと思いますけれども、世界的にも愛されている絵本でございまして、キャラクターグッズも大変人気でございます。「くまのがっこう」の生みの親であるあいはら先生が仙台ご出身だということもありまして、生前、東日本大震災で大きな被害があった保育所を毎年訪問いただいたり、あるいは図書館に多くの絵本を寄贈いただいたり、本当にさまざまな子育て支援の活動をしてくださっていました。私も何度もあいはら先生とお会いをしていろんなお話をさせていただく中で、あいはら先生が亡くなられたという大変悲しいニュースが入ったのですけれども、今回その思いを、あいはら先生の思いを引き受けてくださるという、そういう形で権利会社の方々もご協力をいただけるということで温かいお話がございまして、それでぜひということでジャッキーちゃんに応援団長に就任をいただいた次第でございます。

 

Q5

市長としてジャッキーちゃんにこれからどういうふうなことを期待しているか改めて教えてください。

A5

さまざま子育てをされるご家庭では、お子さんの成長をうれしく思ったり、時には悩んだりすることもあるのだと思います。そういう中で「くまのがっこう」の絵本の中でもさまざまなそういったエピソードが盛り込まれていて、それをともに解決していく道筋というのも絵本の中にもたくさん出てきたというふうにも承知をしております。そういう意味で、お子さんはもとより子育て家庭の方々にも大変人気のあるジャッキーちゃんに、ぜひ私たちの仙台のまちで子育てする世帯の方々を応援してもらいたい。ともに「子育てが楽しいまち」になるように取り組んでいきたいというふうに思っています。

 

Q6

市長自身、この「くまのがっこう」、シリーズだと思うのですけれどもお読みになったりとか、何か思い入れがあればお願いいたします。

A6

読ませていただいていますし、とてもキャラクターの持っている味が良くて、読ませていただいて楽しませてもらっていました。ご存知のように、ジャッキーちゃん、主人公は一番下の妹さんなのですけれども、おてんばでいろんなことをするのですが、それをお兄ちゃんたちがうまいことまとめてくれたり、さまざまな出来事を乗り越えていくという、こういうお話がたくさんございます。あいはら先生ご自身が、このシリーズを作るに当たってご自身の子育て経験も取り入れながら取り組まれたということも聞かせていただいています。特に昨今、いろいろな意味で厳しい子育て環境にある中、先生もその辺のところを大変気にかけておられて、虐待をなくしていくための取り組みなどについても本で取りまとめられたりもされておりました。その思いをぜひ私も引き継ぎながらジャッキーと一緒に、子育てが楽しいよということを皆さんに伝えられたらいいなと思っています。

 

Q7

累計発行部数だったりとか、シリーズだと思うのですけれども、どのくらいのシリーズ数かというのはお分かりでしょうか。

A7

(政策調整課長)

今手元に数字はないのですけれども、今回出版いたしますこの「ジャッキーとSDGs」というのは巻末の方に仙台市の取り組みなども載っております、いわば仙台版でございまして、これはこのたび発行されたものでございます。以前にもジャッキーの絵本というのはいろいろなところでいろいろな種類のものが出版されておりますけれども、ちょっとそちらの販売部数というのは手元にはございませんでした。

(広報課長)

現在ではシリーズ累計発行部数が222万部を超える絵本シリーズとのことです。

 

Q8

(子育て)応援団長の就任というのは何か期間みたいなのは決まっているのでしょうか。いつまでという期間があるものなのか、特に決まってないものなのかというのをお伺いさせていただければと。

A8

(政策調整課長)

具体的な期間につきましては、いつまでというものは設けておりませんで、この「くまのがっこう」の版権を管理している会社さんと今後相談をしながらということになりますけれども、今回SDGsという関連がございますものですから、そのSDGsの目標年であります2030年までは継続していきたいというふうに担当課としては考えてございます。

 

Q9

そうなってきますとあと7年ほどあるということで比較的長い期間があるのかなと思いますけれども、市長として改めて、(記者発表資料)に書かれているよりもっといろんな展開ができるのかなというふうに思うのですけれども、そのあたりの構想、現時点で何かこういう展開していきたいなどの思いがありましたら、広げていきたいなどのお気持ちがございましたら教えていただければと思います。

A9

まずは仙台も防災環境都市として仙台防災枠組の2030年までのターゲット(目標)に向けて、なおこれまでの経験等も含めて発信していかなくてはいけないと思っております。地球温暖化問題の協定であるパリ協定も2030年までのターゲットです。SDGsも2030年までのターゲットということで、そのターゲットに向けて一人一人どのように取り組んでいくのかということがとても大きな課題になっているかと思います。そういう中で今回はこの「ジャッキーとSDGs」という冊子を作りました。これはお子さんたちにも日常生活の中で何かできるよね、ということを盛り込んでもらった絵本になっています。これを子育て家庭の皆さま方、お子さんと一緒にSDGsについて楽しく学びながら実行していっていただいて、将来の、未来の社会に向けて貢献をいただきたいという、そういう思いを持ってまず作らせていただいたものでございます。そういう意味では、子育てをいろんな形で応援をする場でジャッキーちゃんにこれからも活躍をいただこうというふうに考えてはいるところですけれども、まずはさまざまな取り組みの中でのジャッキーちゃんの心強い応援をもらうという、そういうくくりというふうに考えていただければと思います。

 

Q10

主な活用例のところで「母子(健康)手帳の表紙」とありますが、これは具体的にいつ頃から。

A10

(政策調整課長)

現在の予定ではございますけれども、来年度当初、令和6年4月以降の掲載を予定してございます。

 

Q11

子育て支援とSDGsということで、このSDGsというキーワードを選んだきっかけというのをもう一度ご説明いただければと思います。

A11

これは「くまのがっこう」の「ジャッキーとSDGs」ということで、表紙にも書いてあるように「かんがえよう みらいのために できること」ということで、SDGsって最近ではもう知らない人はいないと思うのですけれども、お子さんたちの毎日の暮らしの中でやはりできることがあるということをこの冊子の中で説明がされています。これをお父さんやお母さんと一緒に、お子さんとまた学びながら取り組みを進めてもらうことによって、それこそ2030年のターゲットであるSDGsの一つ一つの取り組み、誰も取り残さない社会をつくっていくのだという取り組みの1人の主体者としてお子さんを育てていただくという、そういう思いが込められているというふうに理解をしていただければと思います。