ページID:70347

更新日:2023年8月30日

ここから本文です。

全国初!使用済み指定ごみ袋を水平リサイクル!再生プラスチック100%の地域清掃ごみ袋を作製しました(発表資料)

令和5年8月29日
(担当)環境局家庭ごみ減量課
(直通)022-214-8225

 

仙台市では、4月から製品プラスチックの分別収集を進めており、回収したプラスチックごみをリサイクル・再商品化する資源循環事業に取り組んでいます。このたび、市民の皆さまが使用した「プラスチック資源指定袋」を再資源化し、再生プラスチック(使用済みプラスチックを再資源化した材料から作られたプラスチック)100%の地域清掃ごみ袋を作製しました。

使用済みの指定ごみ袋をリサイクルして、ごみ袋の材料として再生利用する「水平リサイクル」は、全国初の取り組みです。

この新たに作製したごみ袋は、9月中旬より、町内会等に無料で配布します。引き続き、市民の皆さまに資源循環を身近に感じていただくことで、ごみの分別・リサイクルに積極的に取り組んでもらえるよう、「リサイクルの見える化」を推進してまいります。

 

1 地域清掃ごみ袋について

道路等のポイ捨て、ごみ集積所等の散乱ごみをボランティア清掃する際に使用する地域清掃ごみ袋。平成3年度から作製し、希望する市民や町内会等へ無料配布している。令和2年度には、原料の一部に植物由来のバイオマスプラスチックを使用し、環境負荷の低い袋に改良した。

 

2 新たに作製した地域清掃ごみ袋について

地域清掃ごみ袋

(1)作製枚数

約74万枚(大サイズ49.5万枚 小サイズ24.3万枚)

(2)仕様

再生プラスチック100%

(3)原料・配合等

使用済み「プラスチック資源指定袋」の再資源化材料 50%

使用済みストレッチフィルム(物流梱包資材)の再資源化材料 50%

(4)配布時期

9月中旬から順次(従来のごみ袋の在庫がなくなり次第)

(5)配布場所

各区役所まちづくり推進課、宮城総合支所まちづくり推進課、秋保総合支所総務課、各区環境事業所、家庭ごみ減量課

 

【参考】製品プラスチック一括回収に併せて取り組んでいる「リサイクルの見える化」の事例

(1)リサイクルプランター

子どもたちに、ごみの分別、リサイクルへの興味・関心を高めてもらうこと等を目的に作製。市内11校の小学校において、社会科や生活科、理科の授業、委員会活動等で、ごみや植物をテーマとした学習に活用中。

リサイクルプランターを活用した環境学習・緑化活動の様子

※詳細は市ホームページ参照

(2)リサイクルティッシュケース

プラスチックごみのリサイクル・再商品化への関心を高めるため、民間企業と連携し、デザイン性・機能性に優れたリサイクルティッシュケースを商品化。メーカーがインターネットショップで販売中。

リサイクルティッシュケース

※詳細は仙台市ごみ減量リサイクル情報総合サイト「ワケルネット」(外部サイトへリンク)参照

 

別添資料

再生プラスチック100%の地域清掃ごみ袋ができるまで(PDF:410KB)

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ