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更新日:2023年8月30日

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全国初!使用済み指定ごみ袋を水平リサイクル!再生プラスチック100%の地域清掃ごみ袋を作製しました(質疑応答)

令和5年8月29日

 

質疑応答の内容

Q1

このごみ袋についてなのですけれども、今回プラスチックごみの(使用済み指定)ごみ袋を使って水平リサイクルしたということなのですけれども、もともとは何でどんなふうに作っていたのでしょうか。

A1

(家庭ごみ減量課長)

従来の(地域清掃)ごみ袋なのですけれども、原料がバイオマス由来の原料35%と石油由来の原料65%ということで、そういった構成で作製しております。実際のごみ袋はこれまではこういった透明のものになります。

Q2

何かピンク色になっているのはどういう意味なのでしょうか。

A2

(家庭ごみ減量課長)

今回の(地域清掃)ごみ袋なのですけれども、こちらの(プラスチック資源指定)ごみ袋を市民の皆さまが出されたもの、それを袋だけを取り出してリサイクルしたというような形になっております。これをこういった形のペレット状にしております。そこから加工して今回お手元にお配りした(地域清掃ごみ袋)になっております。

Q3

つまり元の素材となるごみ袋が赤いからピンクですよという話でしょうか。

A3

そうです。

Q4

リサイクルするのはいいことだとは思うのですけれども、コスト面では従来の(地域清掃)ごみ袋と比べてどうだという話は何かありますか。

A4

(家庭ごみ減量課長)

コスト面につきましては(単純比較はできないものの)大体2倍ぐらいかかることはかかるのですけれども、まずは今回こういった形で作ったというのは、市民の皆さまがこの指定ごみ袋で出されたことでこれがちゃんと資源循環しているのだということ、リサイクルしているのだということで見える化を進めるためにこのような形にしております。

Q5

全国初のところなのですけれども、こちらは指定のごみ袋を取り出して、そこから再生(プラスチック)100%で作ったということが全国初という理解でよろしいですか。

A5

(家庭ごみ減量課長)

資料の2枚目(PDF:410KB)をご覧になっていただければと思うのですけれども、収集したプラスチック資源の指定袋を取り出して、それを再び資源化して水平リサイクルするという、地域清掃ごみ袋にするというのが全国初です。

Q6

全国でこれまで取り組みがなかったということは、先ほどお話にあったコスト面の課題があったとお考えなのでしょうか。

A6

(家庭ごみ減量課長)

他の自治体の例だと、廃プラスチックを利用してごみ袋を試験的に作製している例だったり、あとはペットボトルのキャップを市民から集めてそれを再利用して実証実験している例とかはあるのですけれども、そういった取り組みは徐々には増えてきているのかなというところです。

Q7

実際にコストはかかると思うのですけれども指定のごみ袋を使って新たにまたごみ袋にリサイクルできるということで、他の指定のごみ袋もまたこういった形でできると思うのですけれども、今後の取り組みといいますかこういった同じようなことを他のところにも広げていくお考えとかはありますか。

A7

プラスチックは全て資源であるということで、この4月から全市でプラスチックは一括に(指定)袋に入れていただいて、それをまたリサイクルに回すという取り組みをやっております。またペットボトルの方も水平リサイクルをさせていただくなど、率先して、やはり防災環境都市を標榜(ひょうぼう)している本市ですからなるべく皆さま方と一緒に分かりやすい形で資源循環ということに取り組んでいきたい、そういう思いもあって今回見える形での地域清掃ごみ袋の作製ということになりました。ぜひプラスチックごみも資源であるという、そしてまたリサイクルも見える化するのだということを共有していただいて、市民の方々に率先してお取り組みいただくと、それこそ地球にも優しい「防災環境都市・仙台」ということがさらに向上していくのではないかと思っています。ご協力をお願いしたいと思います。

Q8

この袋というのはどういった会社が作ったのでしょうか。

A8

(家庭ごみ減量課長)

こちらは国内の企業に委託しております。

Q9

会社名はどういったところなのでしょうか。

A9

(家庭ごみ減量課長)

J&T環境株式会社に製造を委託しております。

Q10

先ほどコストが大体2倍になるみたいな話をされていたかと思うのですけれども、具体的に幾らが幾らぐらいになるのでしょうか。

A10

(家庭ごみ減量課長)

令和4年ですと大体1千万円ぐらいかかっているのですけれども、それが約2千万円です。

Q11

この(作製した)74万枚で2千万円(ですか)。

A11

(家庭ごみ減量課長)

はい。ただ単純比較はできないのですけれども、円安の関係とかあとは物価高騰、原料の高騰の関係とかもありますので、そういった影響もあって少し高くなっているというところもあります。

Q12

今回作製した分というのは約2千万円ということなのですね。

A12

(家庭ごみ減量課長)

はい。

Q13

この74万枚というのはどのぐらいの分量、要は1年分とか何年分とかどういった分量なのでしょうか。

A13

(家庭ごみ減量課長)

この74万枚なのですけれども、大体1年間でまとめて発注する量としております。

Q14

1年間で発注して1年間で使い切る量ということですか。

A14

(家庭ごみ減量課長)

大体1年間ですと約46万枚ぐらいにはなるのですけれども、ただ少し多めに発注しているというような状況です。

Q15

あと見える化というところでいうと、これをすることによって例えば石油がこのぐらい、何リットル分削減できますとか、あるいはCO2がどのぐらい削減できますみたいな、そういう試算というのはあるのでしょうか。

A15

(家庭ごみ減量課長)

その辺の試算まではできておりません。

 

 

 

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