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更新日:2023年12月27日

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その他質疑応答(令和5年12月26日)

今年1年を振り返って

Q1

今年最後の定例会見ということなので始めにこの一年を振り返っていただきたいのですけれども、年頭の会見では漢字1文字「発」という字を挙げられて抱負とされていましたけれどもその点も踏まえてお願いいたします。

A1

今年は3年余に及ぶ新型コロナウイルス感染症が一定の区切りがつきました。本格的なアフターコロナの時期を迎えたということだったと思います。この間の皆さま方のご理解とご協力、そしてまた大変な中を頑張っていただいたことに対しまして厚く感謝を申し上げたいというふうに思います。今年の春、34年ぶりに仙台の緑と美しい花々をご覧いただく全国都市緑化仙台フェアが開催されました。多くの方々に杜の都・仙台の美しさを味わっていただくことができたのではないかというふうに思っております。それからG7仙台科学技術大臣会合やニューヨークの国連本部で開催されたハイレベル会合、またベルギー・ブリュッセルでのOECDチャンピオン・メイヤー・ミーティングなどでも私自身が出席をさせていただいて仙台市の取り組みを発表させていただくなど、国内外に向けて仙台の取り組みを発表することができた非常に有意義な一年だったというふうに思っています。また併せまして、せんだい都心再構築プロジェクトの第1号案件のアーバンネット仙台中央ビルが竣工(しゅんこう)いたしましたし、今年度次々、このプロジェクトを活用した開発に向けて、大きな足がかりができたというふうに思っておりまして、そういう意味ではとても仙台がいろいろ発信できたというふうに思っているところです。

 

Q2

一方で不発と言いますか終わったことで不本意だったこと、あるいは来年の課題として積み残った部分がもしあれば教えていただけますか。

A2

この間幾つか市職員のミスやら不祥事やらがあったということは、これは申し訳なく思っているところでもございます。再発防止に向けた取り組み、それからまたいろいろな業務の見直しに努めているところでございます。それから、これはまた後ほど記者の皆さんたちからもご質問があるのかもしれませんけれども、県の4病院の再編・統合の計画・構想についてです。何度にわたって仙台市の思いというものをお伝えしましたけれども、それがなかなか私の意見と知事の考えというものが反りが合わなかったということ、これがあったのではないかというふうに思っています。病院の再編・統合ということについての理念、知事のおっしゃることは理念については理解をするものですけれども、それならなぜ移転が必要なのかというそのエビデンスについて、私自身はいまだに十分に納得するものにはなっていないというふうに考えているところです。仙台市民の皆さま方が病院がなくなるということについての不安、これは仙台あるいは県もそうですけれども、県民・市民の医療提供体制をどのように構築していくのかということ、重要な話であるにもかかわらず具体的なところをいろいろ議論できなかったのはとても残念だなというふうに思っています。

 

 

4病院再編について

Q3

4病院(再編)なのですけれども具体的な議論ができなかったというお話でしたが、今後年明けになるかと思いますが、村井知事との直接の対話の場というのは設けるご予定、もしくはそういったご意向というのは市長としてはどうお考えでしょうか。

A3

反りが合わなかったというふうに申し上げましたけれども、この間、本市として懸念する事項、それからまたこの移転、そしてまた病院の再編のさまざまなデータを示した上で、なぜ移転をすることによって仙台医療圏の未来が優れたものになるのかということについては一言のご説明もなされていない。人口減少の度合いがどういうふうになっていくのか、将来の医療需要についてはどのようにお考えになっていらっしゃるのかといったような細かなこと、幾つもお尋ねをしたいことがあるのですけれども、それをこの間投げかけさせていただきましたが戻ってきていない中で、名取への(県立)がんセンターと、そしてまた仙台赤十字病院との統合、基本合意が発表されたわけです。これから先どのようにお話をしていったらいいのか少しもみながら、そういう機会がつくれるのかあるいはそうすべきなのか、私と知事がすべきなのか、あるいは事務方で細かくやり取りをするべきなのか、その辺も含めて考えたいと思います。それは来年に持ち越しですね。

 

Q4

先日仙台赤十字病院と県立がんセンターの(統合に関する)基本合意がなされましたが、もう一つ大きな、(県立)精神医療センターと(東北)労災病院(の統合)というのが残っています。改めて郡市長のそちらについてのお考えをお示しいただけますでしょうか。

A4

精神医療については宮城県内では県知事と仙台市長にいわゆる措置入院の権限が与えられている、この2人に与えられているものですから、この間も精神医療については県と本市と連携しながら取り組みを進めてまいりました。そしてまた県立精神医療センターが持ち得ていない身体合併症の問題につきましても、これは仙台市立病院の方でもいろいろな取り組みをさせてきていただいているところです。そういう意味では今回の再編の話の中で、精神医療についてどのように一緒にやっていきましょうかというふうなお話が仙台市にあってしかるべきだったというふうに考えています。今県の審議会でも精神医療の専門の皆さま方が入って議論されていますが、非常に反対のご意見が多い中でこのまま移転ありきで進むということがあれば、これはいかがなものだろうかということをまた強く申し上げなければいけないと思います。

 

 

仙台城跡災害復旧クラウドファンディングについて

Q5

先日(12月)22日で締め切られた仙台城跡の石垣復旧に向けたクラウドファンディングなのですけれども、(目標金額2千万円を)達成されたかどうか結果についてお願いいたします。

A5

皆さま方の温かいご支援をいただきまして現在確定している金額では2,024万円となったと報告を受けました。ただ未決済分とそれから銀行振り込みなどもまだこれからあるのではないかということで、もう少し金額は増えそうだということです。多くの方々にご協力をいただきまして本当にありがたく思います。またクラウドファンディングのサイトの方には1万6千人ぐらいの方々が訪問してくださったということで、この「仙台はじまりの地」についてのご関心というのも持っていただけたのだなというふうに私はとてもうれしく受け止めています。

 

Q6

分かる範囲でどういった企業、個人、何団体ぐらいが協力してくれたかという数字があれば教えてください。

A6

(文化財課長)

寄付の人数は最終的に800人を超える方、企業も含めてご寄付を頂いたという形になっております。

 

Q7

(寄付が)800人を超えるというのは、詳しく人数というのは分かりますか。

A7

(文化財課長)

今現在822人という形になっております。ただ先ほど市長からも申し上げたように、まだこれから決済という方々も一定いらっしゃいまして、万が一そういった方が決済不能というような形になるかもしれないので最終人数ではないということにご留意いただければと思います。

 

Q8

これはいつ時点(の人数ですか)。

A8

(文化財課長)

今日(12月26日)時点になります。

 

Q9

金額について2,024万円以降というのは分かりますか。

A9

(文化財課長)

今現在ホームページに掲載されている金額ですと2,024万5千円、こちらが既に決済も済んだ確定の金額という形になっております。

 

 

平成30年市立小学校いじめ事案について

Q10

(市議会)定例会で出たお話です。平成30年のいじめを受けていた泉区の女の子が亡くなった件です。ある議員がそのお母さんの手記を提示して新しい資料があるということを提示したのに対して、こども若者局長が内容を確認する、その内容を踏まえて再調査の必要性があるかどうかを判断するというような趣旨の答弁をなさいました。この件に関してまだこども若者局での確認の段階なのでしょうか。それとも地方公共団体の長である市長の判断を仰ぐ段階に来たのでしょうか。まずそこをお願いします。

A10

まだこども若者局で内容を確認しているところです。

 

Q11

市長としては判断の目途としてはいつ頃を考えていらっしゃるのでしょうか。

A11

まずこども若者局において精査をした上で、どういう状況なのかというふうなことを聞いた上で判断をさせていただきます。

 

Q12

最終的な判断をした場合、どういうふうなご説明をするのが家族に対して丁寧な説明をしたというふうにお考えでしょうか。

A12

ご家族の方はなぜというふうな思いが強くていらっしゃるのは承知をしております。今回新たな資料だというふうなことですけれども、それについてこども若者局の方でこれまでの議論の中で出てきたものなのかそうではないのかを精査してもらっているところです。前回、そのいじめと亡くなられたことの因果関係については、あの調査を長年されてきた皆さま方もそこについてはなかなか難しいところがあるというふうな取りまとめだったかと思います。今回、例えば新たな資料ということで、これが結果を揺るがすものにつながるものであるとすれば、それはそのようになるのでしょうし、そうでないならばやはり再調査というのは難しいのだろうというふうに認識をいたします。いずれにいたしましてもご遺族に丁寧にご説明をした上でどのようにするのかということを考えるのだというふうに思います。

 

 

ライドシェア導入検討について

Q13

日本版ライドシェアについてお伺いしたいのですけれども、先日政府の方が来年4月から一部解禁というものを決めたようですけれども、これに対する市長としての受け止めといいますか、どのような期待があるのかあるいは懸念があるのかというのを教えていただけますでしょうか。

A13

やはり地域交通を考える上で、どこの首長さんたちもいろいろな思いを持っておられるのだと思います。そういうような声が国の方でのこのたびのご判断につながったのではないかというふうに思いますが、それこそタクシー会社が一般のドライバーの方を研修をしたり、運行の管理を行って、安心を担保した上で一部の地域で行うというような、そういうものだというふうに思います。運転手不足や利用者の安全性に一定程度配慮した段階的な緩和だなというふうに認識をしました。これ以降もさらにご検討を進められるというふうに認識をしておりますが、まずは国の動向というのも見ていきたいと思いますし、実施される地域の状況も見ていきたいというふうに思います。

 

Q14

市内で利用(導入)を想定しているようなエリアだったり現時点で何か考えはあるのでしょうか。

A14

私この間、2024年の働き方改革の問題ですとか働き手の人口減少というふうなことも鑑みて一般論としてあり得るというふうに申しました。これも全国の首長をはじめ地域からの要望としても挙がっているのだというふうにも認識をいたします。ただ本市は、あの後タクシー業界の方々とも少しお話をすることができましたけれども、今の段階では十分にタクシーが市内全域をカバーしているということですので、まずは本市としましても国の動向を見た上で考えていきたいというふうに思っています。

 

Q15

一部、西部の秋保だったり温泉地のところでそういった声が上がっているように私は聞いているのですけれどもその点はどうでしょうか。

A15

あちらも「ぐるりんあきう」、デマンド交通で今カバーをしているかというふうに思います。そういう意味ではいろいろな取り組みが必要な声として上がってきているのかもしれませんが、今の段階ではカバーできているというふうに認識をするところです。

 

 

ベガルタ仙台梁勇基選手の引退について

Q16

ベガルタ仙台の梁勇基選手が引退されましたけれども、今率直にどんなお言葉をおかけしたいですかというところをお伺いしたいのですけれども。

A16

それこそベガルタ仙台をJ2優勝からJ1に導き、この間本当にチームを引っ張ってくださったというふうに思います。私も梁勇基さんのいろいろな素晴らしいプレーの後に、サポーターの皆さんたちと一緒になって梁ダンスというのでしょうか、あれを踊ったことも何度も何度もあって、そういう意味でもチームに貢献いただいた選手が引退されるということを感慨深く思っています。今年も締めるところを締めてくださったというふうに思いますが、来年は梁さんの雄姿が見られないのは残念ですけれども、これからもベガルタに、サッカー界に、貢献いただければなと思います。

 

Q17

素晴らしいプレーということもおっしゃっていたのですけれども、市長の中で特に一番印象に残っているなというプレーがあれば伺いたかったのですけれども。

A17

幾つもありますよね。若手選手を引っ張って、本当にすごい頑張ってみんなを引っ張って走っていっているところですとか、それからまた素晴らしいボールをパスをして、それがゴールにつながったりなどなど、数え切れないほど素晴らしい貢献をしていただいたと思います。

 

Q18

梁ダンスはやはりサポーターとして実際のサッカー場で見ている時のお話でいいのでしょうか。

A18

そうですね。隣の席の皆さんたちと立ち上がって肩を抱きながらというのでしょうか、みんなして踊ったということです。

 

 

 

マイナ保険証について

Q19

現行の健康保険証について来年12月で廃止にして、マイナ保険証の方に一本化するということを(政府が)決めました。これについて市としては何か影響があるのかどうかというのをまず教えていただけますでしょうか。

A19

まずマイナカードとのひも付けに誤りがあったということもあって、総点検した後に最終判断をするというふうにされてきましたが、このたび令和6年12月2日以降は健康保険証の新規発行は行わないということが国の方で閣議決定されたということだと認識をしておりまして、本市においては国民健康保険事業でマイナンバーとのそごというものは発生しませんでしたけれども、保険証とマイナンバーカードの一体化を進めるということになるわけです。そうなりますと医療機関で使えない所があってはこれは市民の皆さんたちもお困りになるでしょうから、診療できる体制というものをしっかりと国においても整えていただきたいというふうにも考えますし、そしてまたまだマイナ保険証を申請していないという方々についても安心して使っていただけるようにしっかりと対応していかなくてはいけないだろうなというふうに思っているところです。

 

Q20

この一本化という方針自体は、DXを進めていく上でこれは必要だというようなご認識なのでしょうか。

A20

例えば、私のいろいろな診療のこれまでの経過ですとか飲んでいる薬があったとすれば、それを例えばどこかで倒れてしまった時に、マイナカードを持っていることによってかかりつけのお医者さんじゃなくてもどこでも、どういう症状でどういう病歴といったら変ですけれども、そういうことにも配慮した上で診療は可能になってくるということがまず一番大きな点ではないかというふうに思います。東日本大震災の災害の時に、これもまたいろいろ保険証をなくしてしまった、あるいは津波の中で流されてしまったとかあった方々も、とても大変な苦労をされながらご自分のこれまで使っているお薬あるいは病院なんかと連携しながらやってこられたということもこれはあったのだろうなというふうに思います。そういう意味でも今回この(マイナ保険証、)一体化することの意味というのはあるのではないかというふうに思っているところです。いずれにせよ、患者さんなりまた医療機関なり双方の利便性につながっていくということを捉えていけばその方向で進むべきだというふうには思うものの、今の現状ではまだそこまでいっていないところもありますから国に対してもしっかりと対応をお願いしたいですし、また個人の本当に大変センシティブなプライベートな情報が入ってくるわけですから、それについてもしっかりとした対応というのが求められるというふうに思っています。

 

Q21

仙台市は国民健康保険の運営権者としてさらにいろいろと令和6年12月に向けて取り組んでいかないといけないと思うのですけれども、その中で人手だったりお金だったり技術的な問題だったりで課題となっているもの、(令和6年)12月1日に間に合わせるのだと思うのですけれども、その体制についての懸念というのはあるのでしょうか。

A21

そのあたりについて詳細を担当から話を詳しく聞いていないのでお答えすることはできないのですけれども、おっしゃられたように令和6年12月ということは1年、この1年に取り組むべきことというのはありましょうから、なお詳しく聞いた上で対応はしっかりとできるようにしてまいりたいと思います。

 

 

敬老乗車証制度の見直しについて

Q22

敬老乗車証制度についてお伺いいたします。パブリックコメントなのですけれどもちょうど本日締め切りかと思うのですが、まだ本日まで受け付けてかつ集計中だとは思うのですが、一定数の賛成といいますか肯定する意見も寄せられているというふうに伺っております。そのあたりのまずご見解をお伺いできますでしょうか。

A22

大変幅広い世代の方々からご意見をいただいているというふうに報告を受けております。ただやはりご高齢の皆さんたちにはご負担をお願いするという部分もありますから、そういう意味では不安の声もございますし、あるいはまた持続的な制度を作っていくためには仕方がないというご意見もございます。単なる賛否だけをお聞かせいただこうということではなくて幅広な意見をお寄せいただきたいということで実施をさせていただいています。現在400件を超えるご意見をいただいているというふうに聞いていますけれども、この後しっかりと対応しながらやっていきたいと思います。またパブリックコメントは今日が締め切りですので、まだ意見を寄せたいという方がいらっしゃればぜひお願いしたいと思いますし、本市のホームページ内の電子申請システムなどでも受け付けておりますのでよろしくお願いいたします。

 

Q23

本日も今朝、先ほど市民団体の皆さんが、基本的には負担割合を維持してほしいという形で要請をされていらっしゃいました。ただ来年10月に現在の方針を適用してという、そこを目指すということに関しては、基本的には現時点では変わらないという認識でよろしいでしょうか。

A23

そうですね。この間もさまざまな専門家の方々を含めて有識者の方々などからもご議論をいただいた上で、この制度をしっかりとした体制で整えていくためには、大変申し訳ないけれども、今しばらくやはりいろいろな面でお金が必要になってくるということもあり、この制度を維持していくにはもう少しのご負担をお願いせざるを得ないというふうなことであのような方針を示させていただき、パブリックコメントにかけさせていただいております。確かに高齢者の方々には、ある意味では本当に厳しいというふうに思われる方々もいらっしゃるかもしれません。ただ生活が本当に大変だという方々については運賃の1割ということでさせていただいているところですので、これはぜひご理解をいただきたいと思います。お子さま方が公共交通、バスや地下鉄にお乗りになる際は5割をご負担いただいているわけですし、そしてまた学生さんたちの通学定期にしてもそれなりのご負担もいただいているということもあって、高齢率が高くなる中において皆さんたちに自由にお出かけしていただけるように、そういう制度として成り立つことを目指しているところでご理解をいただきたいというふうに思います。

 

 

観光再生元年の取り組みについて

Q24

今年度を観光再生元年と位置付けてトップセールスであったり首都圏へのプロモーションをされてきましたけれども、まず今年の取り組みの手応えであったりというものを教えていただきたいのと、今年度残り3カ月ほどありますが、そこに向けての意気込みであったり特に力を入れていこうというところなどあれば教えていただきたいです。

A24

とても良い観光再生元年の滑り出しだったと思いますし、その後もさまざまなところでシティセールスを行うこと、この効果というのはあったというふうに思っています。海外に向けてのセールスもそうですし、そしてまた国内でのセールスもさまざま取り組みを進めてまいりました。そういう意味では首都圏で行ったフォーラムでも、仙台市はこういう取り組みをしているのかと改めて認識をさせていただいたというような声も多く寄せていただきました。例えばイノベーションを創出してもらいたいということでスタートアップについてこういう支援もされているのか、そしてまたスタートアップの方々がこういう皆さんたちがおいでになっていらっしゃるのかということも皆さんに知っていただく良い機会にもなりまして、そういう意味で応援の声もいただいているところでして大変効果があったというふうに思っています。

 

Q25

タイへのトップセールスというのがあったと思うのですけれども、まだ現実として定期便というのは就航していないということで今年行ったトップセールスの評価というのがいつ頃現れるご予定なのかというのをお伺いしたいのですが。

A25

(タイには)5月と秋と2回行かせていただきました。11月に伺わせていただいた時にはタイ国際航空さんのトップと密なお話をさせていただくことができました。あちらも仙台空港にぜひというふうな気持ちは持たれておられるのだというふうに思っています。機材の調達がやはりなかなか難しいというか、発注をしていても手元に来ないのだというお話もされていましたし、仙台側の仙台空港も含めてですけれども受け入れについても高い評価をいただきました。機材がタイ国際航空さんに入った場合にはすぐさま対応していただけるものと期待もしているところです。

 

Q26

宮城県のアンテナショップが閉店するということが決まったということで、首都圏への認知であったり呼び込みといったところで大きな役割を果たしていたかと思うのですがその役割がなくなってしまうということで、例えば仙台市で何か考えられているとかちょっとしたプロモーションの頻度を増やしていくとか、そういったことが議論に上がっていたりとかはするのでしょうか。

A26

どこか拠点を設けてということについて、東京で拠点を設けるということについては議論してはいないところですけれども、たださまざまな機会を持ってこの間もシティセールスを行ってまいりました。例えば交流人口をさらに上げていこうという場合は、空で結ばれている都市に伺ってそれぞれいろいろなPRをさせていただいたり、仙台のさまざまな手工芸品、それからまたおいしいものも持っていって、仙台はこんな所ですよというPRも続けているところです。そうした面でいうとやはり常日頃からあちこちに出向いていくということが重要だということも認識した一年だったのかもしれません。コロナ禍の中でなかなかその活動ができなかっただけに、観光再生元年と位置付けた今年度、これを再開できたということは大きかったというふうに思っています。

 

Q27

来年以降もタイミングがあれば日本国内、海外ともにアピールしていきたいと、実際に飛び立ってアピールしていきたいみたいなお考えなのですか。

A27

そうですね。いろいろな機会を捉えて発信をしていくことはやはり重要だというふうに思っています。

 

 

年末年始の医療体制について

Q28

年末年始の医療提供体制についてお伺いしたいのですけれども、(新型)コロナ(ウイルス感染症)は5類に移行になりましたけれども、まだまだ感染症ははやっているものもあると思います。年末年始の対応、何か配慮しているものがあれば教えていただけますか。

A28

年末年始の医療体制について、急患センターなどで毎日診療は行っていく予定でございます。それからお子さんについて夜間休日こども急病診療所、それからまた休日当番医の皆さんたちにお願いをして診察、診療をしていただくことになっております。医療機関の連絡先あるいは受付時間などについては、電話相談をお受けする受診情報センターで情報提供を行うとともに仙台市のホームページや市政だよりでもお知らせをさせていただいていますので、心配な症状が出てきた時にはぜひそちらをご活用いただければというふうに思います。ちなみに電話相談窓口、受診情報センターですけれども24時間対応で(電話番号は)0120-056-203です。

 

年末年始の過ごし方について

Q29

市長、今年はいろいろとあっち行ってこっち行ってだいぶお疲れだったと思うのですけれども、年末年始はどのようにお過ごしになる予定でしょうか。

A29

自宅で過ごそうと思っております。ゆっくり頭を冷やしながらさまざまなことを考える年末年始にしたいなというふうに思っています。

 

Q30

どんなことを考える予定ですか。

A30

さまざま、さまざまです。

 

どうぞ皆さんも良いお年をお迎えください。

仙台市長 郡 和子