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更新日:2025年10月15日

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自動運転実証事業の実施エリアを拡大します(質疑応答)

令和7年10月14日

 

質疑応答の内容

Q1

前回に引き続き実証実験に取り組んで、今回はエリアを拡大ということですけれども、この3つのエリア、新しいエリアの選択の理由ですとか、今後この結果をどう生かしていきたいかという点をお聞かせください。

A1

仙台市域広範に及びますけれども、その中でも運転士不足によって減便が生じているエリア、それから観光等に対して有効であると考えられるエリアなどを選ばせていただいたところでございます。加えて、これまでやっていた青葉山エリアも併せてということで、4カ所で実証実験をさせていただくこととなりました。それでどのように目指すかということですね。それぞれ地域によって課題は違いますけれども、実証を続けることによって、より細かなデータを集めた上で、より安全に実装につなげられるように努力をしてまいりたいと思っております。人口減少が進む中、とりわけ運転士不足が喫緊の課題にもなっている中で、多くの皆さんたちの移動の確保ということを図っていく上で、なるべく大きな成果を得られるように努めてまいりたいと思っています。

 

Q2

青葉山は以前からやっていて、今回新しく3つということなのですが、最終的には無人の車が走ることになると思うのですが、それぞれの目指すところ、レベル4以上の無人での運転のめどといいますか、それがどれぐらいになるのかなというところと、そこに向けての課題というのはどういったものを感じていらっしゃるのか教えてください。

A2

国においてもこの自動運転というのは重要だというふうにお考えになっておられて、令和10年までには進めたいという大きな計画がある中で、全国でもいろいろなデータを集めながら実証に取り組んでいると思っています。仙台では、青葉山エリアは特に、皆さんご承知のように急カーブ、急坂という大変困難な地域の中でいかにスムーズに自動運転ができるようになるかということで、今、関係の企業の皆さま方ともども努力を重ねていただいているところでございます。そういう意味で、いつごろまでにということはここで確定したことは申し上げられないわけですけれども、なるべくいろいろなデータを集めた上で安心・安全で、そしてまた便利なバスの運行につながるように努力を重ねたいと思っています。

(プロジェクト推進課長)

市長からも申し上げましたとおり、具体的な時期というところはなかなか難しい部分はあるのですけれども、まずは今年度の各エリアでの実証をしっかりとやった上で、そこで得られたデータを踏まえながら、関係機関との協議なども随時始めていけたらと思っております。また課題感、今青葉山で挙げたような急勾配、急カーブといった課題感もありますし、また、仙台市であれば路面の凍結とかも含めて今後検証していく要素が必要かと思っておりますので、そういった地域ごとのそれぞれの課題といったところも、しっかりとデータ収集も含めて取り組んでまいりたいと考えております。

 

Q3

新しい東部北エリアと秋保のエリアなのですけれども、これに関しては自動運転のレベルに関しても検討中という認識でよろしいでしょうか。

A3

(プロジェクト推進課長)

ご指摘いただいた2エリアですけれども、こちらはレベル2での実証という予定で、今、関係者との調整を進めている状況でございます。