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更新日:2025年11月19日
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令和7年11月18日
音楽ホールの件なのですけれども、整備費が当初の計画から大体200億円弱上振れすることになると、現時点ではそのようになっていると思うのですけれども、その点に関する受け止めはどのようにお考えでしょうか。
当初お示しをさせていただいたものについては、令和5年の段階でおおよそこのぐらいではないかという概算をお示しをさせていただきました。その後の物価高騰分もございます。建築資材の高騰なども含めまして、大方の構想が固まったということもございまして改めて計算し直したところでございまして、そのような数字となりました。残念だという声もあるのかもしれませんけれども、私は致し方ない投資になるだろうというふうに考えているところです。
整備費は今後もまだ増える可能性はあるのかなとも思うところなのですけれども、整備費の縮減について、何か考えていらっしゃることとか、どのような方針で当たっていくかというところはいかがですか。
これまでもいろいろと藤本壮介建築設計事務所とも話し合いを進めてまいりました。縮減するところは縮減をするという形で進めていただいているものというふうに承知をしております。また、今後もどのように建築資材の高騰が進んでいくのか、あるいは人件費の高騰がどうなっていくのかというところ、見通せないところもないわけではありませんけれども、これにもしっかり対応していかなくてはいけないというふうに考えているところです。また、不断の見直しというのでしょうか、これについても併せて取り組んでいかねばいけないというふうに考えています。
先ほど200億円ぐらい(建設工事費が)膨らんだ件ですけれども、財源というのは何か充てる予定というのは今お考えのところはあるのでしょうか。
そうですね、さまざまありとあらゆる手だてを考えていこうというふうに思っております。
(青葉山エリア複合施設整備室長)
整備費の財源でございますけれども、まず考えてございますのが、地方財政措置制度のある地方債の活用というところがまず1点と、あとふるさと納税の活用など、実質的な本市の財源負担、財政負担が縮減が図られるようにということで、そういったところの活用を考えて今後精査を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
改めて、今回、こういった具体的なホールの在り方とか各階のエリアの構成みたいなものが出たわけですけれども、市長こちらご覧になって、ご所感というか、どういった形で今後進めていくか、期待をかけるところを改めてお聞かせください。
お示しをしましたように、1階の交流ロビーを中心とした吹き抜けの空間というのがこの施設の最大の特徴になっているかと思います。各階にある諸室がこの吹き抜けを囲むように配置をされているという構造になっておりまして、例えば、2階で、災害文化のエリアで何か催しが行われている、1階のロビーを通った人もそれを感じることができる、3階のフロアからもそれを見ることができるなど、ばらばらであっても一体感を感じられるような、そんな施設になるのだろうと思います。まさにコンセプトの中にあるような取り組みが実現できるのではないかというふうに思っています。また、3月11日、私たちにとってはとても大切な日になるわけですけれども、そのときに施設全体で一緒になって交流を図っていけるような、そういうことも可能になろうかと思います。そういう意味では、多くの方々と、それぞれであるけれども、また一つにもつながるという、この施設の特徴を生かした取り組みというのをさらに発展させていきたいなという期待を私自身も多く持っているところでございます。
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