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更新日:2025年11月19日
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令和7年11月18日
本市の文化芸術の総合拠点となる「音楽ホール」と、防災環境都市・仙台ならではの災害文化創造拠点となる「中心部震災メモリアル拠点」の複合施設に関しまして、昨年11月から設計者の藤本壮介建築事務所と協議を進めてまいりましたが、このたび、基本設計中間案がまとまりましたのでお知らせをいたします。
コンセプトは「たくさんの/ひとつの響き」でございます。多様な活動やさまざまな思いを持った人が共存できる場所があり、また、施設全体で一体感が生まれ、多彩な活動が一つにつながる空間を有する施設となっております。
1階の交流イベントロビーを中心とした吹き抜け空間が本施設の特徴でございます。ホールや市民活動スペースなどのさまざまな諸室、それから機能、居場所がこの吹き抜けに接するように配置されています。建設工事費は、現時点において548億円程度となる見込みでございます。
施設がもたらす効果として、少なくとも年間およそ54万人の来場者、およそ47億円の経済波及効果を想定しているところでございますけれども、国内外から高い評価を受ける藤本壮介氏が手掛ける建築の魅力によって、世界中から多くの人を惹きつけ、これにとどまらない効果があるものと期待をしています。
基本設計中間案につきましては、12月14日に開催いたします市民説明会で市民の皆さまにも丁寧にご説明してまいります。
文化芸術や災害文化などの多様な活動が多層的に交わる空間の中で、まちを豊かで強靭にする仙台ならではの文化を創造し、世界に向けて発信をする、そのような施設になるよう整備を進めてまいりたいと考えております。
仙台市長 郡 和子
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