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更新日:2025年11月19日
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令和7年11月18日
令和7年第4回定例会に提出する予定の議案について、お知らせをいたします。招集日は、12月2日(火曜日)の予定です。議案の件数ですが、現時点では、条例案件8件、諮問案件1件、その他案件15件、補正予算案3件の、合計27件でございます。
主な議案についてご説明申し上げます。資料1(PDF:168KB)をご覧ください。まず1番「仙台市職員の旅費等に関する条例」でございます。これは、国の旅費法の改正を考慮いたしまして、本市旅費条例の全部を改正するものでございます。現在、定額支給としております宿泊費について、物価高騰の影響で実際の費用が旅費の支給額を超過する場合があることを考慮いたしまして、上限付きの実費支給とするなどの改正を行うこととしております。
次に4番「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」でございます。人事委員会勧告等を踏まえまして、給与条例等、6つの関連条例を改正いたします。主な改正点、3点ございます。1点目、公民較差の解消のため給料表を改定いたしまして、いわゆるボーナスの支給月数を0.05月分引き上げ、一般の職員で4.65月とするものでございます。2点目、社会と公務の変化に応じた給与制度の整備を行うものでございまして、例えば、共働き世帯の増加を背景とした扶養手当制度の見直し、具体的には、配偶者に対する扶養手当の段階的廃止などを行います。3点目は、教員の処遇改善のための改正でして、時間外勤務手当に代えて支給する教職調整額について、給料月額に乗ずる支給割合を、現行の4%から10%まで段階的に引き上げるなどの改正を行うものでございます。
続きまして、補正予算案について、概要をまとめました資料2-1(PDF:331KB)に基づきご説明申し上げます。今回の補正予算では、好調に推移しておりますふるさと応援寄附の増額への対応に要する経費、人事委員会勧告に伴う給与改定への対応に向けた人件費を追加するほか、新たな冬のイルミネーションイベントにおける開催エリアの拡大に向けた仙台観光魅力創出事業費などを追加しております。補正額といたしましては、一般会計において95億8千4百万円の増額を行うこととしております。
一般会計における主な補正予定項目について、続いてご説明申し上げます。人事委員会勧告に伴う給与改定に対応するため、各費目において、人件費を追加しております。総務費では、ふるさと応援寄附の受入額を15億円から20億円に増額することに伴いまして、返礼品発送等の管理やポータルサイトの運営に要する経費、また、基金への積立金を追加しております。市民費では、鍾景閣の保全のため、現在機能が停止しております電気設備の復旧や防犯カメラ等の設置に要する経費などを追加しています。健康福祉費では、障害福祉サービス事業や地域生活支援事業の利用量や、産後ケア事業の利用者、生活保護扶助費の受給者等の増加への対応に要する経費などを追加しております。また、西公園における屋内遊び場の整備に係る総合設計費や、こどもの生活に関する実態調査事業について、債務負担行為を設定しております。経済費では、新たな冬のイルミネーションイベントについて、事業に賛同いただいた企業からの寄附を財源とし、開催エリアの拡大に要する経費などを追加しております。
仙台市長 郡 和子
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