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更新日:2026年3月19日

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新たな救急情報システムの導入により救急搬送の迅速化を図ります(質疑応答)

令和8年3月17日

質疑応答の内容

Q1

こちら(のシステム)は2024年8月に市内の救急隊でICTを活用した救急情報システムの実証実験を行ったということなのですが、同様のものということでよろしいでしょうか。

A1

(救急企画課長)

今ご紹介があったとおり、令和6年8月19日から令和7年1月31日まで、同じ機種を用いて実証を行いまして、一定程度の効果があったことでの本格運用になります。

 

Q2

実証実験においては、何件程度の搬送が行われたのでしょうか。

A2

(救急企画課長)

詳しい件数まで今は手元にないのですけれども、実証では(医療機関に対する1件当たりの平均)照会時間が約1分ほど短縮した結果となってございます。

 

Q3

今後、この導入において、搬送時間短縮であったり負担軽減が見込まれるということなのですが、改めて期待される効果についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

A3

先ほども申し上げましたけれども、高齢化が進展する中で、本市では令和42年まで(救急出動件数の)増加が見込まれると予測をしているところでございまして、そういう中で、限りある医療資源の有効活用を図っていって、救急医療を持続可能なものとする必要があると思っております。そういう中で、(患者の)受け入れ依頼が効率化する、時間も短縮されるということでして、医療機関にとってもメリットがありますし、また運ばれる患者さんにとっても大きなメリットがあるものと思っているところです。

 

Q4

システムの概要のところにある、救急隊によるモバイル端末での情報収集ですとか医療機関への傷病者情報の電子共有、活動記録の電子化とありますが、それぞれの電子共有するデータについて、どういったものを例えば電子共有できるとか、これまではこうしたものが紙や口頭で伝えていたものが改めて電子データで送れるなど、写真を撮るなど、具体的な事例があればお伝えいただければと思うのですが、いかがでしょうか。

A4

(救急企画課長)

これまでは医療機関に(患者の)受け入れ依頼をする際は全て口頭で、例えば発生の状況ですとか、あとはお薬手帳のデータだったり、あとはバイタルサインと言われる意識、呼吸、脈、体温とか、そういったもの全て口頭で伝えておりましたが、これがデジタルデータで共有できるほかに、人物特定情報と言われる名前、生年月日、そういったものも現場で聴取して紙に書いて医療機関に伝えていたのですが、これが身分証などからデジタルデータとして取り込むことが可能です。その他に例えば、傷ですとか複雑な心電図の情報というのもこれまで口頭で伝えていたのですが、そういった情報も画像で共有できるようになりますので、恐らく先生(医師)も救急車の受け入れを判断するときは先生ごとに必要な情報というのは変わりますので、先生の判断が早くなるというところが大きなメリットになると考えているところでございます。

 

Q5

去年、弊社が取材させていただいたときに、こちらはおととしの8月から検証事業を始めていて、昨年度中に全ての消防署へ導入するというようなお話もお伺いしていたような記録が残っているのですけれども、これは一応、来年度から始めるということだと思うのですが、これは進捗が遅れたとか、そういった話は特段ないですか。

A5

(救急企画課長)

予定どおり4月1日から本格運用はするのですけれども、実は3月から試行運用ということで、今、全隊で活用はしてございまして、細かい調整をしているところでございます。

 

Q6

今回導入される「NSER mobile」というシステムだと思うのですけれども、こちらは他の市町村でも導入実績があるかと思うのですけれども、全国で何例目の導入になるのでしょうか。

A6

(救急企画課長)

すみません、後ほど詳しく調べますけれども、例えば東北ですと山形県が先行導入しておりますし、県内ですと仙南地域広域行政事務組合消防本部で試行運用を行っております。

 

Q7

このシステムなのですけれども、基本的にはみんな同じ仕組みのシステムを使っていて、例えば仙台市向けに仕様をカスタムしたりとか、そういうことはあるのですか。

A7

(救急企画課長)

これは、実は医療機関の受け入れ依頼だけに活用しているものではなくて、今、市長からもご説明があったとおり、医療機関では電子カルテに情報が連携できるほかに、救急隊も救急活動の活動記録を今は帰署した後に記録しているのですけれども、そういった今まで紙に書いていた情報を打ち込んでいたものが、デジタルデータとして活動記録を取り込むことができますので、救急隊員の負担軽減にもなるという部分で、そこら辺は各消防本部で収集するデータが違いますので、そのあたりは仙台市独自のカスタムになると認識しております。

 

Q8

今回のデジタル情報システムを導入したことによって、例えば現場で見過ごしてしまいかねないような症状とかを早期に発見するなんていう効果はあるのでしょうか。例えば、実は背景に脳梗塞があったとか、単に、一方では倒れたというだけだったのが、裏にこういうことがあったとか、そういうことまでは分からないですよね。

A8

(救急企画課長)

これは診断器具ではないというか検査器具ではなくて、情報収集して、情報の共有の機械になりますので、基本的には患者の観察というのは救急隊員が行いますので、これまでどおりと変わりません。