「仙台市起業支援センター」を開設します（発表内容）

「仙台市起業支援センター」を開設する運びとなりましたので、お知らせいたします。

震災からの復興、さらにはその先を見据えた地域経済の活性化を考えていくとき、産業の新陳代謝を促し、成長のエンジンともなる「起業」、新しく業を起こす、という意味の「起業」ですけれども、これを促進していくことが大変重要と考えています。

現実に震災後も、地域課題の解決や復興への貢献といった動機から、女性の皆さんや若い方々などを中心に、さまざまな起業の芽が生まれております。仙台市としましては、こうした動きを加速させるため、支援の拠点となる「仙台市起業支援センター」を立ち上げ、「日本一起業しやすいまち」の実現を目指すこととしたものでございます。

お手元の資料にありますとおり、起業支援センターは、アエルビル7階の仙台市産業振興事業団内に設置します。

センターには、専任のスタッフや起業支援コーディネーターを新たに配置し、相談の対応からビジネスプランの策定、会社の立ち上げやその後のフォローまで、きめ細かなサポートを行ってまいります。

あわせて、民間の起業支援団体などの関係機関とも連携しながら、起業に関連するニーズにワンストップで対応してまいりたいと考えております。

今月30日には、私も出席して、センターの開設式を行いますとともに、起業支援に関わる方々にお集まりいただき、記念講演や交流会を開催し、関係者の意識の共有を図ってまいります。

身近な生活ビジネスから先端的のハイテクベンチャーに至るまで、この仙台が持つさまざまなポテンシャルを生かした起業が次々と生まれるよう、この起業支援センターを中核とし、地域を挙げて起業家を応援する環境の整備を積極的に進めてまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子