ページID:7266
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
平成25年第3回定例会に提出する議案について、お知らせいたします。
招集日は、9月3日(火曜日)でございます。
議案の件数は、条例案件が8件、人事案件が3件、その他案件が11件、補正予算が5件、決算認定に関する件が7件、合計34件でございます。
はじめに、主な条例案件等についてご説明申し上げます。資料1をご覧ください。
まず、「1仙台市新型インフルエンザ等対策本部条例」でございます。これは、新型インフルエンザ等について政府による緊急事態宣言がなされた場合に設置する本市の対策本部につきまして、組織や会議の招集等、必要な事項を定めるものでございます。
次に、「3仙台市児童福祉施設条例の一部を改正する条例」でございます。これは、堤保育所および愛子保育所につきまして、民営化に伴い廃止するものでございます。なお、廃止の時期は、平成27年4月を予定しております。併せまして、愛子保育所につきましては、現在の園舎を取り壊した後、民間事業者が同じ土地に園舎を建設するまでの間、宮城総合支所の敷地内に本市が仮園舎を設置して保育を行うことから、位置を変更する改正を併せて行うものでございます。
次に、「4仙台市営住宅条例の一部を改正する条例」でございます。これは、田子西など4つの市営住宅を新たに整備するとともに、既存の上原(かんぱら)市営住宅の敷地内に新たに1棟を整備し、いずれも復興公営住宅と位置付けるものでございます。また、いわゆるDV防止法の改正を踏まえ、生活の本拠を共にする交際相手から暴力を受けた方につきまして、一定の要件のもと、市営住宅の入居資格の緩和を行うものでございます。
次に、「8仙台市学校条例の一部を改正する条例」でございます。これは、平成23年度から実施しております東日本大震災の被災者等の入学者選抜手数料、入学金および授業料の減免につきまして、平成26年度におきましても引き続き実施するとともに、校舎の建て替えに伴い移転していた新田小学校につきまして、新しい校舎が完成することから、元の位置に再移転するものでございます。
次に、「9工事請負契約の締結に関する件」でございます。これは、愛子小学校の児童数の増加を受けて新設する錦ケ丘小学校校舎の新築工事につきまして、工事請負契約を締結するものでございます。
次に、「11工事請負契約の締結に関する件」でございます。これは、復興公営住宅として整備している仙台市荒井東市営住宅の第二期工事につきまして、工事請負契約を締結するものでございます。整備する戸数は101戸を予定しており、平成27年度当初の入居開始を目指して進めてまいります。
次に、12と13の「工事請負契約の締結に関する件」でございます。これらは、東部地域防災集団移転促進事業で移転先となる田子西隣接地区など5つの地区の団地整備工事につきまして、工事請負契約を締結するものでございます。約370区画の宅地の整備を予定しており、平成26年度末の移転開始を目指して進めてまいります。
続きまして、補正予算案につきまして、概要をまとめました資料2-1に基づきご説明申し上げます。
今回の補正は、一般会計におきまして24億7千9百万円の増額および債務負担行為の補正、特別会計におきまして44億9千万円の増額および債務負担行為の補正、企業会計におきまして13億4千2百万円の増額および債務負担行為の設定を行うこととしております。
歳出における主な補正項目でございますが、総務費では、株式売却を行わないことによる基金運用収入積み立ての減額を行うとともに、津波浸水区域における住宅再建のために加算された復興特別交付税について、県から25年度分の交付決定がなされたことに伴う震災復興基金への積み立ての追加、並びに、東日本大震災復興交付金基金への積み立てを行う予算措置を講じております。また、地下鉄東西線(仮称)国際センター駅との屋根付き連絡通路整備など、仙台国際センターの改修に必要な債務負担行為の設定措置を講じております。
健康福祉費では、障害福祉サービス事業所等への補助金を追加するほか、子育て関係では、平成27年度から施行予定の子ども・子育て支援新制度に備えたシステム構築、私立保育所施設整備費補助金の追加並びに債務負担行為の設定、せんだい保育室から認可保育所への移行を支援するための補助金などの予算措置を講じております。
経済費では、「ビジネスチャレンジ誘発・促進事業」としまして、今後の中小企業支援条例の制定や、起業家育成などの産業政策立案に向けた調査等を行うための経費を計上するとともに、仙台・バンコク定期便就航を契機とした、国際経済交流事業費等の追加を行うこととしております。また、(仮称)国際センター駅周辺地区における新展示施設建設費および債務負担行為の設定措置を講じるとともに、農業園芸センターの再整備に向けて、大温室の解体費用等を計上しております。
土木費では、補助事業の認証決定見込みにより、公共交通活性化推進に要する経費、市街地再開発事業費、土地区画整理事業推進費、道路新設改良費をそれぞれ追加しております。また、復興公営住宅の公募買い取り等に係る債務負担行為の補正を行うほか、仙台駅西口駅前広場に新設するエレベーターをペデストリアンデッキ階から新幹線改札階へ延長することに伴い、道路新設改良費の債務負担行為の補正措置を講じております。さらに、青葉山公園整備推進事業におきましても、先ほど申し上げた、新展示施設建設と関連する用地造成費などを計上しております。
このほか、市民費において、消費者教育の啓発推進に要する経費を追加するとともに、災害復旧費では、海岸公園の災害復旧に向けた実施設計費を計上するなどの予算措置を講じております。
次に、特別会計でございます。まず、中央卸売市場事業特別会計では、当初、今年度および来年度の2カ年継続事業として予定していた、食肉市場小動物解体室等改築工事につきまして、県からの補助金が今年度に全額交付される見込みに変更となりましたことから、施設整備費を追加するとともに、債務負担行為を減額するもの等でございます。また、公債管理特別会計では、仙台南部道路に関する宮城県道路公社への出資金に係る地方債について繰上償還等を行うための予算を計上いたしております。
最後に、企業会計でございますが、下水道事業会計では、施設の復旧に要する経費等の追加を、病院事業会計では、新病院運営に係る債務負担行為の設定措置を、それぞれ講じております。
仙台市長 奥山 恵美子
関連リンク
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.