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更新日:2016年9月20日

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2期目の市長就任にあたって (発表内容)

昨日行われた選挙により、18万を超える多くの皆さまのご信託をいただきまして、第34代の市長の職を務めさせていただくことになりました奥山恵美子でございます。

あらためまして、私自身にとっては2期目の市長の職でありますけれども、仙台のまちの復興にとって、復興計画のちょうど半ばを過ぎ、これからまさに具体的に加速していかなければいけないこの重要な時期に、復興のかじ取り役、市政のかじ取り役という重責を引き続き担わせていただくことは、あらためて身の引き締まる思いでございます。

何よりも選挙期間中にも約束させていただきましたとおり、被災された方々の暮らしの再建、とりわけ失われた我が家の回復が大きな目標だと考えています。現在進めている復興公営住宅の建設や防災集団移転先宅地の造成、そしてまた被災した宅地の復旧といった諸事業に、さらに市役所の総力を挙げて取り組んでまいりたいと考えています。

併せて今後、生活の再建がなるまでの被災された方々の心の支えになるような心のケアにつきましても、しっかりとNPOやボランティアの方々と手を携えながら取り組んでまいりたいと考えています。

一方仙台のまちを大きく見ますと、復興の先を見据えたまちについて、しっかりと考えていくようにということも、この間の選挙期間中に多くの方からいただいたお言葉であり、期待であったと受け止めております。地下鉄東西線の開業も2年ということですので、東西線を中心としたまちづくりにも、さらに力を入れていきたいと考えております。

また、今回の震災の経験や教訓が忘れられてしまわないうちに、しっかりとした防災都市を市民の皆さまの自助、共助の力の発揮と合わせて築き上げていきたいとも思っています。

喫緊の課題として待機児童の解消に向けた施策の展開にも、とりわけ若い世代や女性の皆さんからミニ討論会や街頭でも大変多くの期待を寄せていただきました。1年に1000人分ずつの保育の受け皿を増やしていくお約束を各地でご説明させていただきまして、今国の方で準備をされています基金ですとか、さまざまな子ども子育て新法に基づきます諸制度をしっかりと活用して、仙台市の財政負担がなるべく少なくなるような形での保育の受け皿の拡充にも力を尽くしてまいりたいと考えております。

21世紀半ばに到来するとされる日本の人口減少、そして高齢化社会の中で仙台、そして東北がしっかりと着実な歩みを続けられるように、そのことを見据えながら2期目をあらためて皆さま方のご協力のもとに、しっかりと取り組んでまいりたい、そのように考えておりますので、引き続きよろしくお願いしたいと存じます。

仙台市長 奥山 恵美子

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