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更新日:2025年4月9日
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災害から避難する際は、避難所に行くことだけが選択肢ではありません。
条件が整っていれば、住み慣れた自宅でそのまま生活する「在宅避難」も可能です。
日頃の備えをしっかり行い、自宅を災害時でも安心して過ごせる場所にしましょう!
東日本大震災のような大きな災害のときの避難所では、多くの人と共に過ごすことになり、一人ひとりのスペースやプライバシーなどが制限される可能性があります。
一方、在宅避難には、以下のようなメリットがあります。
後述の避難情報は、ハザードマップで色がついている範囲を対象に発令します。
避難が必要なのか、その場合にどこに避難すればよいかなどは、各種ハザードマップ等により定期的に確認しておきましょう。
※津波や土砂崩れ、河川氾濫の災害リスクについては「津波からの避難の手引き」、「仙台防災ハザードマップ」および「せんだいくらしのマップ」(外部サイトへリンク)をご確認ください
自宅や周辺に危険や不安がない場合は判断ポイント2に進みます。
危険や不安がある場合は、指定避難所や知人宅など、自宅以外の安全な場所へ避難してください。
以下の点を確認しましょう。
自宅での生活に不安がない場合は、在宅避難が可能です。
不安がある場合は、指定避難所や知人宅など、自宅以外の安全な場所へ避難してください。
※在宅避難をした場合でも、自宅や周辺に危険を感じた場合は、ためらわず指定避難所等へ避難してください。
在宅避難をするためには、災害が発生した後も自宅で安全・安心に生活できることがポイントとなります。
以下を参考にして、災害に備えた家づくりを進めましょう。
※一定の条件の下、住まいの耐震診断や耐震改修工事、危険なブロック塀の除却工事に要する費用の一部を補助する制度があります。詳しくは「住まいの地震対策」をご確認ください
※台風や局地的な大雨による浸水被害を軽減するため、土のうの配布を行っております。詳しくは「土のうステーション」をご確認ください
※その他、大雨による浸水被害を小さくするためにご家庭でできることについては、下水道調整課のページをご確認ください
飲料水(1人1日3リットル)、食料品(缶詰、インスタント食品等)、アレルギー対応食(必要な方)など
トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ、割りばし・紙皿・紙コップ、食用品ラップ、アルミホイル、ビニール袋、感染対策グッズ(マスク等)、生理用品、体温計、タオル類など
紙おむつ、おしりふき、ミルク、離乳食、哺乳瓶、消毒グッズなど
介護食、大人用紙おむつ、老眼鏡、補聴器など
ペットフード、トイレ関係用品など
モバイルバッテリー、カセットコンロと燃料、着火道具(ライター等)、電池、携帯ラジオ、懐中電灯や照明、携帯トイレ、マウスウォッシュ、水不要のシャンプー、使い捨てカイロ、電源不要の暖房器具(石油ストーブ等)、車のガソリン(満タンにしておく)、現金、給水用ポリタンクなど
※食料品などを備蓄するにあたっては、「ローリングストック」や「分散備蓄」が有効です。詳しくは「一週間分の食料と備蓄方法」をご確認ください。
大規模災害時には、停電や断水、下水道施設の被害などにより、自宅のトイレで水を流すことができなくなる可能性があります。
快適にトイレが使えないと、排せつを我慢するために食事などを控えることに繋がるなど、心身に悪影響が生じてしまうため、在宅避難に向けてトイレ対策もしっかり準備しておきましょう。
携帯トイレ※とは、既存の洋式便器に袋を取りつけて使用するもので、排せつ物を吸水シートや凝固剤で固めて処理します。使用するたびに袋を処分する必要がありますが、自宅のトイレが安全な状況であれば、トイレの水が流せなくても使用できます。
※商品によっては非常用トイレ、簡易トイレなどと表示されることもあります。
成人の1日あたりのトイレ使用回数は5回と言われているため、家族1人につき1週間分である35個の備蓄が目標です。
※実際の使い方は使用する商品の説明書等をご覧ください。
A.避難情報の対象になっている場合は、避難行動をとっていただく必要がありますが、必ず避難所に行かなければならないわけではありません。安全が確保されていれば、自宅のほか親戚や知人宅へ避難することも選択肢となります。ただし、洪水時における「早期の立退き避難が必要な区域」や、土砂災害警戒区域、津波避難エリア等では、原則立退き避難が必要となります。各種ハザードマップを確認し、それぞれの区域や避難行動について事前にご確認ください。
A.呼びかけられている避難情報の内容を確認し、その対象になっていなければ、あえて自宅の外へ避難する必要はありません。ただし、避難情報が出ていなくても、自宅や周辺に危険を感じたら、ためらわずに速やかに避難してください。
A.避難所は、ライフライン等の被害により、日常生活が著しく困難な方を受け入れる施設であるため、ライフラインが止まっても、事前の備えにより生活ができる場合は、避難所に行く必要はありません。
A.必ずしも自宅に被害がない場合には在宅避難をしなければならない、ということではありません。地震で被害がなくとも、状況によってはその後の余震により倒壊する可能性も考えられるため、災害発生時には自宅や周辺の状況をご確認ください。
A.各避難所は、支援物資が届き始めるなど支援ができる状態になった場合は、在宅避難された方にも可能な範囲で支援を行うこととしています。在宅避難を決めた方でも、物資の不足が心配な場合は、ためらわず各指定避難所へご相談ください。なお、支援物資は、ご自身での受け取りが基本となります。
A.東日本大震災以前に呼びかけていた3日分の備蓄では不足していたことから、その教訓を踏まえ、一週間分の備蓄を推奨しています。
A.停電によりエアコン等の使用ができない場合には、のどが乾いていなくてもこまめに水分補給をする、濡れたタオル等を肌に当て、うちわであおぐことなどが有効です。このため、停電時に備え飲料を備蓄するほか、水をペットボトルに入れて凍らせておくと、もしもの時に飲料にも冷却にも使えて便利です。
詳細は、環境省「エアコンが使用できないときの熱中症対策」(外部サイトへリンク)をご確認ください。
このページに掲載した、在宅避難のために役立つ情報について以下の表にまとめました。
それぞれの知りたい情報について、リンク先から確認しましょう。
分類 | 知りたい情報 | リンク先 |
---|---|---|
地震・津波関係 | 津波による災害リスク | 津波からの避難の手引きまたはせんだいくらしのマップ(外部サイトへリンク) |
耐震診断および耐震改修 | 住まいの地震対策 | |
風水害関係 | 洪水・土砂災害による災害リスク | 仙台防災ハザードマップまたはせんだいくらしのマップ(外部サイトへリンク) |
浸水被害を小さくする方法 | 浸水被害軽減にご協力をお願いします | |
土のうステーション | 土のうの配布を行っています(土のうステーション) | |
共通・その他 | ローリングストックおよび分散備蓄 | 一週間分の食料と備蓄方法 |
災害時の情報手段 | 情報配信 | |
停電時の暑さ対策や必要な備え | エアコンが使用できないときの熱中症対策(外部サイトへリンク) |
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