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更新日:2016年9月20日
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東日本大震災のときは、様々なものが足りなくなりました。
スーパーで食料品などを買ったという方は、3時間も4時間も並んで大変な思いをされた方がたくさんいらっしゃ
ったとおもいます。
そこで、今後のことを考えるとき備蓄は、どのくらいの期間必要かということについて食料品を中心に改めて考えてみたいとおもいます。
今まではご家庭で食料品や飲料水など備蓄する場合は、3日分は用意しましょうといってきました。
これは、3日くらいあれば公的な援助が動き出すと想定されていたからです。
しかし東日本大震災のときは、あまりにも大規模な災害であったため、なかなか公的な援助が届かないという
ことがありました。
そこで今後は、各家庭で食料品などを備蓄する場合は,できれば一週間分以上の準備をお勧めします。
たとえば、お米を買ってきたら米びつに入れて保管しますが、もう一袋余分に買ってストックしておけばその分
が備蓄品となります。
米びつの中の米がなくなったらストックしていたお米を米びつに入れて一袋買っておけば、賞味期限を気にする
こともなく備蓄ができるということです。
食料品の備蓄というと、まずカンパンやアルファ米など長期保存が可能なものをイメージするとおもいますが、
普段食べているものをちょっとだけ多く購入しておくことがそのまま備蓄になります。
食品によって賞味期限は様々です。
せっかく備蓄していても、イザ食べようというとき賞味期限が切れていたらもったいないですよね。
ちなみに、インスタントラーメンは大体数ヶ月です。
チョコレート類は約一年ほど持つものもあります。
乾燥パスタは数年間保存できます。
このように種類によって違いますのでこまめに確認しましょう。
大雪や大雨など悪天候のときに外出するとおもわぬ事故に遭うこともあります。
そんなときには無理して外に出ずに、食事は備蓄品を食べて家の中ですごすようにすれば、そんな心配もあ
りません。
このように普段から備蓄品を食べてドンドン消費して、なくなる前に買い足していけばよいのです。
飲料水も同じように循環備蓄して古くなる前に次々に飲んでいきましょう。
長期保存できる食品と合わせて上手に備蓄すればさらに安心ですね。
ぜひ循環備蓄を試してみてください。
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