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更新日:2016年9月20日

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ともに、前へ仙台

平成23年3月11日、午後2時46分

三陸沖を震源地とする大地震が発生しました。

マグニチュードは9.0と(暫定値)観測史上最大の地震でした。

仙台市では最大で震度6強が観測され、栗原市では震度7を記録しました。

しかし、この地震で被害を甚大なものにしたのは津波で,仙台市の海沿いの藤塚、
荒浜、蒲生や港地区が甚大な被害を受けました。

地震発生から2週間経った3月25日現在でも多くの方が行方不明になっています。

私たち生き残った者は、支えあい、助け合いながら以前の生活を少しでも早く
取り戻すために進んでいきましょう。

余震に注意してください

まだまだ余震が頻発しています。

屋外では
震度6強の揺れにより家屋などがダメージを受けています。壊れかけの瓦、窓ガラス、看板、門、ブロック塀などが余震で倒れる危険がありますので、地震を感じたらすぐ危険な場所から離れてください。

屋内では
自宅の片付けを行うときは、転倒・落下した家具やガラスの破片などに注意してください。傾いた家具などは余震の揺れで倒れてくるかも知れません。

ライフライン復旧時には

まず、自宅のブレーカーやガスの元栓を閉めてください。
再び電気を通すときは電気器具のプラグをコンセントから抜き、コードなどに損傷が無いか点検してから使用してください。
また、ガスは少しずつ復旧しています。ガス器具を外観点検をして、壊れていないかを確認しておきましょう。
もし、ガス漏れに気づいたら、窓や戸を大きく開け、器具栓、ガス栓、メーターガス栓を閉めます。
応急処置後、すぐに仙台市ガス局へご連絡ください。

避難所では

集団生活です。感染症、たとえばインフルエンザやノロウィルスなどによる体調悪化が怖いのです。
こまめに手洗い、うがい、消毒を実施してください。

正しい情報を

新聞やラジオ、テレビ、行政などから正しい情報を得て、確かな行動を行ってください。流言に惑わされないでください。

ごみの収集

ごみ処理工場が被害を受け、震災で出たごみを処理する能力が落ちています。
一度に出すごみの量を抑えてください。また、集められたごみの中に油缶、ライターやカセットコンロのボンベなどがあり、処理する際に火災になったケースがありました。注意が必要です。

ガソリン不足

ガソリンが不足しています。灯油用のポリ容器にガソリンを入れると、静電気が蓄積され放電して火花が発生し、火災になることがあり大変危険です。絶対にしないでください。

ともに、前へ仙台

大変な被害が出てしまいましたが、世界中から日本へエールが届きました。全国各地からも様々な分野の援助隊が駆けつけたり、支援物資が届けられるなど支援の輪が広がっています。
さあ、明るく、強く、一歩ずつ進んでいきましょう

お問い合わせ

危機管理局減災推進課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎2階

電話番号:022-214-3109

ファクス:022-214-8096