春になり、仙台市内の山林等で冬眠から目覚めたクマの目撃情報が寄せられています。本来、クマは行動圏の広い動物であり、生息地である山から川や樹林帯を伝って住宅地付近まで出没する可能性がありますのでご注意ください。また、山菜採りや行楽などで山に入ったり川沿いに近づく際は、特にご注意ください。

なお、クマを目撃した場合は決して近づかずに、すぐに市へご連絡ください。

最近の目撃情報

4月21日（木曜日）午前2時頃、青葉区霊屋下（広瀬川河川敷）、1頭（体長不明）

4月24日（日曜日）午後0時50分頃、青葉区霊屋下（山林内）、2頭（いずれも体長100cm以上）

クマを目撃した場合の連絡先

• 環境局環境共生課　　　　　　　　（直通）022-214-0013
• 青葉区区民生活課　　　　　　　　（代表）022-225-7211（内線6145）
• 宮城総合支所まちづくり推進課　　（代表）022-392-2111（内線5143）
• 宮城野区区民生活課　　　　　　　（代表）022-291-2111（内線6147）
• 若林区区民生活課　　　　　　　　（代表）022-282-1111（内線6148）
• 太白区区民生活課　　　　　　　　（代表）022-247-1111（内線6142）
• 秋保総合支所総務課　　　　　　　（代表）022-399-2111（内線5124）
• 泉区区民生活課　　　　　　　　　（代表）022-372-3111（内線6148）

※または最寄りの警察署へ110番通報してください

クマを引き寄せないために

春になり冬眠から目覚めたクマは、山菜などの食べ物を求めて活発に行動するので、ご注意ください。ハイキングや山菜採りで山に入ったり川沿いに近づく際は、ラジオなど音の出るものを身に着けてクマに自分の存在を知らせましょう。また、クマを人に近づけないため、バーベキューやキャンプの際にはごみを残さず片付けるようお願いいたします。

クマは薄暗い時間帯に餌を求めて活発に活動する特性があります。目撃情報のある地域では、早朝や夕方の薄暗い時間帯の外出はできるだけ控えるとともに、クマが潜んでいることがあるため、藪（やぶ）には近づかないでください。

クマと遭遇したら

クマに背を向けず、向き合ったままゆっくり後退します。十分な距離があればクマも落ち着きます。クマに気付かれたら、騒がず冷静になることが大切です。物を投げる、叫び続ける、走り回るなど、クマを興奮させるようなことは絶対にしないでください。