ホーム > くらしの情報 > 住みよい街に > くらし・ライフライン > 下水道ポータルページ > 下水道広報 > 仙台市の下水道が映画「ゴールデンスランバー」の舞台に!
更新日:2016年9月20日
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仙台在住の作家、伊坂幸太郎さんの小説『ゴールデンスランバー』が映画化されました。この小説は仙台が舞台となっており、平成21年5月から7月にかけて、オール仙台ロケが行われました。また、小説の中では下水道も舞台の1つとして登場することから、仙台市下水道も撮影に全面的に協力しました。
撮影は、実際に使われている下水道施設を利用して行われました。たくさんのスタッフが携わる撮影では、暗く狭い管内での安全に充分配慮し、撮影がスムーズに行われるようサポートしました。計7回にわたる下水道施設でのロケは、無事に終えることができました。
所在地:太白区長町南三丁目
メモ:太白区役所南側を起点とする長町第1合流式雨水幹線は、平成18年度に完成しました。その直径は4.25mで、中を人が走ることもできるほどの大きさです。
丸一日かけて行われたロケでは、下水道管内を主人公が走るシーンが撮影されました。
映画内のシーン
撮影の下見
撮影風景
所在地:太白区あすと長町一丁目
メモ:太白区あすと長町地区に整備された長町第2雨水幹線は、平成20年3月に完成しました。撮影が行われたマンホールはあすと長町大通り線(国道4号線)とあすと長町環状線との交差点内に位置し、四方から管が接続する特徴的なマンホールです。
仙台市の下水道に取材に訪れた原作者の伊坂幸太郎さんも、実際にこの下水道管の中を歩きました。
映画内のシーン
撮影風景
撮影機材はマンホールから搬入しました
所在地:太白区長町南三丁目南公園前
メモ:平成21年6月10日、下水道最初の撮影がこの場所です。ここではマンホールに関係する地上部分の撮影が行われました。
長町第1合流式雨水幹線へもこのマンホールから入ります。鉄でできた本物の蓋は非常に重いため、下の写真にある円形の蓋は2人がかりで開閉します。
蓋の開閉作業(蓋は非常に重いです)
撮影風景
所在地:青葉区国分町三丁目
メモ:平成21年5月31日に予定されていた撮影が雨のため中止となり、仕切り直しとなった6月21日の撮影も、小雨が降りしきる中での準備開始となりました。
夜間のシーンで文字どおり夜を徹して行われた撮影は、翌朝4時、あたりが明るくなるまで続けられました。
撮影準備をする下水道職員
マンホールを確認する中村監督
撮影風景
所在地:青葉区西公園北蒸気機関車付近
メモ:市内中心部を流れる合流管から広瀬川へと雨水を放流する下水道管です。仙台市の下水道事業が始まった明治32年の翌、明治33年(1900)に完成したレンガ造りのこの下水道管は、110年経った現在も現役で活躍しています。
撮影では、このレンガ造りの下水道管内と、この下水道管へ入るマンホール(西公園北蒸気機関車付近)が使用されました。すぐ近くを下水が流れるため、地上から送風機で空気を送りながら撮影が行われました。主役の堺雅人さんがクランクアップを迎えたのもこの場所でした。
レンガ造りの下水道管(100年以上現役です)
対岸から放流口を確認する中村監督
撮影風景
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