市民の声「クマの対策と道路の整備について」

意見、要望の内容

南中山から図書館に行く際に実沢大橋を使うが、夜遅くなると街灯の置かれている間隔が広いため暗い。また、道も整備されておらず落ち葉が溜まり雨に濡れると滑る恐れなどもある。周辺はイノシシが目撃されるほか、クマ（？）と思われる鳴き声を聞くため、暗い状況だと身の危険に関わる。街灯の設置をお願いしたい。

受付時期

令和7年9月

回答内容

1.ツキノワグマ対策について

ご指摘の通り、南中山地区周辺は、人の生活圏とツキノワグマやイノシシなどの野生鳥獣が移動経路とする緑地が西部地域から連続していることから、目撃情報が報告される事案が発生しています。ツキノワグマ対策については、目撃情報をもとに必要に応じて専門家による調査を行い、対策の助言を受けながら、区の鳥獣対策担当窓口である、泉区役所区民生活課と連携し、対策に取り組んでいます。

また、現在、仙台市としては、以下のツキノワグマ被害防除対策を実施しており、引き続き対策の推進に努めます。

1）「クマを人里に引きよせないクマに出合わないようにする、それでも出合ってしまったら」等の対策について、市民向けのクマ対策啓発講座の開催。

2）市政だよりや公共施設でのチラシ配布、市ウェブサイトでのお知らせやクマ出没情報マップ、メール配信、凵NEでの広報など、日常的に注意喚起を実施。

3）出没情報発生時には、管轄警察署と連携し、出没地域周辺の現地確認および広報車による巡回広報を実施。

4）出没地域付近の幼稚園・学校・保育所といった葹設に対して速やかに周知し、必要に応じて花火による追い払い、注意看板設置、町内会での情報共有を実施。

5）特に危険な出没があった場合には、緊急銃猟や許可捕獲を実施。

2.道路の安全対策について

要望路線への街路灯増設については現地を確認のうえ、財政状況や優先順位等を考慮し設置の検討を行ってまいります。また、落ち葉等の路面清掃においても、落葉の時期を鑑みて清掃の実施を検討いたします。