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更新日:2024年4月1日

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虐待から子どもを守ろう

「虐待かも?」と思ったら189(いちはやく)番へ

虐待かもと思ったら189(いちはやく)番へ 189番にかけるとお近くの児童相談所につながります。

「あの子、もしかしたら虐待を受けているのかしら・・・」「子育てがつらくてつい子どもにあたってしまう・・・」「近くに子育てに悩んでいる人がいる・・・」こんなときにはすぐに電話番号189番へお電話ください。お住まいの地域の児童相談所に電話をおつなぎし、専門家が対応いたします。

※子どもの生命に危険があると考えられる時は、すぐに110番(警察)通報を!

※これまで有料であった通話料を無料化しています。(令和元年12月3日から)

はっきりしない場合もご連絡ください

どうも様子がおかしい、虐待かなと思ったら、「189」または仙台市児童相談所(022-718-2580)にご連絡ください。間違っていたからといって連絡(通告)した人が責任を問われることは一切ありません。

虐待の通告は国民の義務です

虐待の通告は児童福祉法第25条において国民の義務とされています。また、通告義務は守秘義務に優先するということも定められています。

通告した人の秘密は守られます

通告を受けた機関は相談や通告をした人の個人情報を守る義務があります。通告された方に関する情報は確実に守られます。

 

連絡(通告)のポイント

  • 虐待等があった日時
  • 児童と保護者について(住所、名前、年齢、性別など)
  • 虐待の恐れや虐待の状況(誰が、どのようなことを児童に対してしているのか、気がついたこと)
  • 通告者の住所、氏名、連絡先(可能であれば)

虐待通告に面倒な手続きや様式があるわけではありません。あなたがわかる範囲のことをメモしておき、速やかに電話などでお知らせください。
保護者の立場より子どもを守ることを最優先に考えてください。気になることがあったら、一人で抱え込まず、ぜひ、ご相談ください。

あなたからの一本の電話で守られる命、救える家庭があります。

誰しも面倒なことには関わりたくないという意識や、自分がやらなくとも誰かがやってくれるだろうという意識を持ちがちです。しかし、児童に対する虐待、特に乳幼児に対する虐待は気づかれにくく、命に関わるような重大な事例も少なくありません。
また、虐待を行っている親も苦しんでいる場合が多いのです。あなただけが気づいているかもしれません。ほんの少しの勇気をもって、ご連絡をお願いします。

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仙台市「児童虐待対応マニュアル」

仙台市「児童虐待対応マニュアル」(PDF:3,018KB)

【分割版】

表紙・もくじ~P10(PDF:2,019KB)

P11~P66(PDF:1,530KB)

P67~P73(PDF:589KB)

P74~裏表紙(PDF:2,428KB)

 

児童虐待死亡事例検証報告書について

市内で発生した児童虐待死亡事例について、児童虐待防止法に基づき、仙台市社会福祉審議会児童福祉専門分科会 措置・里親審査部会において検証を行い、報告書として再発防止に向けた提言を取りまとめています。

 

子ども虐待防止オレンジリボン運動について

子供虐待防止オレンジリボン運動ロゴマーク
子ども虐待防止オレンジリボン運動(外部サイトへリンク)

 

児童虐待とは?

児童虐待防止法に4つの行為が定められています。虐待かどうかの判断は子どもの側に立って行います。
保護者が「しつけ」と称して行っていることも、子どもにとって有害な行為は虐待です。
保護者の思いや行為の程度とは関係ありません。

身体的虐待

児童の身体に外傷が生じ、又は生じる恐れのある暴行を加えること

  • 打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭蓋骨内出血などの頭部外傷、内臓損傷、刺傷、たばこなどによる火傷などの外傷
  • 首を絞める、殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、熱湯をかける、溺れさせる、冬に戸外にしめだすなど

性的虐待

児童にわいせつな行為をすること、又は児童をしてわいせつな行為をさせること

  • 子どもへの性交、性的暴行、性的行為の強要・教唆
  • 性器や性交を見せる、性器を触る又は触らせる、わいせつ写真の被写体にするなど

保護の怠慢・拒否(ネグレクト)

児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の者による児童虐待と同様の行為の放置、その他の保護者としての監護を著しく怠けること

  • 子どもの健康・安全への配慮を怠っている
  • 子どもにとって必要な情緒的欲求に応えていない(愛情遮断など)
  • 食事、衣服、住居などが極端に不適切で、健康状態を損なうほどの無関心・怠慢
  • 子どもを遺棄する
  • 同居人が虐待行為を行っていても放置するなど

心理的虐待

児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力、その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと

  • ことばによる脅かし、脅迫など
  • 子どもを無視する、拒否的な態度を示すことなど
  • 子どもの心や自尊心を傷つける言動など
  • 他のきょうだいとは著しく差別的な扱いをする
  • 子どもの面前で配偶者やその他の家族に対し暴力をふるう(DV)など

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虐待のサイン

虐待は、家庭という密室で行われることが多いため、実際にその現場を目にすることはあまりありません。
しかし、虐待を受けている子どもや親は何らかのサインを出しています。
周囲の人、身近な人がいち早くこのサインに気づき、支援につなげることが大変重要です。

虐待を受けている子どもや親、家庭には、次のような特徴が見られます。
一つだけでなく、複数の項目に該当したり、頻繁に見られたりする場合は虐待が疑われます。

子どもの様子

  • 不自然な傷やあざ、火傷のあとがある
  • 表情が乏しく笑顔が少ない、元気がない
  • 極端にやせている、同年齢の子どもと比べると極端に小さい
  • いつも同じ服を着ている
  • 態度がおどおどしている、保護者の顔色をうかがう
  • 食べ物への執着が強い
  • 他者に対して乱暴である、他児や動物をいじめる
  • 不自然な時間に外出している、家に帰りたがらない
  • ウソが多い、傷や家族のことで不自然な答えが多い
  • 性的なことに過度に関心を示す、年齢不相応な性的な言葉や行為が見られる

家庭の様子

  • 親の怒鳴るような叱責をよく聞く
  • 子どもの泣き声や叫び声が頻繁に聞こえる
  • 家にいるのかいないのか存在がわからない
  • 人を家の中に入れたがらない
  • 夫婦喧嘩が多い
  • 小さな子どもたちだけで夜をすごしている
  • 地域との交流がなく孤立しているなど

親(保護者)の様子

  • 子どもを怒鳴る、叩く
  • しつけが厳しすぎる
  • 子どもの悪口を言う
  • 子どもの話題を避ける
  • 子どもの扱いが乱暴、冷淡である
  • 子どもの健康や安全への配慮がない、食事を与えない
  • 小さな子どもを残してよく外出している
  • 子どものケガや欠席について不自然な説明をする
  • 育児についての知識に乏しいなど

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虐待を受けた子どもへの影響

虐待が長期に及んだ場合、その影響は成人後まで残り、虐待を受けて育った保護者が、自分の子どもに虐待を繰り返すことも、かなりの割合で起きています。

  • 暴力による直接的な身体的外傷、後遺症
  • 暴力を受けた体験から派生する様々な情緒的、精神的な問題
  • 発育障害や発達遅滞
  • 自尊心の低下
  • 安定した愛着関係を経験できないことによる対人関係の問題(暴力、ひきこもりなど)など

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子育てストレスチェック

イライラする、気分が落ち込む、疲れがとれない…。あなたはどんなことにストレスを感じますか?
チェックマークのある方もない方もこれを参考にうまくストレスを減らしましょう。

  • 姑との関係が苦痛
  • 子どものために仕事をやめた
  • 子どもの成長や健康が不安
  • ママ友だちがいない
  • 子どもを愛せない
  • 収入が少ない、不安定
  • 自分の時間がない
  • 子どもが泣きやまない
  • 子どもがいうことをきかない
  • 育児に自信がない

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子育てママは誰でも育児ストレスを抱え、悩みながら子育てをしています。
でもストレスをうまく解消できないままでいると、ストレスはどんどんたまっていき、子どもや自分自身に向かってしまうことにもなりかねません。
暴力は次第にエスカレートして…

重大な結果を招くことがあります。

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子育てストレス解消のヒント

ストレス解消法は人によってさまざま、自分にあったストレス解消法を見つけましょう。

ちょっとした息抜きや趣味を楽しむ

ゆったりとした入浴やストレッチ、音楽を聴いたり、読書をしたり、映画を見て思いきり泣いたり、笑ったりしてみましょう。
新しいことにチャレンジしてみるのもいいですね。ちょっとした息抜きの時間を大切にしましょう。

ママ友だち(相談できる人)をつくる

子育てに対する不安は誰でもあります。同じ年頃の子を持つママ友だちや助言をもらえる先輩ママの存在は重要です。
身近な地域の育児サークルや子育てサロンに参加したり、子育て支援センター等を利用してママ友だちを作りましょう。
対人関係が苦手な人も自分に合った人間関係を無理しない範囲でできるといいですね。

家族の協力

最も身近な存在である、父親の育児参加は欠かせません。
家事・育児の分担ももちろんですが、最も大切なことは周りの人が話を聞くこと。悩みや不安をしっかりと聞き、受け止めてあげるだけでもストレスはずいぶん軽減されます。

グチを聞いてもらう

信頼できる人にゆっくり子育てのグチを聞いてもらいましょう。
自分の気持ちを素直に伝えて話を聞いてもらうことは最も効果的なストレス解消方法の一つです。
夫や実家の両親、友人など。直接会うのが無理なら電話や電子メール、手紙でもOK。自分の気持ちが整理できます。

子どもを預ける

時には家族や友人に子どもを預けてみましょう。
保育所子育てふれあいプラザ(外部サイトへリンク)の一時預かり、託児ボランティアなどを利用するのもよいでしょう。
また“仙台すくすくサポート事業”に会員登録すれば、いざというときに地域の方に預けることができます。子どもとちょっと離れ、自分の時間を持つことで、リフレッシュできます。

公的支援を利用する

仙台市では区役所、総合支所を中心として様々な相談、支援を行っています。
新生児期からの育児ヘルプサービスや助産師の資格を持つ専門指導員等による家庭訪問、短期間の子育て支援ショートステイなども利用できます。子育て支援サービスを上手に利用しましょう。

医療機関やグループミーティングを利用する

育児がつらい、ゆううつで食欲がない、眠れないときなどは専門医の受診が有効な場合があります。適切な治療によって症状を抑えたり、改善することができます。
また、同じ境遇にある人同士のグループミーティングに参加することは、つらさを乗り越える大きな力になります。

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子育てQ&A

転勤族のため知り合いがおらず、子育てが不安です。
どうすればよいでしょう。

A.子育てに関する悩みはお住まいの区役所の家庭健康課、総合支所保健福祉課にご相談ください。
また、仙台市には地域毎に保育所地域子育て支援センターや訪問子育て支援事業が、子育て支援拠点施設として子育てふれあいプラザ(外部サイトへリンク)があります。ぜひ気軽に足を運びママ友だちをつくりましょう。

揺さぶられっ子症候群とはどういうことですか。

A.乳幼児の肩をつかんで強く揺すると、脳障害を起こし死亡したり、後遺症が残る場合があり、揺さぶられっ子症候群と呼んでいます。
例えば、泣き止まないからといって、強く揺すったりすることは絶対にしないでください。“たかいたかい”にも加減が必要です。
乳幼児はとても弱い存在だということを忘れないでください。

子どものわがままで困っています。
どのように対応したらよいでしょうか。

A.悪いことをしたらその場ですぐに叱る。叱っている理由を具体的にいうとともにどうすれば良いのかも伝える。問題になっていることだけを叱る。人と比較しない。心や身体を傷つけるような叱り方をしない。叱った後は気持ちを切りかえ引きずらないことなどがポイントです。
叩くことはしつけではありません。できるだけ感情的にならないように気をつけましょう。また、良いことをしたらほめたり、抱きしめてあげることも忘れずに。ほめられたり認められる体験をすることで、我慢したり感情をコントロールする力がついてきます。
なお、2歳頃の“だだこね”は子どもの発達上大切な自己主張です。なるべく子どもの気持ちを受け止めてあげてください。

赤ちゃんが産まれてから上の子が赤ちゃんがえりで大変です。どうすればよいでしょう。

A.赤ちゃんがえりはごく普通の反応です。赤ちゃんが寝ているときは上の子を優先して接しましょう。
パパや他の家族に協力してもらうなどして上の子と2人だけで過ごす時間をつくるのもよいでしょう。
赤ちゃんが生まれても変わらずに愛されていることを実感することで自然と落ち着くものです。

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児童虐待相談窓口

虐待は特別な人がするのではなく、孤立したり・ストレスが高かったりすれば、誰にでも起きる可能性があります。
ご近所に子育て中の家庭があったら、日頃から、あいさつをしたり、声をかけ、見守ってください。孤立を防ぐことが虐待の予防には大変重要です。児童虐待が疑われたらまず、連絡してください。

仙台市の相談窓口

仙台市の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

仙台市児童相談所

022-718-2580または「189」

※緊急時は夜間・休日も受け付けます。

青葉区家庭健康課

022-225-7211(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

宮城野区家庭健康課

022-291-2111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

若林区家庭健康課

022-282-1111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

太白区家庭健康課

022-247-1111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

泉区家庭健康課

022-372-3111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

宮城総合支所保健福祉課 022-392-2111(代表) 月曜~金曜 8時30分~17時

国の相談窓口

国の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

仙台法務局 こどもの人権110番

フリーダイヤル 0120-007-110

月曜~金曜 8時30分~17時15分

民間の相談窓口

民間の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ

022-265-8866

月曜~土曜 10時~13時

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育児相談窓口

育児がつらいときには、一人で悩まずにご相談ください。

子供家庭総合相談

子供家庭総合相談の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

青葉区家庭健康課

022-225-7211(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

宮城野区家庭健康課

022-291-2111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

若林区家庭健康課

022-282-1111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

太白区家庭健康課

022-247-1111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

泉区家庭健康課

022-372-3111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

宮城総合支所保健福祉課

022-392-2111(代表)

月曜~金曜 8時30分~17時

子供の心の相談

子供の心の相談の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

親子こころの相談室

022-219-5220

月曜~金曜 8時30分~17時

子育て何でも電話相談

子育て何でも電話相談の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

仙台市こども若者相談支援センター

022-216-1152

月曜~金曜 8時30分~17時

発達相談

発達相談の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

北部発達相談支援センター(北部アーチル)

青葉区、宮城野区、泉区担当

022-375-0110

月曜~金曜 8時30分~17時

南部発達相談支援センター(南部アーチル)

若林区、太白区担当

022-247-3801

月曜~金曜 8時30分~17時

仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)

仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

はあとライン

022-265-2229

月曜~金曜10時~12時、13時~16時

ナイトライン

022-217-2279

年中無休18時~22時

「すくすく子育て」電話相談

「すくすく子育て」電話相談の相談窓口

相談窓口

電話番号

開設曜日と時間

丘の家乳幼児ホーム

022-234-6310

年中無休 9時~18時

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お問い合わせ

こども若者局こども家庭保健課

仙台市青葉区上杉1-5-12上杉分庁舎8階

電話番号:022-214-8606

ファクス:022-214-8610