更新日:2023年7月13日
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国際姉妹・友好都市
交流促進協定締結都市
産業振興に関する協定締結都市
Riverside
1957年(昭和32年)3月9日 国際姉妹都市提携
1951年(昭和26年)5月の母の日に、在仙米陸軍病院に入院中の将兵のもとに大学婦人協会仙台支部の有志から花束が届けられた。同じ大学婦人協会リバサイド支部の会員を母とする将兵によりこのことが故郷に伝えられ、大きな反響を呼び、リバサイド市側に「東北大学女子学生のための奨学制度」設立となった。これが契機となり、リバサイド市議会で数市の姉妹都市候補の中から仙台が選ばれ、提携を行うに至った。
風光明媚な南カリフォルニアの中心にあるリバサイド郡の郡都で、郡の西部に位置し、ロサンゼルスから車で一時間程度のところにある。かつて柑橘産業が盛んだったため、その時代の遺産が随所に見られる歴史の街。現在は小売業とエンターテイメント産業において継続的に発展しており、南カリフォルニア第三の郊外小売業中心都市である。また、教育水準も高く、数多くの研究機関が集積している。人口約32万人。
(教育施設)
カリフォルニア大学リバサイド校、リバサイド・コミュニティ・カレッジ、シャーマン・インディアン・ハイスクール(全米最大の公立インディアン学校)等
(文化・芸術)
ベン・E・ルイス・ホール、市民公会堂、図書館、博物館、リバサイド交響楽団等
Rennes
1967年(昭和42年)9月6日 国際姉妹都市提携
1963年(昭和38年)、当時の駐日フランス大使(エチエンヌ・デヌリー氏)が来仙した際、レンヌ市も仙台市も共に古い歴史を持つ都市であることなどから、レンヌ市が仙台市と姉妹都市提携を希望していることを伝えた。その後、文書や資料の交換により理解を深め提携を結ぶに至った。
ブルターニュ州の州都であり、政治・経済・文化の中心地。中世以来の伝統的な建築と近代的な建築とが調和した落ち着きのあるまち。多くの高等教育機関や研究機関があり、ブルターニュの学術研究の中心的役割を果たしている。また、農林漁業の中心地で畜産、酪農等が盛んであり、バイオ・テクノロジーを利用した食品加工業も盛んになってきている。通信光学関係の研究も盛んで産・学・官共同のプロジェクトであるレンヌ・アタラントを中心に日本企業の進出も進んでいる。人口約22万人。
(高等教育機関)
レンヌ第一大学、レンヌ第二大学、国立高等応用科学学院、国立公衆衛生学院等
(文化・芸術)
ブルターニュ博物館・美術館、市立劇場、レンヌ文化会館等
(スポーツ)
スタッド・レンネ(サッカー、バレー、バスケット、陸上、自転車等)、トゥール・ドーベルニュ(陸上等)
※現在、交流を見合わせております。詳しくは記者発表資料をご覧ください。
Minsk
1973年(昭和48年)4月6日 国際姉妹都市提携
1962年(昭和37年)、日ソ協会の招きにより、ソ日協会事務局長(S・P・ハーリン氏)が来仙の際、仙台市とソ連邦の都市との姉妹都市提携が話題となり、当時白ロシア共和国の首都ミンスク市が推薦された。その後、文書、資料の交換などを経て、1973年(昭和48年)4月6日仙台市代表団10名がミンスク市を公式訪問、都市提携共同コミュニケを交換し、姉妹都市提携が成立した。
古くからの歴史と伝統を持つ都市で現在ベラルーシ共和国の首都。姉妹都市提携当時は、旧ソ連邦の白ロシア共和国だったが、1991年に独立し、国名をベラルーシ共和国と改め、現在にいたっている。第2次世界大戦による戦災で古い街並みは失われたが、戦後著しい復興を遂げ、自動車やトラクターなどの生産が盛んな工業都市として生まれ変わった。また、ベラルーシ国立大学をはじめとする大学や研究機関、オペラ、バレエ劇場や博物館、美術館などの文化施設が数多く立地する学術・文化都市でもある。人口約202万人。
(大学)
ベラルーシ国立アカデミー、ベラルーシ国立大学、ベラルーシ国立医科大学等
(文化・芸術)
ベラルーシ国立オペラ・バレエ・アカデミック・ボリショイ劇場、ヤンカ・クパラ国立アカデミック劇場、ベラルーシ国立博物館、ベラルーシ国立美術館等
Acapulco
1973年(昭和48年)10月23日 国際姉妹都市提携
1614年(慶長19年)の慶長遣欧使節支倉常長アカプルコ上陸を縁とし、1973年(昭和48年)4月、駐日メキシコ大使来仙の際にアカプルコ市との姉妹都市提携希望の意向を伝え実現協力を依頼し快諾された。同年5月、駐日メキシコ大使の帰国の際にアカプルコ市側に対し、仙台市との姉妹都市提携につき打診。その後アカプルコ市側も姉妹都市提携の意向があることを公文書の交換により確認、同年10月23日議定書に調印し、姉妹都市提携に至った。
メキシコ合衆国太平洋岸ゲレーロ州最大の都市。首都メキシコシティから約400kmの地点に位置し、太平洋岸でも最も古く、また、美しい港のひとつであるアカプルコ港を有する。美しい砂浜と変化に富んだ海岸線で知られる国際的な観光保養都市であり、主な産業は観光業である。人口約78万人。
(建造物)
サンディエゴ要塞(歴史博物館)、ソレダ聖母大聖堂、平和全キリスト教礼拝堂、ドローレス・オルメドの家
(観光地)
ラ・ケブラダ(ダイビングショーが行われる、高さ40mほどの断崖)、パパガージョ公園、日本広場(支倉常長像)
Changchun
1980年(昭和55年)10月27日 国際友好都市提携
中国の都市との友好関係を望んでいた仙台市は、仙台市と似た性格の中国東北地方の都市との友好都市提携の希望を中国側に打診していたところ、1979年(昭和54年)7月中日友好協会会長(廖承志氏)から長春市との提携について提案があり、その後何回かの文書の交換を経て、1980年(昭和55年)8月覚書を交換、同年10月27日仙台にて議定書に調印し締結が成立した。
吉林省の省都で、肥沃な土壌をベースに農業が発達しており、「東北食糧庫」と称されている。工業では「長春第一自動車グループ」等を中心とする交通運輸設備製造業が主体であるほか、電子・光学・食品・軽紡化学・建材等の産業が発達しており、また映画産業も盛んである。また、吉林大学など40以上の大学をはじめ、数多くの高等教育機関や研究所があり、教育の中心地でもある。総人口約907万人。
(大学)
吉林大学、東北師範大学等40校以上
(観光地)
長春世界彫刻公園、長春映画世紀城、浄月潭国家森林公園
Dallas
1997年(平成9年)8月29日 国際友好都市提携
ダラスとの交流は当初、経済界や学会など民間ベースで行われていたが、1992年(平成4年)11月、当時のダラス市長スティーブ・バートレット氏が来仙し、ダラス市が仙台市と文化・教育・産業分野における交流を希望していることを表明した。その後、青少年交流、市民訪問団の相互訪問等約5年間の交流を経て、両市民間での提携機運の盛り上がり、各分野における交流基盤の存在等を考慮し、友好都市提携を行うこととなった。
テキサス州北部に位置する商業、流通、金融、製造業が盛んなアメリカ合衆国中南部の拠点都市。全米最大規模のダラス・フォートワース国際空港や世界最大の卸売展示場であるダラス・マーケットセンターなどの施設があり、全米有数のコンベンション都市である。プロスポーツの盛んな都市としても有名で、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、サッカー、アイスホッケーなどのプロチームが本拠地としている。人口約130万人。
(大学)
テキサス大学ダラス校、テキサス大学サウスウェスタン医療センター(ノーベル賞受賞者5名輩出)、サザンメソジスト大学、ダラス大学等
(文化・芸術)
ダラス美術館、モートン・H・マイヤーソン・シンフォニーセンター、AT&Tパフォーミング・アーツ・センター等
(プロスポーツ)
ダラス・カウボーイズ(アメリカンフットボール)、ダラス・マーベリックス(バスケットボール)、テキサス・レンジャーズ(野球)、ダラス・スターズ(アイスホッケー)、F.C.ダラス(サッカー)
Gwangju
2002年(平成14年)4月20日 国際姉妹都市提携
1992年(平成4年)の光州市からの姉妹都市提携希望を契機として両市の交流が始まった。2000年(平成12年)5月に「友好促進協定」を締結して以来、文化・スポーツ分野等での両市の市民レベルでの交流も盛んとなり、本市としてもこれまでの交流の積み重ねと両市における共通性、さらに2002FIFAワールドカップの成功に向けた両市民の気運の高まりなどを踏まえ、両市の間で姉妹都市の提携を行うこととなった。
首都ソウルから南へ約330km、飛行機で約40分のところに位置する大韓民国南西部の政治・経済・文化・教育の中心地。韓国南西地域を代表する芸術の都と言われ、パンソリ(物語を歌唱化した民族芸能)の発祥地であり、墨の香りが漂う南宗画(韓国画)もさかんである。また、1995年(平成7年)から世界美術博覧会「光州ビエンナーレ」を創設し、韓国の文化芸術を世界に広めることを目指している。他にも、先端産業団地の整備や科学技術院の設置などを行い、先端技術産業の育成・誘致にも力を注いでいる。人口約145万人。
(大学)
国立全南大学校、朝鮮大学校、湖南大学校
(文化・芸術)
国立光州博物館、光州市立民俗博物館、光州文化芸術会館、光州ビエンナーレ展示館
(スポーツ)
光州ワールドカップ競技場、無等総合競技場
(行事)
コッサウム祭り(1月)、光州世界キムチ祭り(10月)、光州ビエンナーレ(2年に1回)
Tainan
2006年(平成18年)1月20日 交流促進協定締結
仙台市と台南市との間では、従来から「七夕祭り」を縁とした市民レベルでの相互交流が行われてきたが、そうした交流の高まりを契機とし、両地域の市民や産業界が、観光、経済、産業、福祉、文化及びスポーツ分野のそれぞれで交流することを促すため、「観光、経済、産業、福祉、文化及びスポーツ分野の交流促進協定」を締結した。
台北から台湾高速鉄道で約1時間45分、台湾海峡に面する台湾南西部の都市。亜熱帯気候に属し多様な自然環境に恵まれていることから、レジャー設備を整えた観光都市として発展している。また、台湾で最も長い歴史を持ち、多くの史跡を残す台湾の古都として有名である。2010年(平成22年)12月25日に台南県と合併し、直轄市に昇格した。人口約185万人。
成年の儀式「16歳の祝い」の習俗であり、この伝統が残っているのは台湾でも台南のみといわれる。旧暦7月7日(8月下旬頃)に行われる。
(史跡・旧跡)
赤かん樓、台南孔子廟、祀典武廟、安平古堡、億載金城、五妃廟、延平郡王祠、大天后宮、徳記洋行、安平樹屋、安平小砲台等
(大学・高等教育機関)
国立成功大学、国立台南大学、康寧大学、国立交通大学光電学院、中信金融管理学院、台湾首府大学等
(文化・芸術・スポーツ施設)
国家台湾文学館、東門美術館、クロツラヘラサギ保護区、四草紅樹林(メヒルギ・マングローブ)保護区、台南市立文化センター、塩村集落、台南市立野球場等
(行事)
ランタンフェスティバル(旧暦2月)、媽祖祭(旧暦3月)、ドラゴンボートレース(旧暦5月)、七夕16歳国際芸術フェスティバル(旧暦8月)等
Oulu
2005年(平成17年)11月3日 国際産業振興協定締結
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトを契機としたもので、情報通信、エレクトロニクス、ナノテクノロジー、ライフサイエンス、環境技術などの分野において、両地域の提携企業候補などの情報提供、双方の地域への進出サポート、国際産学官連携などを通じて、双方の地域の産業振興を図る。また、サイエンスパークなど産業クラスター政策のノウハウについて情報交換を行う。
首都ヘルシンキの北600kmに位置する北フィンランドの最大の都市。タールと鮭の町から先進都市に成長した。現在は、オウル大学をはじめ地域の産学官の強い連携のもと、ノキアに代表される情報通信産業及びヘルスケア・ライフサイエンス産業が盛んであり、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれている。人口約20万人。
北フィンランドの中核的な地域として、
などのサイエンスパークが整備されている。
オウル市は産業クラスター形成による産業振興が功を奏し、北極地域でも成長率が高い都市である。
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