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更新日:2024年9月12日
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AEDとは|頼りはあなたです!|講習会の種類|申込方法|「杜の都ハートエイド」制度について
<救急車がくるまでに>をテーマに、応急手当に必要な基礎知識のほか、「胸骨圧迫」や「人工呼吸」、「AEDの使用方法」、「止血法」など感染予防に留意し実技中心の講習が行われます。
呼吸や心臓が止まったり多量に出血している人の命は、救急車が到着するまでのわずかな数分の間に、“応急手当”を受けたかどうかで大きく左右されます。何の手当もしないで救急車を待っているだけでは、助かる命も助からなくなってしまいます。
この講習会で正しい“応急手当”の方法を身につけ、家族の命はもちろん、あらゆる人々の救命に役立てましょう。
グラフ中の上の実線は、その場に居合わせた人によって救命処置が行われた場合の救命効果を示しています。 また、下の点線は、その場に居合わせた人によって救命処置が行われず、現場に到着した救急隊により救命処置が実施された場合の救命効果を示しています。
このグラフから、時間の経過により救命のチャンスは低下することや応急手当の実施が救命のチャンスを高めることが読み取れます。
しかし、応急手当の開始が遅れても、その効果が全くなくなるというわけではありません。応急手当の開始が遅れても、少しでも蘇生の可能性があれば、積極的な応急手当の実施が望まれます。
突然心臓が止まってしまった場合、心臓の筋肉が無秩序でけいれんしているような動きとなり、血液を全身に送れない状態(これを心室細動といいます)になっていることが多く、電気ショックを与えて無秩序な心臓の動きを止める(これを除細動といいます)ことにより、心臓の正常な動きを取り戻せる可能性があります。
AEDは、この電気ショックを行うための医療機器で、平成16年7月から一般市民の方も使用できるようになりました。
心室細動になってからできるだけ早く電気ショックを与える必要があります。電気ショックまでの時間が1分経過するごとに生存率は7〜10%ずつ低下すると言われています。
AEDを使っても電気ショックの適応とならない場合があります。また、AEDが近くにない場合もありますので、AEDと応急手当の知識・技術はどちらも大切です。詳しくは救命処置と止血法のページをご覧ください。
仙台市では、平成16年度から市有施設へのAED整備に取組み、現在、学校施設をはじめ、市民の皆様が多く利用する地下鉄駅や体育館等のスポーツ施設などにAEDを設置しているほか、平成21年度からは、民間事業所の協力を得て「杜の都ハートエイド(応急手当協力事業所表示制度)」を開始するなど、応急手当の普及とAED設置促進にも取り組んでいます。
救急車の到着には平均で約10分かかります。通報の遅れや交通事情によってはさらに長くかかることもあります。頼りはその場にいるあなたです。適切な応急手当を行って、到着した救急隊、そして医師へとリレーができれば、多くの貴重な命が救われます。
上記の普通救命講習は、自宅や職場等で事前学習(eラーニング)を行うことができます【応急手当WEB講習】
成人・小児・乳児・新生児に対する心肺蘇生法、AEDの使用法、気道異物除去要領、止血法、感染防止、傷病者管理法、外傷の手当、搬送法及び心肺蘇生法について学びます。
上級救命講習は、仙台市防災安全協会で開講します。
(年末年始、祝日等を除く、毎月第2、第4金曜日及び第3日曜日)詳しくは仙台市防災安全協会にお問い合わせください。
上記の上級救命講習は、自宅や職場等で事前学習(eラーニング)を行うことができます【応急手当WEB講習】
消防庁「一般市民向け応急手当WEB講習」専用サイトはこちら(外部サイトへリンク)
※仙台市消防局応急手当WEB講習は、令和6年3月末をもって利用中止となりました。
基礎的な応急手当の知識と技能、基礎医学、資器材の取扱い、指導技法及び応急手当の指導者としての指導要領について学びます。
主に事業所等で応急手当の指導に従事される方が対象です。
※応急手当普及員講習は、毎年4回開講しています。
詳しくは最寄りの消防署または消防局救急部救急指導課救急対策係(電話番号:022-295-7220)にお問い合わせください。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDの使用法について学びます。受講すると「救命入門コース参加証」が交付されます。主に、小学生4年生から6年生及び中学生を対象とした応急手当の入門的なコースです。
【団体の方(概ね10名以上を団体とさせていただいております)】
居住地または勤務先を管轄する消防署に事前に連絡し、日程調整のうえ、7日前までにお申込みください。
※7月、8月及び9月は救急出場体制の確保のため、消防署での普通救命講習の開講を自粛しております。
ご理解とご協力をお願いいたします。
【個人の方】
仙台市防災安全協会に事前に連絡し、日程調整のうえ、7日前までにお申込みください。
(年末年始、祝日等を除く、毎週火曜日及び第1日曜日に開講)
上級救命講習は、仙台市防災安全協会で開講します。
(年末年始、祝日等を除く、毎月第2、第4金曜日及び第3日曜日)
詳しくは仙台市防災安全協会にお問い合わせください。
お問い合わせ先 |
住所 |
電話番号 |
---|---|---|
仙台市青葉消防署 |
仙台市青葉区堤通雨宮町2-15 |
022-234-1121(代) |
仙台市宮城野消防署 |
仙台市宮城野区苦竹三丁目6-1 |
022-284-9211(代) |
仙台市若林消防署 |
仙台市若林区遠見塚二丁目25-20 |
022-282-0119(代) |
仙台市太白消防署 |
仙台市太白区山田北前町15-1 |
022-244-1119(代) |
仙台市泉消防署 |
仙台市泉区将監四丁目4-1 |
022-373-0119(代) |
仙台市宮城消防署 |
仙台市青葉区落合二丁目15-1 |
022-392-8119(代) |
仙台市防災安全協会 |
仙台市青葉区柏木一丁目2-45フォレスト仙台ビル3階 |
022-271-1211(代) |
【受講申請書はこちら】
応急手当講習会・救命入門コース(受講申請書等)
【仙台市防災安全協会の開催日程・受付状況はこちら】
仙台市防災安全協会応急手当講習会日程・受付状況
普通救命講習(I・II・III)、救命入門コースの受講料は無料です。
仙台市防災安全協会で行う上級救命講習、応急手当普及員講習は有料(テキスト代)となります。
お問い合わせ
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