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更新日:2021年7月1日

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―「クロス・センダイ・ラボ」パートナーシップ推進事業―新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口(コールセンター)における業務効率化を支援します

「クロス・センダイ・ラボ※1」では、パートナーシップ推進事業として、行政と民間企業が連携してさまざまな課題を解決する取り組みを進めています。
このたび、新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口(コールセンター)において、相談を受け付けるオペレーターの負担軽減を図りながら、相談者に最適な医療機関を速やかに案内できる支援ツール「whis+(ウィズプラス)」を導入します。
このシステムは、本市と東北大学発のベンチャー企業である株式会社シグマアイが連携し、コールセンター受託事業者の協力をいただきながら開発を進めたもので、クロス・センダイ・ラボを通じてサービスが実用化された初めてのケースです。
今後もこうした取り組みを通じて、先端技術を有する企業等と連携しながら、IT技術等を活用した行政課題の解決、市民サービスの向上を目指していきます。

1 供用開始

7月1日(木曜日)

2 場所

新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口(コールセンター)
(受託事業者)株式会社メディカル・コンシェルジュ

3 実施内容

これまで、コールセンターにおいて電話を受けたオペレーターが相談内容をシステムに入力しながら、紙の医療機関台帳を基に医療機関をご案内していたところ、「whis+(ウィズプラス)」の導入により、最低限の入力操作によって、近隣地域の医療機関の情報や直近のコールセンターからの案内実績に基づいた混雑度合いを推測して、適切な医療機関の選定を行うことが可能になりました。これにより、不安な気持ちを抱えている相談者に対して、速やかに医療機関のご案内をすることができます。

ウィズプラス利用イメージ

4 提案事業者

株式会社シグマアイ(東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス6階)
東北大学発のベンチャー企業で、量子アニーリング技術※2研究ソリューションを提供。同社の自治体支援共創プロジェクト「Project MASAMUNE」を通じ、本取り組みに注力。

5 取材について

内容について取材等を希望される場合は、下記担当にお問い合わせください。
なお、新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口(コールセンター)への取材は行えませんので、ご留意ください。
担当 まちづくり政策局プロジェクト推進課 松原
(内線)700-2166 (直通)214-1254

 

※1 クロス・センダイ・ラボ

民間企業等からの提案を一元的に受け付ける窓口であり、次の2つの事業で構成されています。

(1)パートナーシップ推進事業
民間企業等から行政・地域課題の解決等に向けた提案を幅広く受け付け、対話を重ねながら提案の
実現に向けた支援を切れ目なく行うことで、スピーディーかつ強力に連携を推進します。
(2)近未来技術実証ワンストップセンター事業
AI、IoT、自動走行、ドローン等の近未来技術の発展を推進するため、市内で行おうとする近
未来技術の実証実験について、必要な手続きに関する相談の受け付け、関係機関や実証実験のフィー
ルドの管理者等との調整等を行い、民間企業等による実証実験の円滑な実施を支援します。

※2 量子アニーリング

量子ゆらぎを利用した組み合わせ最適化問題を解く新しい計算技術。

関連リンク

クロス・センダイ・ラボ

 

お問い合わせ

まちづくり政策局プロジェクト推進課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎2階

電話番号:022-214-1254

ファクス:022-214-8037