昨年、115万人を超える方々にご来場いただいた第40回全国都市緑化仙台フェアでは、仙台のまちを花とみどりで彩るため、多くの市民の皆さまにボランティアとしてご参加いただくとともに、市民団体や企業などにもご参画いただきました。フェアを通じて育まれた緑化意識や人と人とのつながりはまさにレガシーと呼べるものであり、この機運を未来に引き継いでいくため、このたび、新しいプロジェクト「未来の杜せんだいネット『ハナミドリエ』」を始めます。
このプロジェクトは、緑化活動をしたい個人や市民団体、緑化活動を通じて地域貢献をしたい企業などを、緑化イベントなどを通じてマッチングさせネットワークを強化することで、本市が掲げる「百年の杜づくり」を推進しようとするものです。
「ハナミドリエ」というプロジェクト名は、「花とみどり」に、「つなぐ」という意味を持つフランス語の「リエ」を加えて名付けました。花とみどりがたくさんのつながりを生み出し、市民協働によって、このまちをより美しく彩るようにとの願いが込められています。
このプロジェクトは、個人、市民団体、企業など、さまざまなレベルで参加できるのが特徴です。ぜひ、花とみどりの力で、仙台のまちを彩る取り組みを一緒に始めてみませんか。

1　取り組みのイメージ

個人や市民団体、企業などが行う花とみどりに関する活動において、イベントの開催や情報提供などを通じ、ネットワークの構築を図ります。例えば、花壇づくりをしている市民団体が人手や資材不足に悩みを抱えている場合、イベント開催を通じて緑化活動をしてみたい個人を呼び込み、人手不足を解消するとともに、緑化活動を通して地域貢献をしたい企業とマッチングさせることで資材等の確保を目指すなど、多様な主体の連携をサポートします。

2　ウェブサイトの開設について

ハナミドリエのプロジェクトを始動するにあたり、花やみどりのイベントや講座、CSR活動の実績など、花やみどりによるまちづくり活動に関するさまざまな情報を発信するウェブサイトを開設しました。
まちなかの美しい緑化スポットもご紹介しています。

公式ウェブサイト「未来の杜せんだいネット・ハナミドリエ」（外部サイトへリンク）

 

3　令和6年度の主な取り組み

令和6年度は、「知る、楽しむ」をテーマとし、花とみどりの活動に関心がない人やきっかけを探している人をターゲットに、活動への参加のきっかけづくりを行います。

（1）ハナミドリエ・はじめてプログラム

花やみどりの活動に取り組んだことがない方でも気軽に参加できる、体験型のプログラムを実施します。年度内に5回の実施を予定しており、第1回目を9月に開催します。

【ハナミドリエはじめてプログラム1.花摘み＆ブーケづくり】

• 日時　9月14日（土曜日）午前10時～正午　※雨天中止
• 場所　青葉山公園追廻地区
• 内容　花壇に植えられたマリーゴールドなどの花摘み体験、摘み取った花を使ったブーケづくり
• 申し込み　9月6日（金曜日）午前10時からEメール（ken010241@city.sendai.jp）またはファクス（216-0637）で受け付け（先着20組）
• 今後の予定　第2回（10月）アイスガーデンにネモフィラをまこう

（2）みんなで植えよう、秋の植え替え大作戦

緑化フェアのレガシーとして残している花壇で、市民参加による秋の植え替えイベントを行います。第1回は次のとおり実施します。

【花植え体験～ちょっと花植えしてみませんか？～】

• 日時　10月17日（木曜日）午前10時～花苗がなくなり次第終了　※雨天中止
• 場所　青葉山公園追廻地区
• 内容　ビオラなどの花苗の植え付け作業（軍手持参）
  　　　※仙台市百年の杜づくりキャラクター・フォレッピも登場予定です
• 申し込み　不要（直接、青葉山公園追廻地区中央広場へお越しください）
• 今後の予定　第2回（10月）青葉山公園追廻地区で花の種まき体験

　※各イベントの詳細は、上記ウェブサイトでお知らせします

4　パートナー企業の募集について

CSR活動等の一環として、事業にご協力、ご協賛いただける企業を募集しています。
花壇管理活動へのマンパワーや花苗や肥料等の物資の提供、花壇の維持管理やハナミドリエ運営に係る費用の支援などを想定しています。ウェブサイトに募集概要を掲載していますので興味・関心がありましたら、ぜひご覧ください。