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更新日:2018年6月5日
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平成30年6月4日
第2回定例会は第1回定例会に比べて期間が短く、提出議案も少ないのですけれども、丁寧にご説明をし、そしてご議論をいただいて、しっかりと前に進めるようにしたいと思っています。
市長に就任させていただいてから、まだ初心者マーク、若葉マークが外れていません。1年にどのような流れがあってどのような状況なのかということを、私なりにいろいろ感じながら考えながらまずは進めていくべきだと思って、この間やってまいりました。
今回が1年の最後と言いましょうか、議会になるわけです。議会の皆さまとの関係も、いろいろな方々からご質問いただきましたけれども、とにかく思いを丁寧に説明してご理解いただけるように努力をする。そのことは変わらずにやってまいりたいと思いますし、1年を通して何か見えてくるものがあるのか、あるいはないのかはその時にならなければ分からないと思います。
私の認識では市議会が率先して条例について議論をしていくというふうには受け止めていません。私どもが今、かなり突っ込んだ検討をしていますけれども、それをお示しできるような段階、いつになるかは申し上げられませんが、まずは私どもがどのような条例を考えているのかをご覧いただいてからの議論になるのではないかと思います。
いじめ防止の条例を作るということを、春に市議会の皆さまからも中間報告書という形でご提言をいただいたと思っていますし、そのことも含めて、今かなり踏み込んだ形で検討をしている段階です。
実際に私自身が公約にもさせていただいたわけですが、本市が抱えていた課題のうち、自死という事案があったことを重く受け止めていて、やはりこれは条例を作って、さらに市民の皆さん全体でいじめを許さないんだ、いじめを防止していくんだという取り組みにしていきたいという強い思いで検討を指示したわけですが、かなり突っ込んだ検討が進んでいるという状況です。
めどについては申し上げられませんが、いろいろと検討を進めています。
先般の議会の中間報告書には、いじめ防止条例を設けてもらいたいという一文がありました。その中身については何も具体的なところはなかったわけですが、まずは私どもの方からこのようなもので考えたいということをお示しして、そこで議論していただきたいと思っています。
県の方は県議会で条例の検討が進んでいるということで、骨子案の大体のところを私も見ました。事務方を通して調整しなくてはいけないところも、いくつかあったものですから調整しているのではないかと認識しております。
はい。
単なる理念の表明であるならば、私は多分条例の必要性は感じないと思います。実際にどのように対策が動いていくのかということに力点を置いて考えていきたいと思っています。
平成29年4月の事案については、かなり精力的に調査をしていただいていると教育局から報告をもらっています。ただ、具体的な取りまとめや聞き取りも大変広範なものだったというふうに聞いていますし、そこから結論を導き出せるのがいつになるのかについては、委員長は明言はされていなかったと思います。ですから、それを待ってからと考えているわけではありません。
そこもどうなるか、進捗によってというふうに思います。
まだお示しできるものがないので、動いていないのではないかというふうに言われるのだと思います。ある程度形にしてからでなければご説明はできないと思っているものですから、議会の皆さまには大変申し訳ないのですけれども、もうしばらくお待ちいただき、まとまり次第ということでご理解をいただきたいと思っているところです。
いきなり条文も全部作ってということにはならないと思います。
骨子という形でお示しできればいいのではないかと、そこにいろいろとご意見を出していただいて成案に結びつけていきたいと思っています。
今の段階ではなかなかお答えできません。
仙台市としては交流人口を拡大するのだということを、先ほども申し上げました。そういう意味においては、民泊を適正に使っていただくということも重要なのだろうと思いますが、一方で仙台市として民泊を規制する方の条例も決めさせていただいたところです。住環境をしっかりと担保した上でということですので、両方難しいところですけれども、住宅宿泊事業者として手を挙げているところがあったようですので、ぜひやれるところは期待をしたいと思いますし、どのようになっていくのかも注視をしたいと思います。
今、ホテル業界や旅館業界も大きな需要を目指して稼働日数を増やしていくということで、いろいろな取り組みもなさっているようです。そちらとの兼ね合いもありますので、いろいろと注視をしていくということです。
私としては大変うれしい判断をしていただいたというふうに思います。市民の皆さまの不安ですとか、関心が高い案件でした。昨年の市長就任直後に私の考えを発表したほか、12月には今後進出されるところに対しての考え方、方向性というものも示していて、それらがやはり大きな判断の基準になって今回このような形に、バイオマス専焼という形になったのだろうと思います。このことについては大変うれしく受け止めさせていただきました。またこれからの環境アセスメントについてもしっかりと見ていきたいと考えているところです。
お年寄りや小さなお子さんも乗るバスに大変悪質なことだと思いましたが、まずはけがをされた方がいらっしゃらなかったので安心しました。今後は乗務員に対してもしっかりと点検を徹底するように伝えましたし、捜査については警察に協力できるところはしっかりと協力していきたいと思っています。
値上げだけではないのですが、値上げの部分もあって、ご負担をお願いしなければならないことですから本当に申し訳なくも思うのですが、一方で市民の、そして地域の皆さまの足として未来に向けて持続的な営業ができるように取り組んでいかなければならないわけです。そういう意味においては、本当に申し訳ないのですけれど致し方ないお願いでした。
認めていただきましたので大変ありがたく思います。10月からになりますので、準備を進める上で交通局の方も慌ただしく当たっているのではないかと思います。
本日の会議の中で交通事業管理者からも協力依頼の話がありました。私からも言葉だけに終わらないようにということで、皆同じ思いで取り組むということを確認し合ったところです。
これもいろいろ検討していかなければならない課題がたくさんありますので、それらの整理がまず必要だと思います。
はい。
私も度々申し上げていますが、与党ですとか野党ですとか、それぞれの立場でご議論いただくのは議会の役目ですから、それはそうだと思います。賛成していただけるものは賛成していただきたいですし、いやいやこうじゃないかという活発な議論はそれはそれで必要なのだろうと思っていまして、与党だとか野党だとかそういうくくりでいいのかということは、この間も申し上げてきました。全会一致でお認めいただけなかったのは残念だというのが私の感想です。
そもそも賛成いただけるのか、あるいはチェックをしていろいろな議論をしていただかなければいけないのか、それはどこの会派であっても同じだろうと私自身は思います。行政の側と議会の立場、市長与党、市長野党というのではなくて、お互いにお互いの立場で走っていくということだろうと思いますので、そこは各会派に丁寧にご説明していくというその姿勢は変わらないものです。
仙台市長 郡 和子
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