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更新日:2019年1月10日
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平成31年1月8日
※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。
一部報道で、仙台市の街路樹のマネジメントについて、新年度いろいろ検討していくという話があったのですけれども、これについて、現在、具体的に何か決まっているような内容がもしあれば教えていただきたいのですけれども。
大きく新聞報道もありましたけれども、そもそも定禅寺通ですとか青葉通のあの街路樹というのは、杜の都を象徴する、そんな街路樹、通りになっていると思います。都市景観を向上させて、歩行者の方々にも木陰、憩いの場を提供するなど、イベントの会場にもなったりして、とてもすてきな空間だというふうに私も思っています。
このたび、街路樹マネジメント方針を作成して、これらの街路樹の維持管理ですとか、それからまた、この街路樹をどういうふうに市民生活の中に取り入れて豊かさを向上させていくのかといったようなこと、これもその方向性を示すということで、都市の魅力というのですか、これを向上することにつなげていけたらなと思っています。そういう形になります。
先日の賀詞交換会のときに知事が市長と年末年始にお話しされたということを話されていたと思うのですけれども、年末年始の面会はどちら側からの働きかけで実現したものなのかというのを教えてください。
これは恒常的にさせていただいているものでして、特別ということでもなく、折を見て、情報交換はいろいろさせていただいています。
年末は知事が役所に来てくださった。私も年始、いろいろとごあいさつをさせていただいて、その中で共通の課題ですとか、これから一緒にやっていかなければいけないことについていろいろな意見交換をさせていただいております。
これは特別にということではなく、時期を見ながらいろいろやっているということでご理解をいただきたいと思います。
共通の課題でお話しされたことというのは、具体的な話題としては何だったのか教えてください。
例えば災害救助法が改正されました。救助実施市に本市もなりたいということで、その救助実施市、権限を移譲してもらうことについてさまざまな調整が必要です。そのことについてもお話をさせていただきました。
本市も希望するという、その思いを伝えたということですか。
もうそのことはとうにお伝えをしておりまして、より具体的なところで、申請するに当たってさまざまな調整がございますので、その細かいことについていろいろとお話をさせていただきました。
知事からの反応はどんなものでしたか。
これはもう、それこそ、その方向に向けて協力していきましょうということでお話がありました。
指定に向けて順調に進んでいるというような理解でよろしいですか。
そのように理解していただいていいと思います。
事務方レベルでもかなり進んでいて、市長からも要望を伝えられたということですか。
はい。
県といろいろ調整されていると思うのですが、4月の指定に向けて、早いところですと神奈川県なんかでは県と政令市の間での資源配分の計画をもう作ったりしているのですけれども、そういった資源配分の計画の策定みたいなものは、これは4月までにできるという感じなのか、その準備のほどというのはいかがなのでしょうか。
指定が4月1日です。今おっしゃられたように神奈川も随分進んでいると、私も聞かせていただきました。
仙台市と宮城県においても、その資源配分の調整というのは今まさにやっているところでして、申請をさせていただくのが2月だったかと思いますけれども、それに間に合うようにいろいろ進めているところです。
もう1点、音楽ホールの話もされていたみたいなのですけれども、同じようなものを造らないようにしていきたいみたいな話を知事からもされていたと思うのですけれども、市長からはどんな話題提供をされたのでしょうか。
宮城県さんが行ったアンケート調査について、大体のところを聞かせていただいて、そしてまた設置場所についても、仙台市としてもいろいろと議論になっていて、候補地として9つ挙げた中でどういうふうに絞り込んでいくのかというお話。あるいは宮城県さんとしても、2,000席規模となると今の県民会館の所にはなかなか入らないということで、いろいろな場所を想定していかねばならないということも含めて、いろいろと議論と言いましょうか、調整をしながらやっていかなくてはいけませんねというお話です。
まだ具体的なところまではここで言及できるものではありませんけれども、お互いに無駄なものを2つも造ってというふうなことを言われないように、やはりこれからも情報交換していきましょうということです。
具体的には何か、少なくとも立地に関しては何か調整をしていくというようなことをお約束されたみたいな感じですか。
まだそれぞれが議論の俎上(そじょう)にありますので、知事さんにしても私にしても、こうしましょうということを申し上げられませんので、これからの議論の流れを見ていかなくてはいけませんねということです。
9つの候補地、今、市として選定しているというところなのですけれども、県の方にもその9つの候補地というのは提示されているのでしょうか。
いえ、具体的なところは申し上げておりません。
根本的な確認なのですけれども、音楽ホールについては、結果、県と市とは別々のものを造るというのはもう決まっていらっしゃるというか、考えは、そこは変わらないということでよろしかったでしょうか。
知事にも申し上げました。仙台市といたしましても、2,000人規模でホールを設けるということについて、もう既に動き出しているところでありまして、多分、県の音楽ホールよりも先行するであろうということはお話をさせていただいております。そういう意味では、違う施設ができるという認識です。
防災拠点の話もされていたようなのですが、そのあたりは、仙台市はどんな協力をされていくようなことを話したのでしょうか。
防災拠点があの場所に、宮城野原にできるということになりますと、そこでJR貨物の移転ということが必要になってくるわけでして、そのJR貨物の移転が岩切に決まって、そこで動いているわけです。そこに関連して、地域の住宅街あるいは道路等々含めて、いろいろ関係するところが出てくるということで、この点についても両方でお話はしているところです。
年頭所感の中で仙台市の人口減少のお話もあったのですけれども、人口減少と併せて、仙台都市圏の中では北部地域を中心に仙台市への転入が増えているというか、都心回帰と見られるような現象もここ1、2年で始まっているようです。仙台市という市域だけを見ると人口減少にはなるのですが、もうちょっと広めの仙台都市圏で見たときの人の動き、都心回帰になっていくのではないかという見方があるような移動の傾向があるかと思うのですが、こういう現象、動きを市長はどのように分析されていて、まちづくりの中でどういう視点をお持ちなのか、考えをお聞かせいただければと思うのですが。
今おっしゃられたところというのは、とても重要な視点だと思っています。仙台市という市域だけで考えるのか、周辺の地域というのは通勤や通学、買い物といったことも含めまして、一帯が仙台圏という言い方をすれば、それでお互いに密接な関係があるわけでして、この仙台圏での人口推移というのも見ていく必要があるのだろうなと思っています。
この人口の移動、推移というのは、長い目で見ていかなくてはいけないことだと思いますので、今回の転入の超過が必ずしもどうかとかということは言及は避けますけれども、やはり少し長い目で見ていく必要があるだろうと思っています。なので連携して、周辺の仙台圏の自治体とはこれまでもさまざまな会議体を持ってまいりましたけれども、これからもこの問題は重要な視点の一つであると思って、議論をしていかなくてはいけないと思います。
昨日も平成29年4月の中学生自死事案の件で第三者委員会があったのですけれども、あちらの方はまだ答申までのスケジュールも出ていないというか、なかなか丁寧にやっているという話はあるのですけれども、進み具合としてはかなり時間がかかっているという中で、これについて市長のほうでどのようにお考えなのか、改めて教えていただけないでしょうか。
すごく精力的にいろいろと調査に取り組んでいただいていると伺っております。月2回以上のペースでいろいろやられていると聞いているところであります。
残念ながら、一刻も早いほうがいいのかもしれませんけれども、一方では、やはり丁寧な調査というのも必要なのでしょうから、頑張っていただいているのだと思います。
間もなくご遺族を含めて、これまでの議論をお話しされるということもお聞きしましたけれども、よりよい結果を出していただくように望んでいる、願っているところであります。
間もなくご遺族を含めて議論すると、今お話しされましたけれども、遺族を含めて議論をするというのはどういう意味でしょうか。
ごめんなさい。ご遺族にご報告も含めてということですね。うまく言えなかった部分、許してください。
以前、2件目のいじめ事案に関しては、市長自身がご遺族の方と面会されて、お話をされて謝罪をされたということがございましたけれども、今回に関しては、市長自らがご遺族と会ってお話をするというようなことはどのタイミングで考えていらっしゃるのでしょうか。
いや、白紙ですね。今、教育委員会でその調査を進めていただいているわけです。第三者機関での調査の結果を待って、考えるべき時には考えたいと思います。
仙台市長 郡 和子
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