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更新日:2019年1月30日

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平成31年第1回定例会に提出する議案について(発表内容)

平成31年1月29日

 

平成31年第1回定例会に提出する議案につきまして、お知らせをさせていただきます。

招集日は、2月7日(木曜日)の予定です。

議案の件数ですけれども、現時点では条例案件が26件、人事案件が4件、その他案件が3件、補正予算が12件、当初予算が17件の合計62件であります。

 

はじめに、主な条例案件についてご説明を申し上げます。資料1(PDF:234KB)をご覧いただきたいと思います。

まず「1 仙台市市庁舎整備基金条例」でございます。今後本格化いたします本庁舎の建て替えなどに対応するために、新たに基金を設置するものであります。

次に「2 仙台市奨学金返還支援基金条例」です。これは、本市の産業を担う人材の確保と、その人材の本市への定着を目的といたしました「仙台市奨学金返還支援事業」に要する経費に充てるために、新たに基金を設置するものであります。

次に「3 各種使用料、手数料等の改定に関する条例」ですけれども、これは10月に予定されております消費税の8パーセントから10パーセントへの引き上げを考慮し、市民利用施設の使用料などを改定するものであります。

次に飛びまして「14 市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」でございます。これは、現在も行っております市長等の給料月額の減額を、平成31年度も継続する等のものです。

なお、「仙台市いじめの防止等に関する条例」については、昨年11月に発生いたしました本市小学校の児童の死亡事案を受けまして、条例案の最終的な調整を行っているところでありまして、準備が整い次第、提出をしたいと考えております。

 

続きまして、平成31年度当初予算案の概要について、ご説明をいたします。資料3-1(PDF:1,625KB)をご覧ください。

全体予算は、企業会計まで含めますと、1兆1,093億円になりまして、震災以降8年連続で1兆円を超える規模となっています。

新年度予算案につきましては、「躍動する杜の都 新たなステージへ」とテーマを定めまして、3つの柱となる取り組みに予算を重点的に配分いたします。

また、将来の税収増につながる地域経済の活性化、財源の確保も含めました公共施設の老朽化対策など、持続可能な財政基盤の確立に向けた取り組みを盛り込んだところです。

次に主な重点施策であります。1ページをご覧ください。

柱の一つ目「人が集い、成長し続けるまちづくり」です。

新たに策定いたします「経済成長戦略2023」に基づいて、成長意欲の高い企業を集中的に支援し、地域経済をけん引する「未来創造企業」を創出するとともに、次世代放射光施設の施設利用権付き加入金として資金拠出を行うなど、地域経済への波及効果を高めてまいります。

「交流人口ビジネス活性化戦略」の推進に向けては、旅行者の方々が仙台の魅力に触れることができる多彩な体験プログラムの創出に取り組むほか、国際会議に加えて、企業内会議や研修会等の誘致にも取り組んで、国内外からの誘客や消費につなげてまいります。また、東北のお酒と食に着目をいたしまして、観光コンテンツ化を図るなど、東北の多様な魅力を発信してまいります。

仙台の顔となる中心部のまちづくりとして、本庁舎建て替えや定禅寺通の活性化などに引き続き取り組むとともに、これらの取り組みを契機に、仮称ですけれども「都心再構築プロジェクト」をスタートさせたいと考えています。

二つ目の柱は「まちと地域を支える人づくり」です。

教育環境の充実に向けまして、新たに全ての市立中学校において学級生活等のアンケート調査を行うほか、スクールカウンセラーを増員するなど、さらなるいじめ防止対策を進めてまいります。また、中学3年生を対象に35人以下学級を拡充し、中学校の全学年で1学級を35人以下といたします。

切れ目のない子育て支援を進めるため、産婦健康診査や産後ケア事業、待機児童解消に向けた保育基盤の整備などに取り組みますとともに、ペアレントプログラムの活用などにより、発達に不安を抱える未就学児や保護者を支援するモデル事業を新たに始めます。

三つ目の柱「未来を守る、防災環境都市推進」であります。

防災環境都市づくりを推進するために、国土強靭化地域計画の策定に着手しますほか、ドローンを利用した津波避難広報の実証実験を開始し、避難広報体制の強化を図ります。また、仙台市中心部の震災メモリアル拠点の検討を進めてまいります。

引き続き被災者の生活再建支援などに取り組むとともに、蒲生北部地区の土地区画整理事業や防災集団移転跡地の利活用事業を着実に進め、東部沿岸部のにぎわいの創出に努めてまいります。

 

次に、平成30年度補正予算案についてでございます。資料2-1(PDF:239KB)に基づいてご説明を申し上げます。今回の補正ですけれども、全体で154億円の減額となっています。

主な補正項目ですが、国の補正予算に対応して、風しんの抗体検査や予防接種の実施などの予算を追加する等のものでございます。

 

仙台市長 郡 和子

 

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