令和元年11月12日

 

改正民法の施行によって、2022年（令和4年）4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられますけれども、仙台市ではこれまでどおり20歳の方を対象に式典を開催することといたします。

18歳は就職や進学を決定する大切な時期でございまして、こうした時期に成人式にご参加いただくことは皆さまの負担になりかねず、また20歳（はたち）という年齢は人生の重要な節目の一つであることに変わりはないことから、20歳の皆さんを対象に式典を継続することとしたものでございます。市立高校の生徒の皆さん、保護者の皆さまを対象に実施いたしましたアンケートにおきましても、同様の理由から従来どおり20歳を対象とした式典を開催してほしいとのご意見も多くいただいておりまして、こうした声も踏まえたところでございます。

式典の名称につきましては、他都市の状況も参考にしながら、20歳の節目にふさわしいものを今後検討してまいりたいと思います。

20歳を迎えられた方々に改めて大人の自覚を促すとともに、彼らに心からの喜びや励ましを伝えられる、そのような式典になるように、引き続き取り組んでまいりたいと存じます。

 

仙台市長　郡　和子