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更新日:2021年1月29日

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発表項目以外の質疑応答(令和3年1月28日)

令和3年1月28日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

東日本大震災追悼式について

Q1

今年の東日本大震災の追悼式の件でお伺いします。去年は新型コロナウイルス感染症の影響で急きょ中止ということになりましたけれども、市での今年の開催の検討状況について教えてください。

A1

まだ詳細についてはこれからではございますけれども10年という大きな節目でもあります。ともに犠牲になられた方々を悼み、そしてまた復興への誓いというものを新たにし教訓を後世に伝えていく、このことに取り組むという思いを改めて確認したいという気持ちもございます。開催に向けて今準備を進めているところでして、いろいろ感染拡大防止対策は取った上で、きちっとこの10年目の追悼式典をやりたいという思いで準備を進めております。詳細が固まり次第お知らせをさせていただこうと思います。

 

Q2

会場について一部報道ございましたけれども会場を変更してという方向も今検討段階ということですか。

A2

いや会場については新田東総合運動場、宮城野体育館ですか、あちらで予定はしておるところです。

 

Q3

この震災10年の追悼式典なのですけれども、これは今後の感染状況とかも鑑みながら進めていくという認識でよろしいのでしょうか。

A3

この間感染の状況もありますけれども、予防対策を構築するということもある程度確立をしてきているわけです。そういう中であれば十分にできるというふうに考えているところでございます。また状況が激変するということがあれば考えなくちゃいけないケースも出てくるやもしれませんが、今のところはしっかりと感染予防対策を取った上でできるとこのように判断をしているところです。

 

Q4

追悼式のことで感染対策を取られるというところで、会場は同じではあるのですが、従来使っていらっしゃる部屋よりも広い部屋を使用したりですとかあるいは参列の際に間隔を空けるなど検討されている感染対策があればお伺いできますでしょうか。

A4

これは今までやっていたところよりは広いところを予定していますが、今まだ検討の途中なものですから、詳細が決まれば改めて皆さま方にもお知らせをしていかなくちゃいけないと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q5

ワクチンの接種の状況なのですけれども、他の県ですけれども予行演習みたいなことを取り組んでいる市もあるかと思うのですが、仙台市としてはこういった実際の接種に向けて何かやろうとされていることがありましたら教えてください。

A5

私も昨日報道で川崎市の皆さんの状況を拝見いたしました。問診に随分時間がかかったですとかいろんな状況があったというふうにも報じられているところですけれども、こういうことに取り組まれているのだなと昨日思ったところではございます。

本市でも新型コロナウイルスワクチン接種推進室を立ち上げてもう既にできるところから動いているわけですけれども、なかなか国からの情報が限られていたり変化をしてきているところもありまして難しい点は随分あるのですけれども、しかしこれはやり遂げなくちゃいけないという思いで今取り組んでもらっています。予行演習になるようなものが必要なのかどうか、そういう議論になっているとはまだ聞いておりませんけれども、昨日のあの映像を見てそういうこともあるのだなというふうに思ったところです。

 

Q6

引き続きワクチンの話なのですけれども、川崎市で(ワクチンの接種訓練を)やられたと。確認ですが、今の段階では市独自で例えばそういう集団接種の訓練をされるということは考えられているのかいないのかというのをはっきりちょっと(教えてください)。

A6

いやどうですかね。私、そこまで確認をしておりませんので何とも答えられません。ただお医者さんたちも実際に予行演習でご協力をいただけるかどうか、ご自身の診察あるいはまた新型コロナウイルス感染症の対応で大変な中を改めてやるというふうな状況がつくれるのかどうか、これもまだ聞いておりませんので何とも申し上げられません。

 

Q7

今お医者さんの話が出ましたけれども、ワクチン接種に関しては(ワクチンを)打てる人を確保しないと何も始まらないという現状があると思うのですけれども、医師・看護師の確保に関しては今の段階どういう現状なのかという、分かる範囲で教えていただきたいのですが。

A7

そうですね。これは本当に大変な今までにない規模ですし、いろんな方面でご協力をいただかなくてはならないプロジェクトです。そういう意味で今、新型コロナウイルスワクチン接種推進室でいろいろと情報収集しながら設計図をつくっている段階だろうというふうに思います。私のところにはまだ詳細上がってきておりません。

 

Q8

改めてマイナンバー制度を使用して一元管理するという話も上がっていますが、この件に関して自治体の負担も非常に重くなるのではないかという話もありますけれども、その実効性に関しては市長はどのようにお考えですか。

A8

このマイナンバーのお話についても、この間私の知り得るというか感覚で(取材に)お答えしたわけですけれども、その後もいろいろとまたお話が揺れ動いているようでございまして、どういうような方向で国がお示しになられるかまだ分からない中でちょっとお答えするのは難しいと思います。しかし市民の皆さま方が混乱をすることのないようにこちらとしてはしっかり対応する準備だけは整えていくということです。

 

Q9

時短営業の要請が全市に広がったわけですけれども、協力金の申請の受け付けは今は国分町周辺に関して受け付けている状況ですが、2月になれば全市での申請の受け付けが始まると思うのですが、窓口というのはどういうふうになるのか今のところお考えとかあれば教えてください。

A9

これも今までと同じなのですけれども規模がすごく大きくなりますから、これまた大変になるのですが、しっかりと対応する準備を整えていると思います。

(産業政策部長)

今市長からお話がありましたとおり、(エリアが)広くなるということによってわれわれとしてもその辺の体制を考えなければならないというふうには思っておりますけれども、今時点ではまだ検討中ということでございます。どこの場所にどういった体制でやるのか、やるのがいいのかというのはちょっとよくよく今検討しているところでございますけれども、基本感染症防止対策のために郵送で受け付けというそういったベースは変わらず、ただ相談、申請、支援というところに対してどのような形でやるかというところでございますので、その辺決まりましたらまた改めてきちんと皆さまにお知らせしていきたいと思っております。

 

Q10

区で今ある窓口を開設するとかそういう考えはあるのですか。

A10

(産業政策部長)

例えば各区というふうな形にまでなってしまいますとそこに対応できる体制というところでかなりなところになりますので、なかなかそこまでのところは対応しきれないのかなと思いますけれども、昨年4月、5月に休業要請など行ったときに協力金、支援金を支給して、その際にも窓口を設けながら対応してまいりました。そういったこともベースに考えながら検討しているところでございます。

 

Q11

今週に入って少しこれまでに比べると感染者数の発表が落ち着いてきたかなという印象を持っているのですけれども、この状況をどう見ていらっしゃるのかというところと、これが営業時間短縮要請を出したことによる効果と考えているのかどうかというところ、あとその時短要請の延長の判断に与える影響についてどのようにお考えか教えてください。

A11

おっしゃられるように(新型コロナウイルス感染症の)陽性の患者の数が仙台市域、少なくなってきているなというのは感じているところです。しかしもう少し長くいろいろ見ていかないと収まってきているなと、時短の効果が上がったというふうに言えるわけでもないと思います。いましばらく(様子を)見なくちゃいけないということで、仙台市域全域に(エリアを)拡大をしながらご協力をいただいているわけです。そしてまた仙台市域から外に漏れ出すようなことがないようにということで、今回国分町エリアから仙台市全域に広がったわけですけれども、この広げた結果が仙台市域外にどういうような状況になっているか等々も全体的に見ていかなくちゃいけないのだろうというふうに思っております。

 

 

音楽ホールについて

Q12

音楽ホールの整備の基本構想について、当初は今年度中の構想のお話もあったかと思うのですが、現在市長が考えられている構想の進捗(しんちょく)取りまとめのお考えをお聞かせ願えますでしょうか。

A12

音楽ホールについて議会でもいろいろなご意見もいただきました。また経済界の皆さま方等々からもいろいろなご意見を寄せていただいているところでございます。当初は今年度中にというふうに申し上げてきているところでございますけれども、仙台にとっては大変重要な施設という、この考えに変わりはありません。しかしながら新型コロナウイルスの状況もございますし、さまざまなことを考えながら少し判断がずれ込んでいるのは事実でございます。今般のこのコロナ禍の財政状況、経済状況、厳しい中ではあっても、いずれ市民会館の老朽化の問題等々もございますし、施設として重要な意味を持っているということを鑑みても早めに結論は出さなくちゃいけないとは考えているところです。

 

Q13

市長も非常に苦渋のお考え伝わってくるのですけれども、今年度中ということはいったんペンディングというようなことになりますでしょうか。

A13

いろいろなことを見ながら判断をしていかざるを得ないというふうに思っております。今ここで必ずというふうなことを申し上げるまでに至っていないのは残念なのですけれども、いろいろやはり状況を見ていかなくちゃいけないのだろうというふうに思っています。

 

Q14

今年度中の基本構想着手や建設地の決定というのはちょっと遅れるというご判断かと思うのですけれども、音楽ホールを巡っては今までも結構なかなか難航してきた経緯もあって、今回のずれ込みというのがどの程度のものなのか明言するのはなかなか難しい状況なのだと思うのですが、例えば来年度中には建設地を決定するとか基本構想に着手するとか、要するに今回のペンディングというのはどの程度のものなのか、市長の口から言えることがあったら(お聞かせください)。

A14

私自身は、音楽ホールというのは楽都仙台のそれこそ象徴する大切な施設で仙台に根付いている音楽文化をさらに発展させるためにもとても重要な施設だというふうに思っておりまして、この間も音楽堂から始まったこの構想がいろいろな意味でずっとなかなか結実していない中で、私自身も何とかこれは整えていくべき施設であるという強い思いを持っております。今般立地場所あるいは基本構想に着手するということについて、今の段階で明言ができないのは大変口惜しくもありますけれども、今のこの新型コロナウイルス感染症の状況もしっかりと見据えた上でいろいろ考えていかなくちゃいけないのじゃないかというふうに思っているところです。

 

Q15

つまり今回の判断先送りが単なる延期なのかそれとも凍結という名の極めて後ろ向きな意味合いの強いものなのか、そういうのが判断つきかねる部分もちょっと残されていると思うのですけれども、その辺について(教えてください)。

A15

いやいや、そういうことではありません。それこそ未来に向けた投資をしていかねばならないと来年度に向けての話もいたしましたけれども、そういう中では仙台の未来にとっても欠くべからざる施設であるというこの思いは確たるものでございます。そういう意味で、少し状況を見ながらという、そういうことです。一切凍結ということでは全くないということを申し上げます。

 

 

ヨドバシ仙台第1ビル建設計画について

Q16

先日ヨドバシホールディングスが仙台駅東口に新しい第一ビルの開発計画を発表しまして、仙台のまちづくりにも貢献していきたいというお話ですとか都心再構築プロジェクトのメニューなんかも使えるものは考えていくというようなお話をされていまして、受け止めと期待感をお願いします。

A16

このコロナ禍でありましたけれども大変うれしいニュースと感じたところです。2年前に都心再構築プロジェクトということを掲げまして、昨年9月に都市再生緊急整備地域を今回(建設)計画として出していただいた仙台駅の東口周辺まで拡大をしてまいりました。ぜひ都心部への投資を促進してにぎわいの創出を図りたいと思っていたわけです。そういう中でこのコロナ禍ではありますけれどもヨドバシ様がこういった形で計画を発表していただきました。大変ありがたいと思っておりましてぜひ仙台駅東口において進められるこのビルの建設と、それからあの辺りにはまちづくり協議会が既にありまして、いろいろな動きをしていただいていますけれどもその皆さんたちと連携して、さらに東口エリアの発展につながるということを期待しています。

 

Q17

仙台市としてどういったノウハウだとか支援というものが考えられるか、今のところのお考えをお聞かせください。

A17

建設についてさまざまな優遇措置等々もございますものですからこれから担当といろいろと協議して進められるものというふうに認識をしております。

(都心まちづくり課長)

まだビルの詳細についての協議は続行というところで完了してございませんので、これから仙台市の方でできる支援についてもヨドバシ側と協議を続けてまいりたいというふうに思います。

 

 

仙台市長 郡 和子