令和3年第3回臨時会・第4回定例会に提出する議案について（発表内容）

令和3年11月16日

令和3年第3回臨時会および第4回定例会に提出する予定の議案についてお知らせをいたします。

はじめに令和3年第3回臨時会でございますが、招集日は11月25日（木曜日）の予定でございます。議案の件数は、現時点で条例案件3件です。資料1（PDF：82KB）をご覧ください。まず「1特別職の職員の給与、旅費、費用弁償の額並びにその支給方法に関する条例の一部を改正する条例」および「2市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」でございます。これは国および他の地方公共団体の特別職の職員や本市職員の給与の改定措置等を考慮いたしまして、市長、副市長、常勤の監査委員等の期末手当の支給割合を引き下げるものでございます。そして次に「3職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」ですが、これは人事委員会勧告等を考慮いたしまして職員の期末手当の支給割合を引き下げるものでございます。

続きまして、令和3年第4回定例会に提出をする議案についてご説明いたします。招集日は12月2日（木曜日）の予定でございます。議案の件数ですが、現時点では条例案件が8件、その他案件が13件、補正予算案が2件の合計23件でございます。

はじめに、主な条例案件等についてご説明を申し上げます。資料2（PDF：207KB）をご覧ください。「7仙台市自転車等駐車場の附置及び建設奨励に関する条例の一部を改正する条例」です。これは、近年の駐輪場の利用実態を踏まえまして商業地域などにおける建築物への駐輪場の設置に係る算定基準を緩和する等のものでございます。都心における土地・建物の有効活用が図られ、都心再構築の一助となることを期待しております。

続きまして、補正予算案でございます。概要をまとめました資料3-1（PDF：142KB）をご覧ください。今回の補正では新型コロナウイルス感染症対応として、ワクチン接種費、米の概算金の下落等の影響を受けている生産者への支援金、公共交通の運行継続を支援するための奨励金の支給に要する経費を中心に計上いたしたところです。一般会計において、41億6千万円を増額する一方、1千2百万円を減額することによりまして41億4千8百万円の増額補正を行うこととしております。一般会計の主な補正項目をご説明いたします。健康福祉費では、本年9月に国から3回目のワクチン接種の必要性が示されたことを受けまして、令和3年度中の追加接種に必要となる経費を追加しております。経済費では、感染症の影響により令和3年産米の概算金が下落したこと等を受け、生産者に対し経営継続に向けた支援金の支給に要する経費を計上しております。土木費では、感染症の影響を受けている公共交通事業者に対し、運行継続を支援するために奨励金の支給に要する経費を計上いたしております。最後に企業会計でございますが、ガス事業会計において、原料価格の高騰等に伴いましてたな卸資産購入限度額の補正措置を講じております。

仙台市長　郡　和子