政治資金問題について

Q1

自由民主党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で現職の国会議員が逮捕されるに至りましたけれども、改めての受け止めをお願いいたします。

A1

派閥のパーティーによる裏金というふうなことのようです。政治資金規正法にのっとってしっかりと計上して正しく使われるということになるべきであったところが、そうなっていなかったということのようです。非常に大きな政治不信につながることで本当に残念な気持ちです。

 

Q2

市長としてはこの政治資金規正法について、現状の制度について、何か問題点なり課題点というのは何かお感じのところというのはあるのでしょうか。

A2

政治活動については一定程度のお金がやはり必要なものだというふうにも思います。そういう意味では、日々活動を続けていく中でパーティーを開くというのもこれはしっかりと法に規定をされた上で行うべきものでして、正しく行うということが求められているのだろうというふうに思います。ただ、今こういうふうな状況ですと、いろいろな活動の報告などをするに当たっても政治家の皆さんたち、私も実際パーティーというのを年に一度開催をして活動報告なども兼ねさせていただいていたところですけれども、やはりちゅうちょせざるを得ないなという状況になっているのは本当に遺憾なことだというふうに思います。法にのっとって正しく処理をしていくということなのだろうと思いますが、しかし私はあれだけ集金できるシステムというのを持っていませんので、どのように動いてああいうふうな形なのか。やっぱり大きな派閥というのはそういうものなのかなというふうに改めて思ったりもいたしました。与党の中では派閥についてどういうふうに考えるのかも含めていろいろな議論がなされているのだと思いますけれども、一刻も早く国民の皆さま方の政治不信を払拭できるようにご説明もしていただきたいというふうに思います。

 

Q3

市長の方からも触れられましたけれども、ご自身の政治資金パーティーの開催についての方針といいますか、現時点での予定とか自粛というか、そういうお考えというのはあるのでしょうか。

A3

私自身は公正公明にやってまいりましたので、何ら皆さま方にいろいろなことを指摘されるものではないというふうに思っているところですけれども、せっかく多くの方々に活動の状況等々報告できる機会ですので、これは私自身はとてもいい機会だというふうに捉えてもいるところです。そういう意味でいいますと、多くの皆さんたちもそれぞれいろいろな苦労を重ねながらやってこられているのだというふうにも思いまして、ただこういうような状況ですから、いましばらく状況を見ていかなければいけないなというふうに思っています。今の段階では何ら計画を実行しようというところ、いつにしようというところまで至っていません。

 

仙台市長　郡　和子