令和6年2月6日

来月3月14日、せんだい都心再構築プロジェクトの第1号案件である「アーバンネット仙台中央ビル」にスタートアップのワンストップ支援拠点「仙台スタートアップスタジオ」を開設いたします。

本市では、地域経済の持続的な成長に向けた取り組みとして、スタートアップを経済成長のエンジンと位置付けて、仙台・東北から世界を変えるスタートアップを生み出すことを目指し、スタートアップの成長支援や次世代の人材育成を進めています。

この仙台スタートアップスタジオは、革新的なビジネスモデルで事業の急成長を目指すスタートアップに特化した拠点として、大学の研究成果の事業化や経営人材の確保、大型の資金調達など、事業の立ち上げや成長の過程で生じるあらゆる課題に対してワンストップで支援を行ってまいります。また市内の経営者や、首都圏で活躍する東北にゆかりのある経営者、また投資家の方等に支援者としてお力添えをいただき、知見を生かした専門的なアドバイスを受けることができます。そしてさまざまなイベントを通じ、支援者との交流促進を図るなど、挑戦を後押しする環境を整えました。

スタジオの開設に当たりまして、世界的に活躍する仙台市出身のクリエイティブディレクター、ケン・タカハシさんにロゴマークを制作いただきました。Sendai Startup Studioの頭文字の「S」が浮かび上がるデザインでして、フレッシュな気持ちで事業をスタートしてほしいという願いが込められています。皆さんがチャレンジする拠点にふさわしい、そんなデザインだと思っています。

先日、国際卓越研究大学の認定第1号候補である東北大学と連携強化の共同会見を行ったところです。この拠点開設を弾みとして、東北大学をはじめ、産学官金の連携をさらに深めて、「スタートアップするなら仙台・東北で」を合言葉にしていただき、起業家の輩出やスタートアップの成長支援をより一層強化してまいりたいと考えています。

 

 

仙台市長　郡　和子