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更新日:2025年8月4日

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3期目の市長就任にあたって(発表内容)

令和7年8月4日

 

昨日の市長選挙、3期目の、市民の皆さまからの厚い信任をいただきまして、今後4年間市政のかじ取り役を担わせていただくことになりました。

投票率は36.83%でございました。期日前投票所の大幅な増設などもございまして、投票率向上に向けた取り組みなども行いました。前回の市長選挙を7.74%上回る結果となりました。20万人を超える市民の皆さま方から託された思い、その重責に改めて身の引き締まる思いでいるところでございます。

私、市長就任以来、「まちの中心はひと」との思いのもと市政運営を進めてまいりましたけれども、この間、こども・子育ての施策、それからまた生きづらさを抱えた方々への支援、そして地域経済の活性化、ダイバーシティの推進、防災環境都市づくりをはじめとする国際的なプレゼンス向上など、さまざまな取り組みによって「笑顔咲く杜の都」の実現に向けた歩みを着実に進め、このまちの可能性を広げてきたと思っております。

3期目にあたりまして、私が掲げましたスローガンは「笑顔あふれ世界から選ばれるまち・仙台」でございます。市民の皆さま方が日々、暮らしの中で笑顔になれる。そんなまちを創り上げてまいりますとともに、またその魅力を国内外に発信して、世界から選ばれる都市としての存在感を高めてまいりたい。この8年間で築き上げた成果をさらに前進させて、次のステージへと力強く押し上げていく強い決意を持って、これからの4年間、力を尽くしてまいります。

市民の皆さま方の笑顔は、安心して暮らせる環境、それから地域社会での支えあい、誰もが自分らしく生き生きと活躍できる場があってこそだというふうに思っています。市民の皆さまが何をお求めになっていらっしゃるのか、どのような困難を抱えていらっしゃるのか、丁寧に見つめる。そのためには、現場に足を運び、生のお声に耳を傾けて、必要な施策につなげていく。これは私に課せられた重要な使命であると考えています。

こどもたちの学びと成長を支える施策を立ち止まることなく前に進めていく、子育てに安心を届ける支援策にも力を注いでいく。また、ひとが行き交い、賑わいを創出し、地域経済を活性化させる取り組み、防災環境都市としての国内外への発信などなど、これまでの取り組みを一層推進してまいりますとともに、さらなる施策の充実を図りながら、市民の皆さま方が「仙台に住んでよかった」と実感を持っていただき、笑顔あふれるまちを創ってまいります。

本市は東北唯一の政令指定都市でございます。本市の活力が、宮城、東北全体をけん引していくことにつながります。この役割もまた、しっかりと果たしてまいりたいと存じます。

市民の皆さま方、報道各社の皆さま方、どうぞよろしくお願いをいたします。

 

仙台市長 郡 和子