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更新日:2016年9月20日

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市政だより2016年5月号・市の計画を紹介します

仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略(人口ビジョン及び総合戦略)

平成28年3月、「仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。この計画について、政策企画課の職員に聞きました。

Q なぜ策定したの?

急激な人口減少や少子高齢化、東京への一極集中など、さまざまな課題に対応し、将来にわたり活力ある日本を維持していくため、国は平成26年12月に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定しました。これを受けて、本市における将来人口の分析を行い、本市の実情を考慮しながら「仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。

この戦略は、平成72年までの45年間の「人口ビジョン」と、平成31年度までの「総合戦略」の2本立てになっています。

Q 仙台市の人口にはどんな特徴があるの?

震災後、仙台市の人口は増えていますが、いずれは減少に転じる見通しです。

仙台市は「学都」と呼ばれているように、他都市と比較して若者の割合が高く、10歳代後半から20歳代前半の転入人口が多くなっています。ところが、20歳代後半になると転出人口が極端に多くなっており、就職等で市外に転出する傾向にあることがわかります。

グラフ:仙台市の人口の特徴

Q 今後どんな取り組みを進めていくの?

写真:政策企画課職員今後予想される人口減少の速度を抑える鍵は、この20歳代後半の転出超過をいかに減らせるかという点にかかっています。今後は起業支援や若者の地元就職を促進するさまざまな経済施策、子育て環境の整備などをさらに推進し、若い方にも選ばれる「すみよいまち・仙台」を作り上げていきたいです。

「ひと」と「しごと」を呼び込むまちを目指して

総合戦略では次の5つの基本目標を定めています。

  • (1)地域経済の中心である中小企業を活性化し、起業・創業を促進
  • (2)仙台の魅力を創造・発信し、国内・世界との交流人口を拡大
  • (3)仙台で学んだ若者が住み続け、東京圏からも人々が移り住む、新たな人の流れを創造
  • (4)子育てしやすい環境を高め、若い世代の結婚、出産、子育ての希望を実現
  • (5)地域特性に合わせ、若者から高齢者まで安心して快適に暮らせるまちづくりを推進

「仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、市役所1階市政情報センター、区役所総合案内、総合支所などのほか、市ホームページでもご覧いただけます

お問い合わせ

総務局広報課

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