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更新日:2016年9月20日
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東西線の卸町駅近くに、復興公営住宅が併設された地域の交流拠点施設が完成し、3月より入居が始まりました。商人が行き交う問屋街だった卸町は、今後どのように変化していくのでしょうか。
1・2階が卸町コミュニティプラザ。3階から9階は98世帯が入居する復興公営住宅
毎回多くの来場者でにぎわう恒例イベント「卸町ふれあい市」
氏家理事長
卸売業の企業や大規模な倉庫が立ち並ぶ卸町は、仙台の経済拠点としての役割を担ってきました。平成15年から建物用途の規制緩和が進み、居住可能な地域へと変わってきています。
「これまで卸町は、卸売業に関わる方が行き交う商業地域でしたが、現在は人が集まり、交流できるまちにしようと、さまざまな取り組みを行っています」と話すのは、協同組合仙台卸商センター理事長の氏家裕一さん。ケヤキ並木を中心とした景観づくりや、「せんだい演劇工房10-BOX(テンボックス)」といった文化施設の誕生など、住む人も訪れる人も楽しめるような魅力あるまちづくりを進めています。
3月に完成した「卸町コミュニティプラザ・卸町復興公営住宅」は、市と組合で整備した複合施設。1・2階は組合の事務所やテナント、交流スペースなどを備え、地域の交流拠点としての機能を持ちます。「上層階には復興公営住宅が併設され、小さな子ども連れの方や高齢の方が元気に出かけていく姿など、今までと違う光景が見られるようになりました」と、まちの変化を感じているという氏家さん。東西線の開業もあり、通りを歩く人の数が増えたといいます。
「春と秋には『卸町ふれあい市』などの大きなイベントも行っており、東西線は集客の起爆剤になると考えています」と期待を寄せています。「卸町で働く人たちは商売人なので、人と接することに慣れています。新たに卸町に住む方とともに、にぎわいのあるまちにしていきたいですね」と、まちづくりへの意欲を語ってくれました。
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