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更新日:2016年9月20日
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旧荒浜小学校視察 |
レセプションで秋保の田植踊を披露 |
5月20日・21日、太白区の秋保地区を会場に「G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議」が開催されました。会議には主要7カ国と国際機関から約400人が参加したほか、海外プレス約100人を含めた多くの取材があり、会議の模様を世界に発信しました。
会議では、世界経済の現状や今後の見通しについて話し合われ、G7各国が国際的な課税逃れ対策を主導することや、テロ資金対策のための情報交換を進める方針などが決められました。
また、会議の開催に合わせて、海外に向け震災からの復興状況や東北の魅力を紹介する関連イベントも行われました。
会議前日の19日、仙台国際センターでは参加者らを歓迎するレセプションが開かれ、地元の食材を生かした料理や地酒が振る舞われたほか、秋保の田植踊などの郷土芸能が披露されました。
20日には、各国の大臣らが津波被害を受けた東部沿岸地域を視察。震災当時荒浜小学校で被災した大学晃希さんの話や、災害に強い施設として再建された南蒲生浄化センターの説明を通して、震災からの復興と世界各地から寄せられた支援への感謝を伝えました。
「市民防災の日」の6月12日、「108万市民の総合力による防災の実現」をテーマに、市内各区の小学校などを会場として総合防災訓練を実施しました。
昨年9月の関東・東北豪雨を踏まえ、青葉区・宮城総合支所管内・若林区では、総合防災訓練としては初めて水害対応訓練を実施。青葉区の会場である八幡小学校では、町内会ごとに「地域の水害ハザードマップ」を作成したほか、土のうづくり体験なども行われました。
宮城野区・太白区・泉区では、長町―利府線断層帯を震源としたマグニチュード7・5の直下型地震を想定した訓練を行いました。このうち太白区では、地震発生を午後6時に設定し、夜間における災害対応力の向上を図りました。
また、訓練では各地域の特性に応じて地域団体などが作成した「地域版避難所運営マニュアル」に基づいた避難所の開設・運営や、備蓄物資の取り扱い訓練も実施。参加した住民などは真剣な表情で訓練に取り組み、改めて防災への意識を高めていました。
日常生活における市民の皆さん一人一人の節電行動が、電力消費量を抑え、安定した電力供給につながります。市では「伊達な節電所キャンペーン」を、平成29年3月11日まで実施します。
昨年同時期と比較して削減した電気使用量や、太陽光発電等による売電量を応募すると、抽選で景品を進呈します。参加方法など詳しくは、市役所本庁舎1階市民のへや、区役所総合案内などで配布するチラシ、またはホームページhttp://www.tamaki3.jp/(外部サイトへリンク)をご覧ください。
6月5日、沿岸部の集団移転跡地の利活用を考える「集団移転跡地利活用シンポジウム」がせんだい3・11メモリアル交流館で開催され、市民約60人が参加しました。
シンポジウムでは、東北大学大学院工学研究科准教授・姥浦(うばうら)道生氏が市民が主役になって活用方法を考えることの大切さなどについて講演したほか、沿岸地域を中心に活動する「3・11オモイデアーカイブ」代表・佐藤正美氏と「海辺の図書館」館長・庄子隆弘氏による公開討論会が行われました。
市では今後、市民の皆さんなどから寄せられたアイデアを踏まえ、集団移転跡地の具体的な利活用について検討を進めていきます。
震災以降高止まりしている市のごみ排出量を減らすため、各家庭でのごみ分別を呼び掛ける「WAKE UP!!仙台」キャンペーンが、6月1日から始まりました。
このキャンペーンでは、学生を中心としたプロジェクト「ワケアップ!キャンパス」による情報発信や、スマートフォン用ごみ分別アプリ「さんあ~る」の活用など、市民の分別意識を呼び起こすさまざまな取り組みを行います。
キャンペーンに先立ち、5月29日には市中心部でキックオフパレードを開催。ワケアップ!キャンパスのメンバーなどがアーケードを行進し、キャンペーンのPRを行いました。
ごみ分別都市を目指して、市民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
八木山動物公園に6月10日、クロサイの「ユキ」が新たに仲間入りしました。
ユキは、個体数が減少しているクロサイを繁殖させようと、広島市安佐(あさ)動物公園からやってきた4歳のメス。今後はオスのクロサイ「アース」との繁殖を目指します。
暑さを知恵で乗り切ろう! 5年前の震災の夏は、とにかく暑かったという記憶が染み付いています。市役所のボイラーが損壊し、7月初めから中旬にかけて、30度近い毎日を冷房無しで過ごしたことが強く印象に残っているからかもしれません。 電力需要がひっ迫する中、仙台市では「仙台市省エネ・節電運動2011」を開始。電力使用量15%削減を目標に、各家庭や事業所の皆さんに節電を呼び掛けました。当時伊達武将隊にいた「漆黒の政宗」は節電奉行に任命され、節電チェックのために企業を訪問するなど大活躍しました。 その後復興が進み、次第に震災前の生活に戻っていきましたが、「あの切実な経験を忘れてはいけない!」と立ち上がったのが、学生有志、事業者、NPO、行政など21団体が結集した「せんだいE-Action(アクション)2013実行委員会」。緑のカーテンの普及、打ち水、ライトダウン&(アンド)星空観望会、LED省エネセミナーなどの取り組みを進めてきましたが、ここでは「伊達な節電所」についてご紹介します。 電力が足りないから発電所を造るというのは一般的な考え方ですが、各自が節電すれば小さなゆとりができる。その一つ一つを合わせると大きな余剰電力になり、発電所を一つ建設するのと同じくらいの効果が得られるはず、というのがこの「節電所」の発想です。 初年度の平成25年度、節電で得られた電力は3万2,682kWhでした。平成26年度には事業所部門を創設。平成27年度からは太陽光による創エネも取り入れた結果、効果はなんと34万5,343kWh。1基で一般家庭300世帯分の電力量を賄えるといわれるメガソーラー3.8基分となったのです。まさに、ちりも積もれば・・・ですね。 この伊達な節電所キャンペーンが、今年も7月1日から始まります。「生活スタイルを朝型に」「圧力鍋で時短料理」「『エコワット(家電製品をつなぐとおおよその消費電力量が測定できる器具)』を使って子どもと一緒に実験する」など、楽しいアイデアの数々が寄せられています。今年の夏もぜひ、ご一緒に節電にチャレンジしましょう。 仙台市長 奥山 恵美子 |
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