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更新日:2017年4月28日

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市政だより2017年5月号・防災環境都市 仙台

学生防災士が担う地域の安全・安心「Team Bousaisi(チームぼうさいし)」

東日本大震災以降、市内では、さまざまな主体が防災・減災活動に取り組んでいます。学生防災士として活動している、東北福祉大学の学生を取材しました。

写真:災害時に起こりうるさまざまな状況を想定した防災訓練を実施

災害時に起こりうるさまざまな状況を想定した防災訓練を実施

写真:ラジオでの広報活動により、多くの人に防災意識を呼び掛けます

ラジオでの広報活動により、多くの人に防災意識を呼び掛けます

写真:吉成仁紀さん(左)と佐藤貴亮さん

吉成仁紀さん(左)と佐藤貴亮さん

東北福祉大学では、平成25年5月、防災士の資格を取得した学生を中心に防災活動を行う協議会「Team Bousaisi」を設立。平成26年3月には大学の防災士団体として全国で初めてNPO法人化し、積極的な社会貢献活動を展開しています。防災士とは、年齢・国籍・経験を問わず、防災・減災に関する一定の知識と技能を習得した人に与えられる民間資格。東北福祉大学では、学生・社会人を含め4,500人以上が資格を取得し、現在は約50人の学生防災士メンバーが活動に取り組んでいます。

「普段は小中学校や町内会などでの防災訓練や、避難所運営演習などの活動を行っています。また、ラジオやフェイスブックで活動内容や防災情報を発信しています」と話すのは、メンバーの吉成仁紀(にき)さん。昨年は「子どもに伝える防災」の一環として、南三陸町の子どもたちから話を聞き、震災を知らない世代へ伝えるために絵本を作成する新しい取り組みにも参加しました。同メンバーの佐藤貴亮(たかあき)さんは「福祉大に通う学生として、子どもや高齢者、障害者の目線で防災への対策を考えることができるのが『Team Bousaisi』の強みだと感じています」と話します。

「地域防災は、人と人とのつながりがあってこそ向上するもの。今後も地域の皆さんの声を活動に生かしながら、他県の大学や団体と連携した活動にも挑戦していきたいです」とお二人は肩を並べて張り切っていました。

問い合わせ防災環境都市推進室 電話214・8098、ファクス214・8497

知って役立つ!ワンポイント防災講座
手軽で便利!100円防災グッズ

写真:手軽で便利!100円防災グッズ

災害に備えて、防災用品を準備していますか? 防災グッズは100円ショップでも手軽にそろえることができます。例えば、レジャーシート。窓ガラスが散乱したときに床に敷いて利用できるほか、傘の代わりに雨よけとしても利用可能。寒いときは体に巻くなど防寒対策にも役立ちます。
市役所本庁舎1階り災証明書再発行窓口では、100円防災グッズを展示しています。

(問)減災推進課 電話214・3109、ファクス214・8096

ごみ減量・分別の豆知識
繰り返し使えるエコグッズを活用しよう

ロゴ:ワケアップ!仙台

写真:繰り返し使えるエコグッズを活用しよう

5月は行楽シーズン。お弁当や飲み物などを持って出掛けることも多くなる季節です。エコグッズを使い、ごみ減量につなげましょう。
お弁当のおかずを仕切るカップや食品用ラップは、洗って繰り返し使えるシリコン製のものが販売されています(写真参照)。また、ペットボトル飲料の代わりに、水筒やタンブラーを使うことも定番の「エコ」ですね。

(問)家庭ごみ減量課 電話214・8229、ファクス214・8277