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更新日:2024年8月9日
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細菌性の疾患が疑われるものについては、内臓やリンパ節を材料とした細菌の培養を行います。複数の臓器から同一の菌が検出された場合、敗血症と判定し全部廃棄となります。
1.敗血症が疑われる豚の心臓 | 2.敗血症が疑われる豚の枝肉 | 3.検体のスタンプ培養 |
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心臓の弁の部分に疣状の肉芽組織が形成されており、全身性の細菌感染を疑う所見です。 |
敗血症を疑う場合は枝肉及びリンパ節の所見を確認し、必要な検体を採材します。 |
採材した各種内臓及びリンパ節から菌を培養します。培地には主に血液寒天培地を使用します。 |
4.病原菌のコロニー | 5.菌同定用の市販キット |
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検体より分離された病原菌のコロニーです。コロニーの色、形、及び溶血反応等から複数の検体より検出された菌が同一であるか判断します。 |
菌の種類を詳しく調べるために、市販のキットを使用し、菌の同定を行います。 |
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