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更新日:2022年3月23日

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仙台市の浄化センター

南蒲生浄化センター

南蒲生浄化センターは昭和34年に建設工事に着手し、5年後の昭和39年に沈殿方式による簡易処理を開始しました。その後、昭和54年に活性汚泥法による処理方式に移行しました。また、下水処理後に発生する汚泥を処理するため、汚泥焼却施設を建設し、平成8年より1号炉、平成17年より2号炉、平成28年より3号炉の運転を開始しています。
平成23年3月11日、東日本大震災による地震と津波により、当浄化センターは壊滅的な被害を受けました。そこで新たに水処理施設を建設することとし、その間は暫定施設による下水処理を継続しました。東日本大震災から5年後の平成28年4月、本格的に新しい水処理施設の運転を開始しました。
新しい施設は、東日本大震災時の津波の高さまでかさ上げすることで防災機能を高め、太陽光及び小水力による発電施設を備えた、未来指向型の処理場として再生しました。

南蒲生浄化センター全景

南蒲生浄化センター全景

南蒲生浄化センター平面図

南蒲生浄化センター平面図

南蒲生浄化センターでの汚水処理の流れ

南蒲生浄化センターでの汚水処理の流れ

広瀬川浄化センター

広瀬川はアユ釣りができる清流として広く知られています。仙台市では広瀬川の環境を守るために、「広瀬川の清流を守る条例」により汚染された排水の広瀬川への放流を禁止しています。広瀬川浄化センターは市西部地区の急激な都市化の進展に対処するため、条例を守る性能を備えて平成5年に供用を開始しました。令和2年度には平均18,559立方メートル/日の汚水を処理しています。

本浄化センターは放流水質をBOD:3mg/l以下・SS:5mg/l以下に設定し高度処理を行っています。(2段式嫌気・好気活性汚泥法+砂ろ過法+オゾン消毒)

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広瀬川浄化センター管理棟

広瀬川浄化センター平面図

広瀬川浄化センター平面図

広瀬川浄化センターでの汚水処理の流れ
広瀬川浄化センターでの汚水処理の流れ

上谷刈浄化センター

宅地開発が進められた加茂・長命ヶ丘ニュータウン・虹の丘の団地の汚水を処理するため、地域し尿処理施設として昭和52年に供用を開始しました。その後、これらの3団地が公共下水道に編入され、新たに中山・泉ビレジ・住吉台の各団地の汚水を処理する地域下水道として仙台市が維持管理を行ってきました。その後平成15年に公共下水道として認可を取得し、令和2年度には11,074立方メートル/日の汚水を処理しています。

本浄化センターは七北田川の水質を守るため、放流水質をBOD:5mg/l以下・SS:5mg/l以下に設定し高度処理を行っています。(標準活性汚泥法+凝集沈殿+急速ろ過法+紫外線消毒)

上谷刈浄化センター平面図

上谷刈浄化センター平面図

上谷刈浄化センターでの汚水処理の流れ
上谷刈浄化センターでの汚水処理の流れ

秋保温泉浄化センター

観光地である秋保温泉地区を対象とした下水処理場で、昭和63年に供用を開始しました。オキシデーションディッチ法で処理を行い、処理水は名取川に放流しています。令和2年度には平均1,738立方メートル/日の汚水を処理しています。

写真1
秋保温泉浄化センター全景

秋保温泉浄化センター平面図
秋保温泉浄化センター平面図

秋保温泉浄化センターでの汚水処理の流れ
秋保温泉浄化センターでの汚水処理の流れ

定義浄化センター

定義如来を中心とする観光地を対象にした浄化センターで、平成10年に処理を開始しました。令和2年度には平均69立方メートル/日の汚水を処理しています。下流にある大倉ダムの水質保全を考慮して、放流水質をBOD:7mg/l以下・SS:7mg/l以下に設定し高度処理を行っています。(回分式活性汚泥法+好気性ろ床法+砂ろ過法+紫外線消毒)

写真1
定義浄化センター全景

定義浄化センター平面図
定義浄化センター平面図

定義浄化センター汚水処理の流れ
定義浄化センターでの汚水処理の流れ

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お問い合わせ

建設局下水道調整課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎5階

電話番号:022-214-8820