更新日:2021年3月24日
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《ダンボールで防災用品!!》
東日本大震災からもうすぐ7年。
あの震災を教訓にして、災害時に使う防災グッズも進化しているので、
今回は、その中からダンボール製の防災用品を紹介します。
まずは、ダンボール製簡易ベッドです。
災害時、避難所での生活の際、冷たい床に直接寝ることもなく、エコノミークラス症候群予防にもなると言われています。
また、プライバシーを守る間仕切りも付いています。
※地域の防災訓練などで、ダンボール製簡易ベッドを実際に組み立ててみたいという方は、仙台市減災推進課までご相談ください。
仙台市では、平成27年8月に東日本段ボール工業組合と「災害時における段ボール製品の調達に関する協定」を締結しており、災害時には、必要に応じてダンボールベッドのほか、シートや間仕切り、簡易トイレなどの調達について協力要請することとなっています。
H28年の熊本地震の時、避難所で使われた間仕切り
次はダンボール製簡易トイレです。
災害時には、避難所で仮設トイレが不足したり、自宅のトイレが壊れてしまったなどの場合に応急用として使うことができます。
使用する際は、大き目のビニール袋を中に入れ、1回ごとに処理する袋と凝固剤、および消臭剤の準備も必要です。非常用トイレセットとして備蓄しておくことをおすすめします。
徳島県の阿波高校の生徒が考案したダンボール製簡易トイレ
ちなみに、ダンボール製簡易トイレは、家にあるダンボール箱を使って、自分で作ることもできます。
今回は、私たちの身近なダンボールを活用した防災用品を紹介しました。
段ボールは、安価である程度の強度があるので、緊急用の防災用品として適した素材なのかもしれませんね。
ぜひ、皆さんもダンボールを活用した防災用品を考えてみてはいかがでしょうか。
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