更新日:2018年9月6日
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8月28日(火曜日)・29日(水曜日)の2日間、宮城消防署からの要請を受け、救急隊員・消防隊員を対象とした外国人対応訓練を実施しました。
近年の外国人住民数の増加に伴い、救急隊員・消防隊員が救急現場や火災現場で日本語が不自由な外国人の方々に対応する機会が増えています。
今回の研修では、仙台観光国際協会のスタッフから、本市における外国人住民数の概況や、日本語初級者にも通じやすい「やさしい日本語」について説明を行いました。
その後、本市にお住まいの外国人の方々に外国人役をお願いし、救急や火災の現場を想定したコミュニケーション訓練を実施しました。救急現場や火災現場では、症状の聞き取りや出火原因、逃げ遅れた方がいないかなど現場で聞き取らなければいけない情報がたくさんあります。
隊員は、やさしい日本語、英語が通じる場合の英会話フレーズ、身振り手振りや筆談など、様々な工夫をして聞き取りに挑戦し、日本語初級者でもわかりやすい表現は何なのか、どんなことに配慮すればよいのかなどを学びました。
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仙台市には、平成30年4月末現在で、12,233人の外国籍の住民が居住しています。(人口比率約1.1%)
仙台市では、(公財)仙台観光国際協会と連携し、国籍や民族等の異なる人々が互いの文化的差異を認め合いながら、平常時・災害時に関わらず地域社会の一員として共に安心して生活していくことができるよう、様々な取り組みを行っています。
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