インフルエンザ等の感染対策や適時・適切な救急車利用にご協力お願いします

　昨年11月の救急出場件数は5,123件でしたが、今年は前年比で約15％増の5,911件となり、11月の月間の出場件数として過去最多を記録し、発熱を伴う救急搬送も増加しています。また、救急搬送困難事案（「医療機関への受け入れ照会回数4回以上」かつ「現場滞在時間30分以上」の事案）も増加しており、年末年始にかけて救急搬送のさらなる逼迫が懸念されます。

　市民の皆さまには、適時・適切な救急車利用をお願いします。また、インフルエンザの感染が急拡大していることから、一人一人が「かからない」「うつさない」といった感染対策についてもご協力をお願いします。

1　救急搬送の状況

（1）今年の1月から10月までの1日当たりの救急出場件数の平均は181.9件でしたが、11月は197.0件と大幅に増加しています。

（2）救急搬送困難事案の週毎の平均件数も今年の1月から10月までは88.5件でしたが、11月は96.5件となり、件数の増加が顕著です。

（3）本市の救急出場件数は令和4年から令和6年にかけて3年連続で過去最多を更新していますが、令和7年も既に6万件を超えるなど、前年を上回り過去最多となることが確実視される状況です。

8月以降の救急出場件数・救急搬送困難事案の状況

（棒グラフ：1日当たりの救急出場件数の平均　折れ線グラフ：週当たりの搬送困難件数の平均）

2　医療機関受診の判断

（1）発熱などの症状がある場合は、早めにかかりつけ医等への相談・受診をお願いします。

（2）医療機関の受診に迷う場合や受診可能な医療機関を知りたい場合は、おとな救急電話相談（＃7119）、こども夜間安心コール（＃8000）などの利用をお願いします。

（3）緊急の場合は、ためらわずに救急車を呼びましょう。

3　インフルエンザの予防策

（1）正しい手洗いを心がけましょう

（2）咳エチケットを心がけましょう

（3）室内の換気や加湿を行いましょう