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更新日:2025年12月5日

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郡山遺跡の発掘調査成果を公開します

本市では、郡山遺跡の発掘調査を実施しており、令和7年度は官衙(かんが:役所)の出入口の役割を果たしていた南門部分の調査を実施しました。このたび、発掘調査現場とその調査成果をご覧いただける見学会を開催します。ぜひこの機会に、地下に眠っていた約1,300年前の歴史をご体感ください。

1 日時

12月13日(土曜日)13時30分~15時30分

2 場所

郡山遺跡調査現場北側(太白区郡山5丁目1付近)

3 主な発掘調査の成果

郡山遺跡の南門は、昭和60年度の調査で部分的に発見されていましたが、その大きさや構造については分かっていませんでした。今回、改めてその周辺を調査した結果、以前発見された門の柱跡に加えて、新たに5基の柱跡が発見されました。また、柱の一部は腐らず当時のまま残っており、その直径は50cmに及びます。

4 参加方法

事前申し込みは不要です。実施時間中は自由に見学ができます。また、随時文化財課職員が発掘調査の解説を行います。なお、臨時駐車場は台数に限りがありますので、ご来場の際はなるべく公共交通機関をご利用ください。※見学者多数の場合、入場を制限することがあります

郡山遺跡について

郡山遺跡は飛鳥~奈良時代の官衙(かんが:役所)の跡で、多賀城造営前に陸奥国を統治する役割を担っていた。官衙の外郭は1辺約428mの材木列によって区画されており、南側には門が設けられていた。昭和60年に行った分析により、門の材料にクリ材が使用されたことが分かっている。※遺跡の詳しい情報は下記関連リンクからご覧ください。

官衙イメージ図 
郡山遺跡のイメージ図

本年度調査の様子(官衙の外郭南門)
本年度調査の様子(官衙の外郭南門)

 

当時の柱材が残っている様子

当時の柱材が残っている様子

会場位置図
会場位置図


お問い合わせ

教育局文化財課

仙台市青葉区上杉1-5-12 上杉分庁舎10階

電話番号:022-214-8893

ファクス:022-214-8399